あれから1年2006-08-06

「ごお」との最後の八ヶ岳行きから1年が経った。
なんだか遠い昔のようでいて、つい昨日のことのようにも思う。
「ごお」が「ごお」でいることが難しくなった日。
水泳中の発作で沈んでいくのを助け出し、
水を吐かせたら、何とか生還してきたときには、
「ごお」との生活は、まだまだ続けられると思っていた。
まさか、その日から2月を経ずに逝くとは思っていなかった。

人にはいろんな記念日があってよい。
しかし、僕には「ごお」との特別な楽しい記念日はない。
あるのは8月6日と9月23日だけなのだ。
「ごお」が「ごお」でいるのが難しくなった日と、命日。
でも、そのほかの毎日は楽しい記念日だったんだ。
特別に楽しい日々なんてなくて、ほんとに毎日が楽しい日々だった。

ちょうど一年前の今頃は、多賀SAあたりまで戻ってきていた。
「ごお」の発作が続いては大変と、予定をすべてキャンセルして、
15時ごろから、興奮させないようにしながら帰阪していたのだ。
5日の0時ごろから出発して、6日の0時過ぎに大阪に戻った、
そんな苦い一日だった。

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