恋に至る病2020-06-06

斜線堂有紀という作家のメディア・ワークス文庫の一冊だ。
メディア・ワークス文庫をラノベというと抵抗がありそうだが、
ラノベに僕は入れている。
絵が大きなウェイトを占めない点では
ラノベとは一線を弾けるのだろうが、
その文体はラノベと大差ないじゃんと思っている。
それが悪いわけではない。サクサク読めていいと思いはする。
だけれど、やっぱりどこか合わないのだ。

もちろんすべてをひとまとめに論じるのは無茶苦茶だ。
三秋縋、佐野徹、松村涼哉といった面々は、
少し書き方が変われば、たちまち純文学を凌駕しよう。
斜線堂有紀もそれら一連の作家と同じだと思う。
読みごたえはあるのだ。それでいてさらっと読める。
悪いはずはない。
でもなんか惜しいと思っている。

この作品を読む動機は新聞の紹介で固まった。
2か月ほど前に書店で見たときから買うかどうか迷っていた。
新聞記事が購入を後押しした。

語り手である宮嶺。美しくて誰からも好かれる寄川景。
物語は二人が主軸になる。
宮嶺は転勤族の親の元に生まれ、
人間関係を作るのがとても苦手な男子である。
寄川景は、誰からも好かれいつも人の中心にいる美しい少女だ。
寄川のいる小学校に宮嶺が転校してきて物語が始まる。
自己紹介の時、助け舟を出されてから宮嶺は寄川に惹かれていく。
寄川はクラスの中心であり、クラスを動かす中心であった。
そしてあることがきっかけで寄川と宮嶺の距離が一挙に縮まる。

宮嶺が見る寄川は、すべてに優れた偶像であり、
非の打ちどころのない少女であり
彼女のすべてを肯定するようになる。

ある日から宮嶺に対するいじめが始まる。
始まりは消しゴムがなくなるという些細なものであった。
やがてエスカレートしていき宮嶺は孤立する。
その宮嶺に寄り添い助けると約束するのが寄川であり、
彼女が介在するでもなくあっけなく事態は収まる。
宮峰の孤立は解消されるのである。
その過程で宮嶺の思慕は極大値のいたる。
小さな疑惑を飲み込みながら。

そのまま中学校に進み、ますます華やかさを増す寄川、
多少友人ができるなどし、それなりの日々を送る宮嶺。
二人が接近するのは修学旅行中の自由行動時間。
久しぶりの二人だけの時間に宮峰は疑惑を尋ねる。
疑惑をあっさりと肯定する寄川。
知り得た事実を共有しながら二人だけの秘密になる。

同じ高校へと進み、同じ生徒会に属し、
行動を共にするようになり、やがて恋人関係になる。

ここから二人にさらなる秘密が共有されることとなる。
自殺サイトの運営に関するものであった。

それらすべてを肯定し続ける宮嶺、
しかし想像を超える寄川の実情、また一つ、そして一つ、
惑いが大きくなる。

寄川の行動に終止符をつけるため宮嶺が自発的行動をとった時、
突然の終結を迎える。
すべてのからくりを知った時宮峰は寄川を永遠のものにする。
美しく優しい寄川を守り、自分の知る真実の寄川を見捨てる。
寄川の行為をすべて引き受けて。

最後の3行が、消しゴムの存在が、
寄川の存在の美しさの本質を暴く。

「恋に至る病」とはよくぞ名付けたものだ。



それにしても寄川の造形は強烈だ。
宮嶺のありようは理解できるものの、
ここまで徹底するのは、現実には不可能だろう。
人を言葉などで巧みに誘導できる人がいるのは知っている。
自らの手を汚さず、他者を誘導し目標とする者をを破滅に追いやる。
それを罪悪感なしにしてのけたうえ、
さらにそのものを救い優越性を得る人がいる。
そういう実例も見た。
だが寄川程な人間には出会うことなく来た。
それは幸せなことだったのだろう。

作中の登場人物の誰一人として共感できないし、
いかに美少女にして優しいといっても
魅力が広がり、惹かれるということもない。
宮嶺もまた怪物である。
いや、寄川を超える異常者だと思える。

