1月の走行距離2011-02-01

1月の走行距離は2514キロ。
犬たちの搭乗距離は約1800キロ。

技術の進歩というのはすごい。
1月の末には八ヶ岳に行ってきたが、
今度のスタッドレスはREVO2では滑り気味だった路面でも
しっかりとつかんでくれ安定した走りができる。
クルマが変わったこともあるのだろうが
以前との差はクルマの違いよりタイヤによるものが大きいのだろう。

ヴェルフイアも11500キロを超えてきた。
そろそろあたりのでくる時分だ。
広くて犬たちもご機嫌さんなので
セレナと比べたら面白みに欠けるという文句より
良い点に目を向けないとね。

不覚2011-02-04

2月2日の控訴審を傍聴に行こうと思っていたのに、
少しの寝坊と、いつもより長めとなった朝の散歩と、
ちょっとした事故渋滞のおかげで、
74号法廷の前に着いたのは10時20分ごろ。
すでに終わっていて原告たちの姿も見られませんでした。
せめてどんな進行だったか教えていただこうと、
連絡を取ろうと試みましたが、会議中ゆえか連絡つかず
已む無く高裁から撤収してきました。

昨年11月以降、僕はエンジェルズについて触れていません。
特に12月は一切のエンジェルズ情報を遮断して暮らしていました。
その間の気持ちの良かったことといったら…
エンジェルズの発信を見るたびに
ざわざわ、もやもやした気分になる。
それから一切のボランティアと称する活動に、
どこか後ろめたいものが隠されているのではないかと
猜疑心に取りつかれてみてしまう。
そういう、とてもネガティブな世界観から切り離されている心地よさは、ほんと手放しがたいものでした。

でも、原告団とエンジェルズの裁判の行方を見守ると決めたから、
正月明けからエンジェルズの発信を読み始めています。
やはり彼らの活動日誌、「ずばり一言」とも、
以前と同じように書かれていて、
一つ一つには正しく見えることが書かれはするが、
他の情報と比較、あるいは彼らの過去の発信と照らし合わせれば、
矛盾は随所にみられ、他社も自信のも含めて歪曲も随所で見られる。
こういう活動を放置していることは、
やはり法治国家として無責任なのではないかと思います。
善意を食い物にしていく活動は
善意を盾に言論圧殺を意図する自称善意の人々など、
存在を許してはいけないのだと思う。

傍聴し損ねた公判の様子は原告団のものを見ていただきたい。
「第5回 控訴審近づく」として投稿された記事の後に
この日の模様が記されている。
http://hdp-genkoku.net/bbs/yybbs.cgi

この日の要点は大きく二つ。

ひとつは
エンジェルズの出した領収書については証拠として認められない。
エンジェルズは領収書原本の提出ができるか裁判官より尋ねられ、
原本の提出をするのなら出さないといったこと。
原本があるのに原本を出さないという理由はなんだろう。
とにかく自らの主張を通す機会があるのに拒む理由が不可解。

もう一点は職権による和解案が出されること。
和解の意思を聞くのではなくて、
裁判所が和解案を提示するというのだから、
双方の主張に対して
高裁はすでにある種の判断をしているということだ。
和解案の内容いかんによっては、
事実上の原告勝訴までありうる。
少なくとも地裁判決の踏み込まなかったところに踏み込む点。
本来の目的が寄付金の返還という民事案件で、
高裁が和解案を提示するのだから、
原告の主張のいくらかは盛り込まれるということとなるのではないか。
エンジェルズ側の主張が全面的に正しいとは、
高裁判断がなされているのではないかと思っている。

和解案を受け、双方がどのように判断するかは
当事者判断にゆだねられる。
しかし、これまでの経過から見て、
エンジェルズが和解案を受け入れるとは到底思えないし、
原告団も裁判に訴えるに至った本当の理由から考えれば、
請求する寄付金の全額返還と、
訴訟費用の被告負担が示される
事実上の勝訴といってよい和解案の提示がなければ、
和解で終わらせるには抵抗があろう。

和解案の提示がなされる2月末が待たれる。

寄付金を巡り、さまざまに不祥事が起きている昨今、
法の不備を正させるような和解案につながることを期待する。