『ごお』を選んだ日2005-09-30

犬と一緒に暮らしたい。
そう考えたのなら、たいていの人はペットショップに行くだろう。
(一頭でも救いたいと考えている人なら、捨て犬の里親になることもある。)
で、僕もペットショップに頼んでいた。

子犬が来ました。
その電話を受け店に出向いたのは1月の中旬だったと思う。
フロアに置かれたサークルの中には、10頭くらいの子犬が居た。

このなかからお好きなのを選んでください。
店長に促されて、観察すること2時間あまり。
迷った末に選んだのが『ごお』だった。

子犬といってもいろんな個性がある。どの子もすばらしく可愛い。
そのなかから一頭だけ選ぶとなれば、
事前にどんな子犬を選ぶかイメージしておかなければ
2日でも3日でもかかる。もしかしたら1ヶ月かかっても決められない。

このとき僕は
骨格・肉付きがしっかりしていること。年寄りも居るからおとなしめなこと。
オスであること。好奇心は強く持続すること。
4つの点を念頭に選択した。

オスという条件から半分が消えた。
さらに、骨格・肉付きで1頭が候補から外れた。
他人を押しのけて真っ先にやってきて、僕に興味を示すものの
少し触られると去って行く子は、遊びでも気の強さを発揮していたから
候補から外れた。
もう一頭、あまり人に興味を示さず、兄弟との遊びでも積極的に加わろうとしない子も候補から外れた。
残る2頭はどちらがよいか決断が難しかった。
最後の決め手は、毛色だった。やや色が濃い子が候補として残った。

候補を絞り込みながら、真っ先に除外したメスの中にとっても気になる子がいた。オスの候補と比べて、すべてにおいて遜色がない。
そればかりかずっと目が合い続けるのだ。
そちらにしようかとの考えが浮かんだ。いっそ2頭? 

結局、当初の予定通りとなるのだが、
それは『ボス』の存在があったからだった。
選ぶ子犬は『ボス』の伴侶にすることが想定されていた。

こうして選び抜いたのが『ごお』なのだ。

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