『はいら』が来て3週間が過ぎた。2007-11-19

昨日で『はいら』と出会ってから3週間が過ぎた。
今日(明日)の午前1時になれば家に着いてから、丸3週間となる。

3週間も経つのに、いまだにお座りすら覚えていない。
なんとなくおやつをもらうにはお座りが必要ということはわかったようだが、
食事前の挨拶としての『座れ』を理解していなくて、
闇雲に『めし~、めし~。』と焦っている。
そのくせ食べるのはゆっくりなので、
『そらん』が自分の分を食べ終えると首を突っ込んでくることとなる。
それでもまったく怒らないあたり、多人数での食卓に慣れているというのか、
のんびりしているというのか、
まあ、食い物の争いに発展することはないので安心なのだが…。
先だっては、おやつにあげた馬アキレスを、
ゆっくり噛んでいたのはよいが、
嬉しそうに噛み切った部分をゆっくりしがんているまに、
『そらん』がすばやく横取りしてしまったのに気づかず、
口の中の断片を胃袋に納めてから、必死で残りを探していた。
犯人を漸く突き止め、前に立って返してくれと訴えても、
『そらん』は知らん振り、返してもらえずしょげた顔で僕を見ていた。

それに懲りて抱きかかえるようにして食べるかなと想っていたのだが、
そういう食べ方はできないようだ。
相変わらず『そらん』に横取りされてしまうことが多い。

牧場で会ったときは、あまり気にしていなかった『そらん』も、
ここに来て『はいら』とプロレスごっこをして遊ぶようになった。
ジョンとはプロレスごっこはできなかったから、
活動的な『そらん』にはジョンは物足りない相棒だったのかもしれない。
『はいら』が相棒となったことで、
『そらん』の遊び方は『ごお』との最初の一年に戻り、
豪快には走り回り飛び回り、とても満足げだ。

疲れたら寄り添って寝ている。
仲の良い2頭になる予感でいっぱい。

『そらん』と『はいら』にのしかかられ、
下僕ライフは『ごお』との日々に戻った。
毎朝、体の上でのプロレスで起こされる下僕は幸せいっぱいである。



別館に『はいら』が来たころを載せました。
http://blogs.yahoo.co.jp/kumanekonano/26384190.html