愛護団体。それぞれの温度。2007-09-14

いろいろな保護活動を行う団体がある。
僕が不審を持ち、ここからだけは引き取りたくはない思うアークエンジェルズもあれば、
もし、もう一度引き取るなら、ここからと思うハッピーラブズもある。
アークエンジェルズを不審に思う理由は、これまで縷々書いてきた。
ボランティアたちから訴訟を起こされたり、 不起訴となったといえど恐喝で訴えられたり、 言うことがころころ代わりすぎるとか、
問題がありすぎて、理由を書こうとしたら400行ほどいるだろう。
その大量の不審の理由のうちの最大のものが、
犬を譲り渡すときの姿勢の差だ。

アークエンジェルズの引き取り手募集記事は、次のように簡単なものだ。

2007.6.8レスキュー
名前:ミルフ・♂
犬種:ダックス&パピヨン?
年齢:100日

詳細(性格等)は後日UPさせて頂きます

アップしてからも記事が書き足すことなく放置しているかと思えば

2007.6.4レスキュー
名前:ティラ・去勢済
犬種:ヨークシャテリア・♂
推定年齢:6~7歳・現在の体重:2.2kg
飼い主に置き去りにされた子です。
衰弱していましたが、ご飯も良く食べ元気になっています。とても、大人しい子ですが、甘えてくる仕草はパピーの様です。無駄吠えは全くございません。
適正体重になり次第、去勢手術を実施し譲渡となります。

一見たくさん情報があるように見えても、内実のないデータ公開がある。
僕が次があるならと思うハッピーラブズなら

プロフィール 【名前】(伏せさせてもらいます。)
【犬種】ゴールデンレトリーバー
【性別】♀メス(未避妊)
【年齢】3歳前後
【体重】18.2kg→16.4kg(やや痩せぎみ)
【保護から経緯】長野のセンターより保護(2007.1.16)
【預かり場所】岐阜→愛知
健康状態・ケアについて
【避妊の有無】未避妊です
【ワクチン・狂犬病予防】
・5種混合ワクチン接種済み(2007.3.20)
・狂犬病:体調回復を待って接種予定
【フィラリア】弱陽性
 1月29日に1回目のイミトサイド注射を施行
 現在は毎月モキシデック投与
【血液検査】白血球数が191と基準値よりやや高め
 肝・腎機能 異常なし その他数値 異常なし
【便検査】異常なし
【ノミ・ダニ】なし
【耳】汚れやすいので、こまめな掃除が必要です
【口内】奥歯に少し歯石あり
【その他】
・お腹の調子が安定せず、軟便~下痢を繰り返しています。  現在は消化の良いフードを与えて様子を見ています。
・体が痒いようで、あちこち掻きむしっています。一部に傷がみられ、  膿皮症と診断されています。  胃腸の状態が良くなれば、皮膚も改善されることが期待されます。
・膀胱炎 子宮蓄膿症 糖尿についても診察していただきましたが  エコー検査・その他の検査でも異常所見はありませんでした
・GRにしてはかなり小柄な子です
・ワクチン接種・避妊手術につきましては、今後獣医師と相談の上決定
里親様へ
ゴールデンらしい、活発な明るい性格の女の子です。 完全室内飼いにてお願いします。  お散歩はかなり引っ張ります。 知らない人や犬に対しても、フレンドリーに対応できます。

こんなにも丁寧に情報が書かれているのである。

どちらが優れているのかといっているのではない。
犬を幸せにするということは、引き取った人も幸せでないけないという信念があるかないかだと思っているのだ。
ハッピーラブズの引き取り手募集の記載は、引き取り手にとって安心できる情報が満載されている。
この二つの団体の温度差は、愛護活動の理念の差だと思うのだ。

アークエンジェルズの活動実績を見たならば、驚くべき数字のトリックがある。
死亡していた犬さえれスキュー頭数に算入しているのだ。
もしかしてトライアルから戻ってきたり、引き取り手が放棄して戻ってきた犬も、実績として再計上してやいないかとの疑念も沸く。

確か、アークエンジェルズは飼主からは引き取らないとしていたと思う。
飼主としての責任を全うさせるため、助言などを行うとしていたのではないか。
2007年度に入ってからの実績は「某所から一頭」などとする記載が目立つ。
警察や処分施設からの引き取りはきっちり明記されている。
だとしたら『某所』とはどこなのだ。
かけない。個人情報だというなら、ブリーダーの放棄犬を引き取ったといわれたって仕方ない。

つくづく不透明な団体だと思う。

不透明な団体を追及するキャンペーンが行われている。
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「アーク・エンジェルズの進出反対期成同盟」を支持します