面白いのは間違いないが、人に薦める気にはならない。

難事件カフェ2020-06-04

戦力外捜査官シリーズが大当たりした似鳥鶏の作品。
個人的には私立高校シリーズが好きです。

2013年に「パティシエの秘密推理」として刊行されたものを
加筆したうえで改題たものと、
その後に書かれた3編をまとめたものが「難事件カフェ2」となる。
著者あとがきによれば、さらなる続編はないとのことだ。
この作品は戦力外捜査官より、さらに軽い。
この人はこういう路線で行くのか。
事件は結構ドロドロしたものがあるのに、
サクサク読めてしまう。

隠れ家的喫茶店プリエールの2代目オーナー惣司季と
元県警刑事にして美男の智という兄弟が、
さまざまな事件に挑む連作短編集となっている。
ミステリというより、洋菓子の作成過程が克明に描かれていて、
そのどれもが“食いてえ”と思わせる、
お料理小説として読んだほうが確かな気がする。

智は、非常に優秀だったようで、
警察を退官しプリエールでパティシエとして働いている。
作る洋菓子はおいしくてルックスもいいから
多くの女性客にモテモテでもある。
季も、智ほどではなくとも長身の美丈夫であり、
淹れる茶もコーヒーも一級品である。
店内は落ち着いた装飾であり時間がたつことを忘れさせる。
落ち着きある心地よさがあふれる店だ。
その存在に気が付く人たちにとって
ひそやかであっても人気店になっている。

智は、辞表を提出したものの、県警本部長に惜しまれ、
長期休暇扱いとされ慰留されている。
なんとか県警に復職させようと、説得役になっているのが直井楓巡査。
プリエールに入り浸り、智を説得し、季を脅している。
そんな直井巡査が、未解決の難事件に智の知恵を借りようと
経営に苦労する季に報奨金のえさをぶら下げ
智を事件に巻き込んでいく。

この3人のやり取りがなんとも弛緩した感じであり、
ユーモアをたたえている。
著者の他の作品に照らせば、
海月千波を鋭くし柳瀬さん要素を足し推理力を除いたのが直ちゃん、
変人でない伊神先輩が智、
かっこよくした葉山君が季といった役回り。

都合7つの事件がこの3人の連携によって解かれるが、
(実際には「2」では別の事件が背景で進行しており8件)
智の安楽椅子探偵ぶりは神の域にある。
【2】では智の退官理由が明らかにされており、
このシリーズが閉じられている。

直ちゃんの感じがとてもいい。だから薦められる。

決戦!新選組2020-06-03

決戦シリーズは、著名な戦闘に参加した、
さまざまな武将の視点で描く人気シリーズだ。
今が旬な作家たちの競作なので、
だれることなく読み進められる。

この「新撰組」は、決戦シリーズとは趣が異なる。
一つの事件をだまざまな視点から俯瞰するのではなく、
新選組結から五稜郭で土方が討ち死にするまでの間を
沖田、近藤、藤堂、長岡、斎藤それから土方の視点で描く。
(葉室麟、門井慶喜、小松江メル、土橋章宏。天野純希、木下昌輝)

鬼火での沖田の造形は、天真爛漫な悲運の美しき天才剣士でなく
幼少時の事件に心病むものとしてある。
試衛館の面々ではなく、芹沢鴨に見せられている沖田が新鮮。
そう、「鬼火」は沖田のフィルター越しの芹沢鴨の物語になっている。
ここでの鴨は惹かれ惚れられる造形を持つ。

「戦いを避ける」は近藤勇が描かれる。
池田屋事件のもやもやの真因を
近藤の出世主義・家意識に求めたあたりが納得。

「足りぬ月」は藤堂平助。
自分にないものを持つ山南、伊東に惹かれ、
新選組の裏側を知った男の滅びを描く。
悲しさや無力感に同心する。

「決死剣」は永倉新八。
新選組中最強ともいえる武人が
新選組に見せられ、そして絶望していくさまが描かれる。
新選組幹部で明治政府の中で生きた男はほとんどいない。

「死にぞこないの剣」は斎藤一。
新選組幹部から明治政府官僚になった男。
新選組に恩義を感じ、会津に感じ、
生き抜く男に意地を見る

「慈母のごとく」は土方歳三。
誰よりも戦い続けた生ける新選組。
土方を描けばここに行きつくしかないのだろうな。

六人が描く人物たちは、それぞれの作中で全く違った造形を持つ。
なのに一冊通して振り返ってみると、それぞれが関係しながら、
また別の人物像を浮かび上がらせる。

読み終えて見えるのは土方だけが新鮮組であり続け、
そして死んでいったという事実だろう。
名誉欲と野心をたぎらせた男たちの時代の血なまぐさいことよ。

VOXYの燃費2020-06-02

5-10キロくらいの買い物利用でトータル200キロほどかな。
これは市街地相当?
阪神高速、近畿道で6回トータル250キロ
高速とは名ばかりな道だから郊外路相当だろう。
祈りの滝まで6回、トータル400キロほど
これも郊外路相当だろう。
名阪で柘植まで200キロほど。
これは高速道路相当だろう。
総走行距離は1050キロちょい。
使用したガソリンが90リッターちょい。

