大宰府ブリーダー崩壊レスキュー 続2009-02-12

大宰府ブリーダー崩壊レスキューに関して、
『怒り心頭』と題して、『ずばり一言』が記事をアップした。

「太宰府市のワンたちは無事、2月10日未明、滋賀シェルターに到着しました。
現地では完全なケアが出来ない理由と獣医師の診断を受けての判断と指導で、搬送を決断しました。」

それぞれの文の主語があいまいなので、搬送することへの判断と指導が獣医師がしたのか、
アークエンジェルズがしたのかは判断できません。
ただ、全文に対しての主語という捉え方では、判断と指導は林氏が行ったと読み込むほうが自然です。

ところで、林氏は用語の使い方を誤用している。移送日が一日ずれてしまうというミスをしています。
未明とは、0時から日の出または6時ごろまでとされるが、
現在では、0時から3時ごろまでを未明としている。
したがって、林代表の言う2月10日未明は誤解される表記になる。
この表記だと2/9に続く時間になるので、2月10日のAM0時から3時と読めてしまいます。
正しくは2月11日未明とするか、2月10日深夜とするほうが正しい。
このまま放置しておけば高島シェルターへの搬入時にずれが生じてしまう。
また、活動日誌との整合性も崩れる。
最も活動日誌は、2/12付けで書いてしまっているという落ちがあるので、
大したことではないとも言える。

前段の指摘は重箱の隅のようなものなので、あまりたいしたものではないが、
後から見るものに疑問を感じさせないためにも訂正を望みたい。

それとは別にコメントで、最初に現場に登場した方の発信を紹介していただいた。
http://blogs.yahoo.co.jp/kyushu_rescue/10089490.html>>
JKC福岡県連の上村氏のブログだ。
アークエンジェルズの発信と微妙に異なる。
もしかしたら、最初の通報者とアークエンジェルズの関係や、
その後の推移から見て、上村氏は利用されたのか?
そういうような疑問を感じもする。
上村氏によれば、ひどい状況の犬がいる反面、そうでもない犬がいるとしている。
この発言は、いつか聞いた気がする。2006年9月にも聞いた気がする。

この日の『ずばり一言』は、林代表も興奮しているのかいささか過激で、
『動物虐待監視委員会』の定義を忘れた極論を展開している。

「これからペットを買おうとしている皆さん。
これでも、このような事情が判っても、ペットショップで子犬を、買いますか?」
「ペットを小売している業者の皆さん。
繁殖をしている業者の施設、実態を知っててペットを仕入れ、販売されていますか?
繁殖場に行かれて現地を見ていますか?」
なるほど。
で、作った『動物虐待監視委員会』は次のように書いているのか。
『1、純潔を守り無理な繁殖はしない。
2、子犬を販売する際は幼齢不妊手術の奨励。
3、社会性を身につけるまで母犬と暮らさせる。
4、母犬は年1回の出産、高齢出産は7歳を限度とする。5、不用犬は処分せず動物愛護団体に引取りを要請する。
6、狂犬病予防注射の励行。
7、畜犬登録の励行。
8、混合ワクチン接種の励行。
9、適切な価格帯を決め安売りをしない。』
それほど言うのなら、せめて、
ならばせめて『動物虐待監視委員会』の会員から繁殖業者は除外すればよいのに。
監視対象が会員じゃ手心加えることにならないか。


ほかにも、あちこちに面白い記載もある。(面白くは無いが、一部から彼らに向けられた指摘がある。)
「病気になっても医者も呼んでもらえず、怪我をしても大事がなければ放置される」
ふーん。
ちゃっかり高島シェルターに関して自分たちから条件として出した、
『10頭に一人の人員』が守れていない言い訳も盛り込みもする。
なんだかなあ。

今回のレスキューも不透明なものを感じてしまう。
こんな僕に誰がした。