『ごお』の5回忌 ― 2009-09-23
早いもので『ごお』がいなくなった日から5年目を迎える。
コスモスの咲く季節に『ごお』は逝った。
スイカが大好きで、蕎麦湯が大好き。水を見れば我を忘れて飛び込む。
ボール投げが大好きで、でもボールも大好きで、
拾ってきたボールを投げて欲しいのに、離さない。
で、いくつもボールをもっていって投げたら、
二つまでは咥えられたけれど、3つ目が咥えられず、
二つ回収してから取りに戻っていたね。
散歩の途中でバレーボールやサッカーボールを見つけたら、
でかいボールを上手に咥えて、「もう散歩いいです。早く帰りましょ。」と、すたこら。
近所の小学生を唖然とさせもしたね
。
争いごとが苦手で、ガウって唸られたらすぐにキャンといって腹を見せる。
気弱で喧嘩ひとつできないけれど、雌犬に人気があったね。
聞き分けはとてもよい。晩年にはぼくの言葉すべてを理解していた。
『ごお』と一緒にいた日々って、安心と安寧があった。
『ごお』が逝ったあと来たジョンも2年前に亡くなった。
『ボス』ちゃんもついにそっちに行った。
相変わらず『そらん』はハチャメチャだけれど、
ちょっとは『ごお』の心境に近づいてきたかな。
相変わらず突拍子の無いことしまくっているけど。
新参者の『はいら』は『ごお』のようになれるかもって期待したけど、
師匠が『そらん』なのでまだまだだね。
いろんなとこに一緒に行ったねぇ。
神奈川、長野、岐阜、愛知、静岡、和歌山、三重、兵庫、新潟、福井、岐阜、奈良、京都、群馬、
他にも行ったかな。
ドックグランや川遊び、山登り。
『ごお』の場合、例えノーリードにしたって、
ぼくから10メートル離れたら『遠く』だったもんね。
見晴らしのいいところで、たまには自由にしてごらんと、
誰もいないのを確認してから放してあげたら、
嬉しくてピョンピョンして走り出しながら、
結局はぼくからはなれようとはしなかった。
呼び戻しだって完璧だったね。
『そらん』とは大違いだ。
今2頭の後継犬と一緒に暮らしているけれど、
二頭合わせたって『ごお』一頭分の喜びに届かない。
互いの距離もちょっと遠いかな。心の絆は『ごお』とが一番。
『ごお』との日々はハラハラもドキドキもなかった。
ただ時が緩やかに流れていたね。
毎年言っていることだけれど、もう一度一緒に暮らしたいよ。
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