ほとんどがECOモードで、アイドリングストップはオン、
エアコン使用は5月10日くらいからで走行距離の半分以上。
計器表示で11.8キロ/ℓ、満タン法で約11.7キロ/ℓ

カタログ値は
JC08が14.6キロ/ℓ、
WLTCが総合12.2キロ/ℓ、
市街地9.3キロ/ℓ、、郊外12.9キロ/ℓ、、高速13.6キロ/ℓ、
WLTC通りの燃費と仮定して使用燃料を想定すると85リットル前後。
カタログ値の94%程度となる。
アイドリングストップでの節約燃料は1.5リットルほどだった。
この数値の評価は、思っていたより伸びないなあ。である。

ヴェルファイアはJC08表示で11.2キロ/ℓ
全期間平均でだいたい10.2キロ/ℓだった。
アイドリングストップなどなかったし、
夏でも冬でもエアコンはつけっぱなし、
ちなみにECOモードもなかった。
JC08モードの達成率はヴェルファイアが約90%に対して
VOXYは約80%と、かなりの差がある。

走行条件に大きな違いがあるので単純比較するのは適切ではない。
乗り換えるまでは高速が200キロ、片道11キロの通勤
5キロ未満の買い物が週一度だった。
同じような条件下でどうなるか見ていきたい。

コロナがひと段落すればドッグラン遊びが再開できる。
そのころにまた記そう。

まこらはテレビを見る。2020-06-01

歴代の犬たちはテレビの中の動物たちに
そんなに反応しなかった。
「そらん」はちょっとだけ反応したことがあるけれど、
パネルに移るものが本物でないことにすぐに気づいて、
以後、テレビから犬の吠え声が聞こえようと気にしなかった。
「はいら」も似たようなものだ。

むしろシングルドッグのCDを再生した時に、
スピーカーをしきりに探り、吠え掛かったのが印象にある。
これはかけるたびに飛んできたので、
相当に気に入らなかったらしい。
「はいら」はこちらにも一度は反応したが、2度目からは気にしなかった。

そんなだから犬はテレビ画面の中は見えていない、
または見えにくいのだろうなと思っていた。

「まこら」は、それが馬であれ、ライオンであれ、、犬猫であれ、
画面に動物が登場すると立ち上がって、
吠えながら画面を食い入るように見つめる。
たとえ動物の音声がなくとも。
小さく映る動物が画面の中を右から左に移動するなら、
それに合わせて首を振る。そして吠える。
クローズアップされたら、迎撃態勢をとる。
鳥などが飛び立つような画面を見せたなら、身をかわすしぐさをする。
ほんとうにしっかり画面を見ている。

うちに来て2年がたつが、いまだにそれは変わらない。
馬鹿なのか。馬鹿なのね。学習しないのね。
鏡に映る自分には驚かない。
シングルドッグにも反応しない。
行動の違いが理解しにくい。なんだか不思議。

こんなの初めてだ。

ワクチン接種完了2020-06-01

新型コロナ緊急事態宣言のために、
狂犬病ワクチン接種が遅れていた。

行政による集団接種が中止になり、
個別に獣医に池との指示だったが
その獣医が受付を停止しているのだから仕方がない。
5月中旬に受付をするとのことで、15日に確認していってきた。

待合では待たないでくれとのことで
駐車場で車で待機して待つこと約一時間やっと接種完了。
支払いはしばらく待ってくれということなので
≪まこら≫を車に待機させ
待つこと一時間、それでも清算できず。
定額なんだから早く処理できそうなものだが、
律儀に診察の順番通りに処理している。
結構日差しが強いから車内の温度も上昇する
そんなに長く待機させるのは問題あるよな。
午後に支払いに来るからと伝え、いったんつれ帰る。
待合で待たさないほど感染に留意しているのだから、
ほかにいろいろやり方がありそうに思うのだけれどなあ。
まあ、仕方ない。

