命日2010-09-23

『ごお』の命日だ。
早いもので6回忌となる。

『ごお』は、ぼくの犬に寄せる思いを、
一身に、すべて詰め込んでいた。
忠実で優しく、活発で聞き分けが良く、
甘えたで辛抱強く、賢くてetc

家にやってきてから、病院で分かれたあの日まで、
闘病中の日々も含め、忘れられない記憶。

朝に死を知らせる電話を受けたときの絶望感。
迎えに行ったときの手に感じたぬくもり。
どう見ても寝ているとしか思えないのに、
呼んでも目が開かない。そのときの悲しみ。
だんだんと硬直していく間の寂しさ。

誰かに責任を被せたい。
でも、判断ミスしたのは自分だという自責の念。
悔やめども悔やめども、悔やみきれない思い。

楽しかった思い出も、そうした思いも、いまだに鮮明な記憶としてある。

ぼくが感じていたほどに、
『ごお』は幸せを感じていただろうか。
楽しかったと思ってくれていたらと願う。

『そらん』も『はいら』も可愛い犬だ。
ジョンも、8歳で迎えたとは思えないほど懐いてくれて、
『ごお』を彷彿とさせた。
泣き言を言うべきではないのかもしれない。
それでも…

『ごお』と一緒に暮らしたい。

命日くらいは、感傷に浸ってもいいよね。

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