小さな骨壺で ― 2018-01-31
つい先ほど高槻動物霊園から帰ってきた。
骨上げを済ませて帰ってきた。
「ごお」や「ジョン」と同じ大きさの小さな骨壺に入っている。
斎場では「はいら」が何度も、何度も、そらんのところに行っている。
途方に暮れた顔でいる。たぶん僕も。
合掌を終え、いよいよ窯のふたをするとき、
はいらは一歩進んで困ったかおをする。
どうしてなのか、理解できないのだろう。
バーナーの着火音がして、再び合掌。
不思議そうな、困ったような表情で、足元で「はいら」はじっとしている。
もう、「そらん」はいないのだ。
家にいるときはたいてい「そらん」に寄りかかるようにしていた。
1月20日が過ぎて、いよいよ≪そらん≫が動けなくなると
引っ付いている時間が増え、
30日はずっと近くで寄り添い寝ていた。
息を引き取ってからも、何度も顔を覗き込み、
鼻面を押しても動かない「そらん」にどうしたのかと固まっていた。
その後も「そらん」の近くにいて、見つめてみたり、
横に寝てみたり、おなかの上に顎を乗せたり、
さすが飼い主より「そらん」ちゃんが好き好き。
明日からどうなるのか。
小さな骨壺を、同じ小さな「ごお」と「ジョン」の隣にそっと置く。
退職後は≪そらん≫とゆったり、まったり暮らそうと思っていたのにと、
途方に暮れる。
骨上げを済ませて帰ってきた。
「ごお」や「ジョン」と同じ大きさの小さな骨壺に入っている。
斎場では「はいら」が何度も、何度も、そらんのところに行っている。
途方に暮れた顔でいる。たぶん僕も。
合掌を終え、いよいよ窯のふたをするとき、
はいらは一歩進んで困ったかおをする。
どうしてなのか、理解できないのだろう。
バーナーの着火音がして、再び合掌。
不思議そうな、困ったような表情で、足元で「はいら」はじっとしている。
もう、「そらん」はいないのだ。
家にいるときはたいてい「そらん」に寄りかかるようにしていた。
1月20日が過ぎて、いよいよ≪そらん≫が動けなくなると
引っ付いている時間が増え、
30日はずっと近くで寄り添い寝ていた。
息を引き取ってからも、何度も顔を覗き込み、
鼻面を押しても動かない「そらん」にどうしたのかと固まっていた。
その後も「そらん」の近くにいて、見つめてみたり、
横に寝てみたり、おなかの上に顎を乗せたり、
さすが飼い主より「そらん」ちゃんが好き好き。
明日からどうなるのか。
小さな骨壺を、同じ小さな「ごお」と「ジョン」の隣にそっと置く。
退職後は≪そらん≫とゆったり、まったり暮らそうと思っていたのにと、
途方に暮れる。
コメント
_ chiechigu ― 2018-03-30 17:18
_ くまねこ ― 2018-07-13 17:29
chiechiguさん。
コメントをいただいていたのにレスしなくてごめんなさい。
「そらん」が逝ってから「はいら」も僕も落ち込んでいて
なかなか気力もわかなくて、またまた放置ブログにしてしまってました。
こんなことではいかん!
思い切って新しい犬を迎えることにしました。
今うちには「まこら」という11か月のゴールデンがいます。
7か月で来たのが3月28日。
ソっから「まこら」との格闘で、今度は余裕がなくなり、放置を継続していました。
ホワイトシェパードのことはよく知りませんが、
ゴールデンのような遺伝的にがんが多い犬種というのでなければ、
あんまり病気のことなど恐れず、
毎日の散歩や、ドッグランで遊んで、飼い主も一緒に楽しめばいいと思います。
愛犬がいなくなってしまうことは、本当に何度経験しても、
その都度哀しいし、後悔に取りつかれてしまうのだと思います。
でもね、そんな思いを超える想い出=楽しいが、
いっぱい詰まっているものです。
明日の別れを恐れすぎて、たのしいが減るのはもったいないことだと思います。
「まこら」もきたことだし、これからはできるだけ更新を頑張りたいと考えています。
また、よろしければつたないブログですが、ご覧ください。
コメントをいただいていたのにレスしなくてごめんなさい。
「そらん」が逝ってから「はいら」も僕も落ち込んでいて
なかなか気力もわかなくて、またまた放置ブログにしてしまってました。
こんなことではいかん!
思い切って新しい犬を迎えることにしました。
今うちには「まこら」という11か月のゴールデンがいます。
7か月で来たのが3月28日。
ソっから「まこら」との格闘で、今度は余裕がなくなり、放置を継続していました。
ホワイトシェパードのことはよく知りませんが、
ゴールデンのような遺伝的にがんが多い犬種というのでなければ、
あんまり病気のことなど恐れず、
毎日の散歩や、ドッグランで遊んで、飼い主も一緒に楽しめばいいと思います。
愛犬がいなくなってしまうことは、本当に何度経験しても、
その都度哀しいし、後悔に取りつかれてしまうのだと思います。
でもね、そんな思いを超える想い出=楽しいが、
いっぱい詰まっているものです。
明日の別れを恐れすぎて、たのしいが減るのはもったいないことだと思います。
「まこら」もきたことだし、これからはできるだけ更新を頑張りたいと考えています。
また、よろしければつたないブログですが、ご覧ください。
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こちら1歳9ヶ月24日のホワイトシェパードの女の子おります。まだ若いですが、私にはもう2歳…あと何年一緒におれるか?いなくなったときをおそれて暮らしています。いま、この子には何が幸せか何がベストか?
先代のラブラドールの男の子を2015年に13歳2ヶ月18日でガンで亡くしたので、彼女はどうしてもガンにならせたくない。絶対に痛みなく苦しまずに長生きして逝ってほしい。
いつも忘れない健気だった彼の闘病の日を思うたび、この子に出来ることは何やろう…仕事で家を出るたびに思います。
その割には、歯磨きサボって歯垢付いたりして ブルーになってるアホな飼い主なんですがね
どうぞ、また、はいらちゃんのことも読ませてください
楽しみに気長に待ちます。