2週開けて混合ワクチン接種にもいく。
今度も接種まで1時間ほど待たなければならなかった。
接種終了後は、一時間ほど後に来院し清算する旨を伝え、
すぐに連れ帰った。

例年のスケジュールとは40日ほど遅れたが無事終了。

こんなふうにずらしていいのなら、
狂犬病の抗体は、もともと一年以上持つのだから、
(おまけに世界的にはめずらしい清浄国)
間遠にしてもよさそなものだ。
安全性は高いといっても、
やはり接種はそれなりの負担を体に与えるのだから。

まあ、、ちょっとぼやいてしまったが、
もちろんワクチン接種は必要だと理解している。
獣医には獣医の都合もあるだろう。

せっかくワクチンは完了したのに、
件をまたぐ移動制限があるため
遊びにつれていくのは、もう少し先になる。残念。

VOXY走行フィール2020-06-01

慣らし運転の間に気づいた点がいくつかある。

視界
死角をなるべく作らないのが昨今の車なので
ノーズは見えない。サイドミラーが思ったより後方にあるので
前方に詰めるのには慣れが必要。
また思ったより前が長い。
狭い曲がり角などではフロントビューカメラがあればよいかも。
全体に低床化しているのでアイポイントも低め。
サイドウィンドウからの視界はヴェルファイアに比べて開けている。
開放感がある。
僕と犬が乗るだけなので装着しなかったのだけれど。
セカンドを寄せて二人座るなら
バックミラーで後方確認するとき見えないところが多くなる。
後方視界はバックインナーカメラを装着してもよかったかもしれない。
ヘッドライトはLEDになって明るく見やすくなった。
純正フォグをオプション装着したが白なのがちょっと不満。
霧での使用なら黄色のほうが絶対見やすいと思うのだ。
霧に白の光は乱反射のため手が付けれないほど光る。
雨の場合は白のほうがいいのかもしれないが。
できれば色目の切り替えが欲しいところ。
ちなみに寒冷地仕様にしたので
いくつかの冬季素養が付く。視界確保に有利。
またサイドミラーに雨滴防止加工を選択している。
そのため鏡像はノーマルより少し暗めである。
が、確認するのには問題はない。

ハンドリング。
素直なのだが、応答は少し遅く感じる。
アンダーは心持ち強いか。
カーブの入り口で適正に切ったつもりでも、
出口までに心持足す必要がある。
もどしはゆるりとしていくほうが思う軌跡通りになる。
現行セレナに乗ったことがないのでよくわからないが
以前乗っていたセレナに比べると
ハンドルの応答は遅れてくる。
レスポンスは日産車のほうが僕にはあっていると思う。
トヨタの味付けは鋭さより安定志向ということか。
カーブ時のロールはミニバンとしては合格点か。
アイポイントが低くなった分ヴェルファイアより見通しがいい。
タイヤが15吋サイズになったため、
踏ん張りには不安がある。
制限速度域なら気になることはない。

馬力。
152馬力ある。車重からすると十分だ。
トルクはややライバル車より低いが大差なさそう。
名阪国道天理~福住間での加減速もスムースにできるので合格点。
速度を明らかにすると怒られるので示さないが、
ヴェルファイア当時と同じ速度域でも問題なし。
回転数もほぼ同じ。
前がトラックなどで詰まって後の再加速も
他のセダン、ワゴン軽乗用車の加速に追随可能。
走り屋さんの加速にはついていけそうにはない。

乗り心地。
シートが固めなので長距離でも楽そう。
硬めというより安っぽいと感じなくもないが、
変にクッション性が良いよりはるかにいい。
室内の遮音性は高い。
10年乗ってシール類のへたったヴェルファイアと比べるのがおろか。
室内の静粛性もあり、音響はかなり満足できる。
タイヤ径などの問題もあるのだろうが道路の凹凸はかなり拾う。
ハンドルを突き上げるほどではないが、お尻を突かれる感じがある。
音はマイルドなものだ。
もう少し走れば全体がなじむことで緩和されるかも。
多人数乗車なら、もう少し感じ方が少なくなるか。

