国盗りカウンターブログパーツ2009-03-10

削友の会会員になってしまったのである。
いろんな削友からお便りを戴きました。
そのどなたのところかわからないけれど、
面白いブログパーツを見つけたので、
当ブログでも導入してみました。

アクセス先が県別で゜表示されるというものです.

なかなか面白いパーツです。設置はいたってかんたん。

試してみます?

誰のところで見たのか、よくわからないのですが、
感謝します。

九州でのAAが関与したレスキューに関する考察2009-03-10

アークエンジェルズが関わった「福岡ブリーダー崩壊レスキュー」
および「太宰府ブリーダー崩壊レスキュー」において、気になる点がある。

繁殖場経営者に対して費用請求していたということが出てきた。
このことに関して、いくつかの条件があれば、僕も請求するべきだと思っている。
条件については後述するが、何故そう考えているのかという考えを先に述べる。

繁殖場を経営しているということは、間違いなく事業主であるということである。
一般の事業主であれば、経営破たんさせた場合、最低限の生活を保障されるだけで財産を失う。
財産等は債権者に分配されていくものだと思っている。
その意味で、経営破たんさせてしまったという責任は、経営者たるもの可能な限り取るべきであろう。
自己破産などで法的に清算するか、負債を返すべく努力していくのは当然と思う。
そういう意味では、これまでの愛護活動は、繁殖場経営者に対して甘かったのではないだろうか。
林代表が行った費用請求というものは、ある意味では、どの団体もして然るべきことなのかもしれない。
ただし、そうするのであれば、避けられない条件が、
今のところ2点あると思っている。

まず一点目。
費用請求を行うと明示しておくことである。
もちろん、「費用負担を求めます。」と、先にあげておけば、
経営者が全頭処分して隠してしまうということがあるかもしれない。
だから表現をぼかしての発表でもよい。
たとえば、
「経営者との話し合いの結果、掛った費用については経営者としての責任を痛感し、
私たちに対して余裕が出来次第負担すると約束した。」
と、いうような報告の中での表現でよい。
福岡でも、太宰府でもそういうことはかかれていない。
それでは駄目なんだと思う。

そうするよりも本来なら、所有権放棄を許さないで、
まず告発し、動物愛護法に抵触することを確定させた上で、
行政代執行をさせるなどして、経営者としての資産も調べさせた上で責任を取らせるほうがより効果的かとも思う。
隠し財産などを許さない取り組みも必要ではないかと思う。

もう一点。
掛った費用請求を行うということであれば、
通常の事業清算という枠組みとして捉えているということなのだろう。
よいか悪いかは別にして、事業者にしてみれば犬は資産である。
優良血統の繁殖に適した犬であれば価値がある。
ブリーダー側にしてみれば、多額の費用を掛け、チャンピオンを取得させ価値を高めようとしている。
血統の良い高額な取引を望めば、現時点では多額の費用が掛るのだ。
レスキューに掛る費用を請求するというのなら、
経済活動の論理を働かせているということになる。
その意味では、ブリーダーの犬の資産価値を査定していくべきなのかとも思う。

レスキューの意味から考えれば、
経済の論理を導入するのはどうなのかという懸念がある。
林代表が、これまでも費用請求していたというのなら、
どういう観点で考えていたのかを知りたい気がする。
繁殖場の経営破たんに関して、廃業に伴う費用請求をするのなら、
このあたりを考えておく必要があると考えている。
僕には、これに対する回答が見出せない。
だから、ブリーダー開業にあたっては、
免許制と保証金制度が望ましいのではないかと考えている。

と、ここまで考えを述べた上で、今回の九州での費用請求について考えてみた。。

林代表が、個人的に書かせた念書を隠していたことについて、
好意的に受け取れば、発表してしまえば、今後ブリーダーは経営が左前になったら殺すと怖れたと考えることもできる。
だからこの点については、林代表がどのように説明するかを注視していた。

ところが3月1日付の「ずばり一言」では
「担当警察官は、通報が警察に入り、現地に入ったのだからきちんと捜査をし検察庁に報告します。その後は検察の判断になります。との事だった。もし、検察が告発しなければ団体が告発しますから、と伝えました。」
と、したうえで、
(訂正 上のカギカッコ内は太宰府のもの。したがって以下の文は単独になる。他のことを書こうとしていたのがごっちゃになってしまいました。)

「その後、廃業を条件に犬を不幸にしたことに反省することを約束し、告発を控えていたが反省の色もなく団体からの請求(畜犬登録費用、狂犬病予防注射費用、搬送費用等の請求)を無視し、他の者に団体の悪口をしたという情報が入った。しからば、懲りない面々として、このたび、告発を断行する事とした。」
と、述べているのである。

ここにおいて、林代表の真意が見えなくなってしまうのだ。

「団体からの請求を無視し」
とは、どういう状況のことなのだろうか。
(追記 2月17日付の「ずばり一言」では が抜けていました。)
「しかし、今まで請求をしたが、誰一人、支払った者はいません。犬を虐待飼育した人間が、団体が請求をしたくらいでは支払うはずもない。」
と、しているから、払わないことを容認してしまっているようにも読めるのだ。
容認しているのならば、誓約書を書かせたというだけで、
元経営者の良心に任せているだけだから、ばっくれられたらおしまいだ。
結局、逃げ得を許しているということになる。
元経営者にすれば、催促もされないのなら、放って置くように思う。

それでも、意趣返しで請求されていることを言いふらそうとすることも考えられる。
しかし、どうしようもなくなって助けてもらったと思っていて、
請求に対しても緩やかに促される程度なら、敢えて恥を曝すこともしないとも思う。
そういう意味で不思議なことになってしまっていると思う。.

福岡の元経営者は生活保護受給者とも漏れ聞く。
唯一の資産でもある犬の所有権を放棄していることから考えれば、
生活保護受給者中の車椅子生活の元経営者に厳しい請求をし続けているとは考えにくい。
一体どういうことなんだろう。

できれば福岡の元経営者の言い分が聞きたいものだ。