デジタル化着手2015-12-04

家にあるレコードは約3000枚。

レコードを聴く儀式は楽しいひと時ではあるが、
めんどくさいと感じる時もある。
車の中でも聞けるようデジタル化はしたいなと、
今の車に乗り出してから強く感じてきた。

セレナにはMDを搭載したが、
ヴェルファイアにはiPodを選択したから、
従来の車で聴いてきた音源は使えなくなり、
CDからiPodに取り込んだものしか聞けなくて、
大好きなアルバムが聞けないでいた。

レコードで持っているのにCDも買うのもばかげている。

ヴェルファイアを購入してすぐにデジタル化に着手しようと、
波形編集ソフトも買い、さあやるぞといきこんだものの、
いざやろうとしたら、ベルトがダメになっていたことから、
延び延びになっていた。

DP1300mk2を買ったから、やっと始めたのである。

現在約30枚をデジタル音源化したところだ。

ハイレゾ録音するという道もあったが、
すべて所有のレコードだから、いい状態で聴きたいのであれば、
レコードで聴けばよいのだから、
ファイルを巨大化してしまうこともないだろう。
16bit、44.1kHzのWAVで十分だろう。
さらに車載用にはmp3に落とせばいいと考えた。

波形編集ソフトはSound it!を5年前に買っている。
使用していないXPマシンで始めることにした。

Sound it5.0は、かなり前のソフトだけれど、
実際に使用すると、必要な機能はすべて入っている。
ノイズリダクション、クリップ除去などができれば十分で、
ごちゃごちゃとエフェクトをかけたりはするつもりがないから、
必要な機能はそろっている。

ところが、現在8が発売されているくらいで、
5.0はメーカーのサポートが受けられない。
使うようにするのに手間がかかった。
されから、いろんな情報を確かめると、
XPマシンのサウンドカードから取り込むのはお勧めでないとのことだ。
で、RolandのDuo Capture mk2も買ってきた。
これは48kHzか44.1kHzをサンプリング周波数に選べるのみだが、
値段が1万円以下で安いところが魅力だ。
Sonarという音声編集ソフトも付属していた。
(インストールしたが、レコードのデジタル化で使うには、
機能がありすぎて使いにくい。)

さて、実際に作業に入ってみたところ、
結局のところ片面を一曲として取り扱うから、
あとでファイルを分割したり、ファイル名を変更したりと、
いろいろとやることがある。
スタンドアロンで作業すればよいやなんて思っていて、
あらかじめ、できるだけソフトをアンインストールするなど、
軽くしていたのに、リソース不足をすぐに起こしてしまう。
それからタグ情報を付加したりするには
ネット接続しているほうが曲名などの℃&Dが楽になる。
スタンド・アロン運用は、かなり快適性を欠くことになる。
さらにⅩPでは、ファイル格納用2TBハードディスクが認識できない。

そこで方針を変更し、Win8ノートを使用することにした。
Soud itは5.0がwIN8では動作保障されないため、
7.0を新たに求めることにした。

5.0で10枚ほど取り込んだ後、
7.0で作業を始め、約1か月で70枚ほどまで進めている。
かなりコンディションの悪い盤もあり、
クラップ音の除去なども、かなり拡大した波形から、
最小単位で修正していっているため、
一枚のアルバムデータを作るには、
平均すると再生時間にプラス20分ほどかかる。
そうすると一日平均2枚程度の処理が、
現状では目いっぱいということになる。
すべての作業を終えるには4年かかる計算になる。
気の遠くなる話だ。

Sound it!使用で気が付いたことは、機会があればまとめてみよう。

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