そろそろ…ビクビクものなんである。2011-03-11

「そらん」が間もなく8歳になる。

少し胃腸が弱いという以外には健康そのもので、
いまだに病気の一つもしたことがない。
子犬の時から並はずれたジャンプ力と
持久力抜群の体力とで、
数々の武勇伝(飼い主にとっては赤面)をものしている。

衰えなどみじんも感じさせない爆裂ぶりは健在なのだが
やはり顔は真っ白になってきたし、
体を触れば筋肉の量が減ってきたなと感じる。
考えてみたら老犬期の入り口に立っているのだと思い知らされる。

8歳を超えたころに「ごお」はがくんと体力が落ちた。
そして9歳になるころに発病、
その後1年を過ごすことなく他界。
「そらん」もなにが起きてもおかしくない年齢になってしまったのだ。

毎日の「そらん」との付き合いの中で、
体をべたべた障りまくる。
少し前までなら、何も考えず、てんてん、、ごろごろしてた。
でも今は手のひらを目にして異常がないか探るようになった。

つい先日は、注意してみているつもりでも
見落としていたできものがあると教えられた。
米粒ほどの小さな脂肪球。
大したものではないだろうと思ったものの、
やはり気になって仕方がない。
最初の兆候を過小に評価してしまう愚は避けたい。
さっそく医者に行く。
簡易検査では悪性の兆候はないという診断だった。
経過観察をしていき大きくなるようなら対処法を考えましょうとなった。

大きくなる様子もなく推移していたけれど、
3-4日観察を怠っていたら、できものは消えてしまっていた。
なんやったんやろかとは思うが、
とりあえず消えたことはめでたい。
変わらず元気いっぱいなことと合わせ、ほっとしている。

そろそろ大きく健康状態が変化する年齢に差し掛かってきたから、
ちょっとした変化にビクビクする日々が来たようだ。