戸建てに住む2015-10-10

長らくアパートを転々として暮らしていた。
1992年に家を新築する計画があり、
1993年から戸建住まいをすることになった。
そのころ使っていた道具は、
プレイヤーがCEC ST-930
CDプレイヤーがKENWOOD DP-8020
アンプがONKYO integra A-817
スピーカーがBOSE 501ZとDENON SC-101
デッキがNakamichi 681ZX
CORAL BL-3はSC-101と時々差し替えて鳴らす程度になっていた。

戸建に住み替えることになり、
最初に考え、実行に移したのがシステムの刷新だった。

まず最初に、憧れだった、JBLサウンドの入手。
候補としてはControl 12SR と4312を挙げた。
それをドライブさせるアンプもいるなとなった。
オーディオラックもしっかりしたものがいる。
予算としては30万が限界。
安ければ、安いほどありがたい。
4312Aは届かないかと悩んでいたら、4312Bが発売された。
定価が20万円弱と、価格も1割近く下がった。
Control 12SRはサウンドは迫力があるが、
SR用スピーカーということで、ややナローレンジなところと、
家庭用スピーカーとするには取り扱いが難しいだろう。
価格的にも折り合いがつきそうにないことから、見送った。
4312Aも、実売で18万で厳しかった。
だから4312Bが出たのは渡りに船だった。
アンプには、Marantz PM-80aを選択した。
雑誌か何かで、4312Bにあうアンプの一つとして挙げられていた。
ラックはWAKATSUKI AV330を選んだ。
家屋の竣工に合わせ、4312BとPM-80aを納入してもらい、
従来のスピーカーは501Zだけを残し、
BL-3とSC-101は同僚宅に引き取られていった。
買値はアンプとスピーカーにラックをあわせて26-7万円だった。
少し余裕があったので、
メーター1500円程度のスピーカーケーブルを使うことにした。

1994年4月には親と住居を交換した。

アパート暮らしの間は、泣く泣くLP本隊は実家で保管し、
LPは200枚程度をピックアップし、50枚単位で入れ替えていた。
CDも最後のころは500枚程度をアパートに置き、
主力は実家保管となっていた。
住居の交換で全ディスクをいつでも使える環境になったので、
1995年になって、38cmウーハーの音を手に入れたくなり、
思い切ってS-3100の購入を決めた。
スピーカーの格に合わせて、
アンプとCDプレイヤーをも買い足すことにした。
アンプはMcintosh MA-6800、CDプレイヤーはMERIDIAN 508。
このころにVPI HW-16.5も買っている。
これらの総額は約200万円だったと思う。

そうすると4312Bは浮いてしまう。
PM80aとセットで、デッキを置いて行ってくれた友人に譲渡。

この直後に耳が壊れるのだから、笑えてしまう話ではある。

さらに1995年の暮れ、交換した住居を取り壊し、
新築することになった。
その計画で、D-15程度の防音室を作ることにした。
防音ドア、2重サッシ、内張りボードも2重張り、
そのうえで防音シートを壁に張り巡らすようにした。
床補強も通常の倍ピッチで行い、
システム重量に耐えられるようにしつつ、
床鳴りを抑るよう、フローリング下にコルクマットを挟んだ。
6000枚収容のソフトラックも造り付けた。
これらの費用は、家屋本体価格を15%あげることになった。

完成後は、さらにスピーカーベース、大型ラックを買い足し、
また、配線類もすべて一新した。
以前のラックはサブシステム用にしつつ、
サブ・システム用にPM-16を購入し、
1997年、現行システムが完成した。

が、1996年以降のこれらは意地たけでしたような気がする。
S-3100を購入した2か月後、突発性難聴のため、
耳が壊れてしまっていたのだから。

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