その他
さまざまな機構、VSCとか4WADとか、緊急ブレーキ、
クルーズコントロールなどの作動については
試していないのでわからない。
クリアランスソナーは現在ロングに設定中。
山道の行き止まりがあり転回した折、
後退時に山肌まで50センチほどまで近づいたとき
ブレーキがかかった。
それなりに衝突回避に役立ちそう。
設定を変えられるので、
一度ビニール人形などを使い、
それぞれの作動具合を試してみるつもり。
安物のナビ(TZナビ)を選択したからか、
後方カメラの画描に戸惑っている。
セレナもヴェルファイアも標準レンズ画角だったのに
VOXYでは広角系の画角がある。
見える範囲が広すぎて自車の予想軌跡が頭に入りにくい。
なれの問題なのだが、手間取っている。
オーディオは第5世代iPODに対応していない。
ために買い替えが必要になった。
Walkmanを接続しているが、使い勝手はいまいち。
第6世代iPODには対応しているとのことだが
第7世代の対応は不確か。困った。
買うのなら最新バージョンがいいと思うし、
第6世代には128GB以上モデルがない。
第5世代機をFMで飛ばすこともしてみたが、
いかんせん他機器との電波干渉が起きてしまう。

パソコンは耐久性低し。2020-05-31

PC8800mk2から始まったパソコンがある生活。
PC-9821Cb2、PC9801RAほか全6台のデスクトップと、
型番は忘れたがNECのLAVIE,富士通のWIN98機に
Gateway、東芝DYNABOOK 、NEC・NS100というノート。
これまで11台ものパソコンを購入している。

初めてパソコンを持ってから40年近くがたつ。
時間ばかり長いが、スキルは低いままだし、
ハード面でトラブルが出たら、対処ナシが実情だ。

主な利用はワープロとゲームであり、
ネットを利用しだしたのは25年ほど前、
デジタルカメラに移行した20年前から画像処理、
10年ほど前から表計算を少し、
5年ほど前から所有する音源のファイル化、くらいでしかない。

基本的にハイスペックなものは必要とは思っていないので
ここ20年は10万円を超えるものは買っていない。
具合が悪くなったら買い替えればよいという発想である。

にしても、3-5年に一台購入しているのは早すぎのように思う。

WINDOWS時代になってから、
なんといってもCPUの進化は早いし、
ストレージの巨大化は驚くばかりなのだ。

この前には、買って3年のDYNABOOKが不調になった。
立ち上げに時間がかかりだし、ついにはフリーズして動かない。
ネットを参照し、対処してごまかし、ごまかし動かしていたが、
ついにはリカバリーするしかなくなってしまった。
WINDOWSSを入れなおし、
すべての環境を再構築し、
なんとか元のように動き出した。
これであと2年は無事に動くだろうと思っていたのに、
何てこと1月ばかしでまた立ち上げに時間がかかりだした。
ついにはフリーズ状態になった。

こちらはネット閲覧やメールの送受信に使うわけでもない。
わずかに年賀状作成とたまに写真処理、
あとは音源化のみの利用だ。
悪意ある攻撃にさらされる機会はほとんどない。
なのにこの体たらく。

ハードディスクに問題があるとにらんでいるが定かではない。

修理に出そうかとも考えたが
買ってからちょうど3年たつ。
保証は切れている。
ハ-ドディスク不良だとしたら
技術料込みで2-3万はいりそう。

あきらめて新品を買うほうがよさそう。

短期間技術革新が起こりハード面が進化する。
それに伴いソフトは冗長になる。
対して高度なことをするわけでもないのに、
ごちゃごちゃ肥大化しまくった機械を購入しなければならない。
そういう不完全な家電品がパソコンの本質とはいえ、
こんなじゃスマホに主座を明け渡してしまうのも仕方ないよな。

音源化用にはACER・NITRO5を購入しました。12台目です。
ストレージがSSDなので立ち上げが速くて快適です。
価格は11万ほどと、少し予算御超過しました。

VOXYというクルマ2020-05-31

デザインや計器類の機能をどう見ているか書いてみる。
最も販売チャンネル統合がなり、
VOXY 4WDXはカタログから消えた。
VOXYでサイドリフトUP車も、もう作られないのだろう。
つまり僕の乗るVOXY 4WDX サイドリフトアップ車は
これからはない車種だということだ。
これからの選択はNOAHということのなろう。

