命日2010-09-23

『ごお』の命日だ。
早いもので6回忌となる。

『ごお』は、ぼくの犬に寄せる思いを、
一身に、すべて詰め込んでいた。
忠実で優しく、活発で聞き分けが良く、
甘えたで辛抱強く、賢くてetc

家にやってきてから、病院で分かれたあの日まで、
闘病中の日々も含め、忘れられない記憶。

朝に死を知らせる電話を受けたときの絶望感。
迎えに行ったときの手に感じたぬくもり。
どう見ても寝ているとしか思えないのに、
呼んでも目が開かない。そのときの悲しみ。
だんだんと硬直していく間の寂しさ。

誰かに責任を被せたい。
でも、判断ミスしたのは自分だという自責の念。
悔やめども悔やめども、悔やみきれない思い。

楽しかった思い出も、そうした思いも、いまだに鮮明な記憶としてある。

ぼくが感じていたほどに、
『ごお』は幸せを感じていただろうか。
楽しかったと思ってくれていたらと願う。

『そらん』も『はいら』も可愛い犬だ。
ジョンも、8歳で迎えたとは思えないほど懐いてくれて、
『ごお』を彷彿とさせた。
泣き言を言うべきではないのかもしれない。
それでも…

『ごお』と一緒に暮らしたい。

命日くらいは、感傷に浸ってもいいよね。

これが愛護団体というものなのか。2010-09-23

以下の引用部分は、
すべて9月23日付のエンジェルズのブログ記述です。

活動日誌から

朝6時起床。
7時くらいから、事務所側のワン達の用事を済ませ、10時前に犬舎へ向かいます。
「いざ出陣!!」って感じです。
-朝6時に起きて、人としての身づくろい(着替えや朝食)を済ませてから、
事務所にいる林夫妻の犬と別置しているのであろう犬の世話を、
約3時間かけて行っているようです。
別置している犬には老犬ホームの犬が含まれているのでしょう。
こちらは収益事業のものだから、念入りにしてあげないといけません。

常駐ワンコ達の世話と、東大阪レスキューのワンコ達の世話の2班に分かれます。
(感染症は無いと思いますが、検診を受けるまでは、東大阪レスキューの子を触った手では、常駐ワンコには触れません。)
-2班に分かれているということですが、
基礎的な人員の記載がなく何人の配分かわかりません。
『ずばり』に5人なんていう数字が出ているので、
たぶんこの日もそれくらいの人数だったのでしょう。
そこから類推すると常駐組2名。東大阪に3名ですかね。
やっていけるのかなあ。

ズッラーーと並ぶ75個のケージ。
排泄物の処理と、食器の回収をし、消毒液を撒いて暫く置きます。
この作業は、保護犬をケージ内に留め置いたまま行われているようです。
文中の消毒液は、以前のままだとしたら塩素系漂泊剤です。
相当に薄めているのでない限り、結構いやな匂いがしますし、
あまりよろしくない空気状態になると思われます。

その後、消毒液を綺麗に洗い流し、タオルで拭いて敷物を入れ、水を入れて設置完了。
この工程に、約3時間。
いつの間にか保護犬はケージを替えられているのかな。
続く文でケージ洗いもしているので、
ケージ内から出されているはずです。
ケージから出している間は、どこにおいているのでしょうか。
隔離という表現をしているくらいですから、
別なケージに入れているのでしょう。
それなら、もう一度75個を洗わねばならないことになります。
まさかドッグランに放置してたいるはずはない。
隔離していることにはなりませんから。<
付議名作業工程です。br>
今日、私の担当は、ケージ洗い。
75個は、さすがに・・・手がしびれました(^_^;)
午前作業が終了したのが、3時で昼休憩に入ります。
床を消毒しなければならないくらいですから、
当然ケージの消毒も必要でしょう。
4段に積み上げているケージを効率的に消毒洗浄するには、
そのままで消毒洗浄するか、完全に解体するしかないですね。
そのままで消毒洗浄というのなら、
高価なアルコール系の洗浄剤を用いるほかありません。
それから吹き上げた折るも大量に要ります。
解体して洗うんだとしても大騒動です。
解体して洗うためには、全頭をどこかに収容しなければなりません。
そののち積み上げたケージを一個一個洗うのですが、
段積みにしているから、一つ洗って元に戻すという作業にはならない。
がばがばと全部並べてから、消毒液を電動噴霧器で散布したあとで、
ひとつずつ水で流して水滴を拭き上げる。
どれだけ大変な作業であるか、犬飼いなら容易に想像できるでしょう。
それからまた4段積みにケージを組みあげるのは途方もない労力です。
ちょっと自宅のハウスを洗うときを思い出してください。
塩素系消毒液が付着したままでは愛犬は入れないでしょう。
濡れたままでも入れませんよね。
1ケージ5分で作業ができると思いますか。
1ケージ5分の作業で5時間です。
ホースで水ぶっ掛けてケージを立てて、
自然に水切れを待つ程度でないと計算が合わないです。

