『はいら』君、登場2007-10-31

『そらん』の救助犬試験が、結果は玉砕となったため、
日曜日に『犬の牧場』に向かい、久々に走り回らせてきた。

昼過ぎに着き、牧場主の川股さんに挨拶して、
ジョンが亡くなった事を話すと、『もう一頭、飼う気はあるの?』と、聞かれた。
『そらん』が寂しそうにしているから、もう一頭考えていると伝えると、
『そらん』を遊ばせてきたら話があるということだった。
一通り牧場を走らせてから、再び川股さんに会いにいくと、
『生後8ヶ月くらいの犬なら分けてもいいよ。すぐに連れて帰ってくれてもいいよ。
よく来てくれているから、セミナーも来るたびに少しずつ受けたらいいから。
性格はいいし、体調も問題がないけど、どう?」と、
1頭の犬を紹介してくれた。
スタッフの人に引き出されてきた犬と『そらん』を会わせてみると、
なんとなくお互いに無視しあっている。
で、躊躇っていると、もう一頭別な犬を引き出して来てくれた。

今度は一人で2頭を連れて広場に移動して様子を見ていると、
今度の犬は、『そらん』について回っている。
『そらん』は無視しているかのように見えたけど、
よくよく見ると興味は示しているようだ。

で、その犬を連れて宿舎にて一晩過ごしてみることにした。

人懐こくて、犬同士の遊び方も知っている。
体を触っても、口に手を突っ込んでも、嫌がらないし、
体の筋肉もしっかりしている。歩き方も問題はない。
『そらん』が受け入れるか心配したが、
煩く付きまとわれても、気にしていない。これなら上手く付き合えそうだ。

散歩に行っても、必要以上に前に出ないし、
初めての散歩にしてアイコンタクトをとってくる。
「そらん」なんて、アイコンタクトなどしてくれたことないのにね。
これはよいこだと思い、『そらん』の友達にしてやりたくなったる
問題は、トイレのしつけといきなり連れ帰って問題にならないかということだけ。

明くる月曜日、川股さんに分けてくれといい、諸手続きをした。
レントゲンで股関節の状態を撮りに行き、説明を受け、
必要な支払いを済ませて、僕たちと暮らしてもらうことにした。

2007年3月8日生まれの7ヶ月過ぎで、色はクリーム。
『ごお』の晩年より少し薄いくらいの色になりそう。
体重は現在24.6キロ。顔は小さめ。手は大きい。
体高は『そらん』より少し低くて、毛質は固め。
体長は現時点で『そらん』より少し小さい。
最終的には体調・体高は『そらん』と同等かそれ以上、
体重は32キロ程度になるように思う。

今のところ、車に酔うので無理な旅行はできないけれど、
来週からドッグランデビューをさせる。
今のところ、左側を歩くことと、速度をあわさせることに成功している。
お座りは理解しかけ。他はまだしつけに入っていない。
この週末から本格的なしつけを開始し、
再来週辺りからは訓練士さんにも訓練を入れてもらうことも検討している。

今日は『そらん』と引っ張りっこで遊んでいた。
『そらん』はなんだか嬉しそうである。