外装デザイン。
悪くはない。が、後ろ周りの処理はセレナのほうが好みかな。
サイドビューはまとまっていて好みだ。
フロントはバンパー両サイドの処理が中途半端。
ZSのマスクもあまり好みでない。
いかつかったり、押出のある装いは苦手。
変にデザイン化せず、まあるく収めているほうがいいように思う。
最近の押出の強いデザインは好きになれない。
ドアエッジモールとサイドバイザー、ドアハンドルプロテクターを装着
ガラスコーティングも選択した。
選択色のブラキッシュアゲハガラスフレーク(だったか)は
基調が暗い青(ダークブルー)で
光線の加減で深緑、または黒っぽく見える。
こういう塗装が明るめの色で実現したら面白いのになあ。
見える色目では緑が買った色が一番好みだ。

内装
多くの人が言うように安っぽい。床を除き全部プラ。
人しか乗らないなら柔らかな素材が嬉しかろう。
ただ、なんといっても犬車、毛が飛びまくるから都合よい。
その意味からは、床がカーペットではない仕様があればよい。
犬飼いなら板貼り(防水処理)などあれば喜ぶのだ。
シフトノブがなんともチャラい。金属の丸棒に取っ手が付いただけ。
もう少し何とかしてもいいように思う。
収納は充実しているが、容量のないものもある。
多ければよいというものではないし、
アクセサリーは多種多様に存在するから、
主要なもの以外はゆざーの施行は反映できるような
大雑把なもののみでよいのだはないかと思う。
選んだのがサイドリフトUP車なので、
テーブルやシートバックポケットなどがない。
もっともシートカバーなどを装着するなら
割高な純正品でないと使えなくなりそう。
なければ無いで用品が見つかる。
センターコンソールがなかったのでオプション装着した。
ウォークスルーのためといえなくはないが
実際そんな使い方はしないような。
ならば標準で小物入れがあってもいいじゃないと思う。
2列目席に日よけが標準でついているのは
多人数乗車が多い人には便利だろうが
僕のような使い方では大きなお世話な気がする。
シートは堅め。やはりヴェルファイアと比べればしょぼい。
ヘッドレストに調整機構はないので、ちょっと不満。
サードシートのヘッドレストはさらにしょぼい。
室内色が黒のみは少し寂しい。
ベージュ系の選択肢があってもよいのに。
ブランドイメージが黒であるのは納得するが。
NOA/VOXYが統合される今後は、
もっとブランド別に個性化していくのだろう。
すでにVOXYはZSのみとなった。

シートアレンジ
サイドリフトアップにしたので、
助手席側はフルフラットにはできない。
助手席とサイドリフトUPシートはフラットになるが、
背もたれはかなり立ったままになる。
ちょこっと休憩するくらいなら使えるかなという程度。
サードシートとのフラット化は不可能。
サイドリフトUPシートのスライド量は一定あり、
着座しても窮屈さはない。
ただ大柄なものばかりなら膝周りは少し窮屈になるかも。
運転席側はノーマル車と同じなので
シートアレンジもカタログ通りになる。
フラットになるといっても座面と背もたれで段差が生じるので
そのままで仮眠するというわけにはいかない。
何らかの工夫をして凸凹を緩和させるのが必須。
日曜大工でベッドを作ってしまうのがいいかもしれない。
現在運転席側セカンドシートは
目いっぱい後方スライドさせフラットにしている。
「まこら」はそこを定位置にしたよう。
自分が仮眠するときは運転席を倒してフラットにすればよい。
段差は2段になるので、高反発シートなどを加工して
できるだけ平面を作るようしないと休めない。
市販品より自作がよさそうだ。
ノーマル車なら市販品が合いそうではある。
サードシートの跳ね上げはほんとに楽。
でももともとサードシートはなくていいからほとんど意味がない。
助手席側荷室、運転席側セカンドシート上にシート前床面、助手席と
「まこら」は居場所がいっぱいできたので好きなように行き来している。