「ずばり一言」

ANGELSの場合、まともにお世話をすると、清掃だけでも5人で朝の10時から休憩なしで5時間はかかる。
その後に餌や水を与えケアに入るが、作業が終了するのは陽が暮れるまでかかります。
この文章を読んで、ほんまに困りました。
普段から5人でお世話しているから書かれたのか、
たまたま23日だけの作業なのかわからなかったからです。
毎日まともにしようとしたら
5人かがりで5時間掛るという意味で読むと、
林氏は毎日はいい加減にしているのを自慢していることになります。
普段は常勤が1名と、林夫妻だけの日が多いから、
地元の報告では、毎日どちらかがお出かけになっているようです。
朝の10時から深夜まできりきり働いていなければ計算が合いません。
それで何とかケージだけ清潔だあね。
犬の運動なり躾をする余裕は全くなさそうです。
ましてや、75頭が加わったのですから、
これからは一日が48時間でもなければ、眠りすらできません。
ついでにエンジェルズの給餌は一日一回のようです。
活動日誌とあわせ読むと、
夕方に給餌して、翌朝食器の回収しているようです。
水は一日2回替えていると読めます。

雌雄の別なく一緒に入れている為、異犬種同士で交配してしまう。
今回も犬種が不明な子も多数いた。
いやいや、今回の保護犬リストが楽しみです。
積み込みを目撃した人も多数いますから
あまりに実体が離れた報告はできないでしょう。
犬種不明な犬は、
これまで多数という表現に見合うほどは見受けられませんでした。
多数というからには、最低でも2-3割の雑種犬がいるということです。
と、いうより血統書がない場合には、
これまでだって犬種不明としたほうが正しいと思います。

業界自身も組織的に自主規制ルールを作り改善を促す努力をしないと、今の繁殖業界は崩壊するしペット関連業界も衰退の方向にいくだろう。

ほんとほんと。保護団体界も自主規制ルール作ってくださいね。 自主規制ルールができたら、
真っ先に退会しそうな団体もありそうですね。
小売協会は自主規制を作っているけれど、
協会に加盟していない人が多いそうです。

保有する頭数分だけ獣医師からワクチン接種、フィラリア予防薬投与をさせ、獣医師会発行の健康カルテを行政へ提出する義務を課す。
これだけでも親犬の健康管理はできるはず。
全くその通り。保護団体に御子の規制が適応されれば完璧だ。
健康カルテがあれば、
保護犬を引き取った人にとってもいいことずくめです。
ただし協力獣医のものでは信用できません。
ブルセラ犬のときも、レントゲン写真のときでも、
なんか腑に落ちない診立てが多かったもの。
フェアリーの所見なんて、いまだに信じられません。

子犬を出荷する際にも義務付ける。生後30日~45日くらいで競りに出すのを60日くらいに変えるべきだし91日以上の登録義務を変更すべきだ。
あらら。競り市肯定してしまってよいの。
競り市そのものを反対していたのじゃなかったの。
競り市では零細繁殖業者が売り残りのダックスを8千円で売り、仕入れたペット小売業者は次の日に25万円で店頭に並んだという。
こんな上手い商売は他にない。
だからやめられないんだろうが、利益を追求するあまり、墓穴を掘ることになる。
そのうち、ブリーダーから仕入れができなくなる可能性もある。
言い回しがおかしいところは置いておき、
『ひろしまドッグぱーく』の会計のいい加減差が許されると知って、
次々似非保護団体が出てきています。
集めたお金の使い道に口出すのがおかしいと言う論理なら
こんなにおいしい話はありません。
だからやめられないんだろうが、
個人資産の形成を追及していると、墓穴を掘ることになる。
そのうち一般人から寄付金は集まらなくなる可能性もあります。
いくつかの団体は支援金が集まりにくくなったと嘆いていますよ。
あああ、それからブリーダー・レスキューのたびに思うのですが、
血統書はどうしていますか?
血統書がビジネスの種になることは知っているはず。
ちゃんと回収のうえ破棄しているのでしょうか。
そこが気になるところです。

関連業界もイベントや広告ばかりに経費を使うのではなく、一緒になって殺処分を減らすために官と民が協力をして動物福祉に力を入れる。
対峙するのではなくもっと話合いを持ち、前
向きに考えたいものだ。
行政と対峙ばかりしているのは、どこのどなたかな。
大阪市から出入り禁止喰らったのは指導無視が原因だし、
団体ポリシーで謳う処分場からの引き出し少ないしね。


これが自称実践的保護団体の姿なのです。
なんだかな~。