ベットが奪われた2005-10-01

このベッドはダブルだよ
一緒に暮らすようになった『ごお』
どうしてもうまくトイレができない。
トイレシートに前足は入れておしっこするのだけれど、
後ろ足は完全に出ている。
当然シートではない部分におしっこしてしまうこととなる。
寝起きとご飯の後は庭に出すようにしていたから、
室内でしてはいけない。するならシートの上という自覚はあるのだけれど
どうしてもうまくできない。

そんなわけで玄関が当初『ごお』の寝所となった。
ところが3ヶ月をすぎたあたりから、
夜、玄関で寝ることを嫌がるようになり、
いつまでもくんくん鳴くようになった。

母がついに負けた。2階への階段に設けたゲートを空けてやったのである。
『ごお』はその日から2階に来るようになった。
もともと同じ部屋でいたいとひそかに思っていた僕である。
同じ部屋で寝るようになるのは自然な成り行き。
『ごお』はベッドの横で眠るようになったのである。

犬と一緒に寝ていた前科がある僕のこと、
ベッドに上がらせるようになるのは当然。
ましてや2月では湯たんぽのようで暖かい。
朝まで一緒なんてしょっちゅう。
毎日毎日『ごお』は大きくなる。
シングルベッドじゃ一人と一頭じゃ狭すぎる。
『ごお』は自分の体が安定するように体勢をとる。
どんどん僕の寝るスペースが小さくなり、
とうとうある日ベットから落とされてしまった。

犬の下僕の誕生の瞬間だった。

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