メーター、インフォーメーションディスプレイは見やすい。
水温については警告灯表示のみとなる。水温計がないのが少し残念。
まあ、今時オーバーヒートなんて起こりそうにないし、
この手のミニバンで大きな負荷を与え続ける走りもしないだろう。
問題なし。
メーター内の警告灯は、装備が高度になるにつれ増えてしまい、
覚えるのが大変。
ざっと挙げるだけでも、主前照灯、ポジション等、ビーム位置、、フォグ、
バックフォグ、アイドリングストップ、油音、VSC,、電圧、半ドアetc.
総数20個を優に超える。
敗者までの間にこのうちいくつを見ることやら。
(全部を見る羽目になりたくない。半分は異常警告なのだから)
インフォーメーションディスプレイはノーマル車は白黒だが
クリアランスソナーを選択すればカラーになる。
カラーのほうが分かりやすい感じはする。
表示内容は好みで設定ができるので使い道はある。
瞬間燃費のバー表示と時間ごとの平均燃費表示画面に
リセット間平均車速・リセット間燃費、リセット間走行時間
リセット間アイドルストップ時間、節約燃料など
組み合わせて表示する画面4つあり、
自分の運転を知ることができる。
ただ表示面が多いため切り替えが面倒。
それぞれの表示値についてはかなり正確な印象がある。
とりあえず燃費だけを例とすると、
走行距離1058キロ、ディスプレイ上表示値118キロ
満タン法算出11.7キロとなる。

1000キロを超えて、慣らしが終了した。
これから本来の走りが始まる。
本来の、と書いたが、
もともとアクセルをべた踏しただり、
加減速を大きくするメリハリのある走りではなく、
できるだけブレーキを控え一定速を保つ、
どちらかというと燃費重視の走り方なのだ。
だから直線では前車に大きく引き離され、
カーブで追いつくという、なんとも困った運転になる。

現在は極めてゆっくりとしたアクセル操作で、
制限速度以内で走っているが
これからは以前と同じように、
発進時のアクセル開度を深くし、
その場の交通に合わせた速度で走ることになろう。
少し燃費が悪くなる可能性が高い。

午前零時のサンドリヨン/相沢紗呼2020-05-30

一年ぶりの感想になる。
この間も100冊以上は読んでいるのだが、
ほんま、ブログに飽きているのだろうなあ。
書けない。

アーカイブ化は、ほぼ4000枚までのなり、
犬遊びも充実しているが、
書けないのは、まあ飽きたのなら仕方なし。
気がむけば書いてみて、興が乗れば更新サイクルも短くできるかな。

さて、相沢紗呼だが、
「medium 霊媒探偵城塚翡翠」で注目されているのだそうだ。
そのためか旧作マツリカ・シリーズが山田の本屋で平積みされていて、
ラノベっぽいなあと思いながらも
なんとなく気になって購入、ちょいはまりして
「午前零時のサンドリヨン」「ロートケプシェンこっちにおいで」
シリーズにも手を出した。

こちらのシリーズは2010年と2011年に刊行され
創元推理文庫に収められている。
この後にマツリカシリーズが発表されている。
マツリカガ推定20才ノ美貌の女子高校生が探偵役、
こちらは高校一年生のマジックを愛する女子高生が探偵役となる。
助手役には、どちらも高校一年生男子が配され、
(どちらも過去に触れられたくないものを持つ)
探偵役に魅かれている設定になる。

どちらも学校の中で起きる小さな謎を中心に進む。
先行作品である「午前零時のサンドリヨン」が
須川君目線で書き進められていて、
一作ずつ独立した短編の連なりになっていた。

後発の「ロートケプシェンこっちにおいで」は
須川君目線が中心であるものの
短編と短編をつなぐブリッジが設けられ
一見。無関係な女子の独白が挟まれる。
最後に、それらが一体となり集約するという構図になっているので、
意外な展開につながっていておもしろい。

この二つの作品で描かれるのは基本、高校生だけであり、
執筆当時は20代後半だったらしい著者がためていたものが
それぞれの人物の上に現れているようだ。
男子に比べて女子の造形が際立っているので
あるいは著者は女性かと思ったが、男性だということだ。
男性の書き方はちょっと違うかなと思うが、
女子の描き方は、男子からは見えにくいところまで書き込まれている。
それが魅力になっている。


教室の中のサヴァイヴァル、
ちょっと軟弱な男子高生の恋心、
一人を恐れる女子高生の葛藤など、
同年代のものが読めば楽しめよう。

作中でキャラが際立っているのは八反丸芹華がダントツで、
主人公二人のキャラが控えめであるところが少し残念。

一面では明るかったり、活発だったりする少年時代の裏の側面、
孤独を恐れるこころ、みんなと一緒でなければとの観念
それらの悲しさのようなものが、
何十年も前になってしまったものにはまぶしく映る。