CDプレーヤー修理完了2018-12-13

DCD1500の修理が完了し、戻ってきた。

最近の修理事情というのは、何も書かないのかと驚いた。
作業内容として「トラバース交換」とあるのみで
欄はあるけれど部品代や技術料の明細表示がない。
交換した部品名は表示してあるものの
不具合に対して、原因がはっきりわからず、
その部品を替えなければならない理由が推察できない。

今回の修理内容から推察できるのは、
CDピックアップ部を動かす部品の不具合だ。
可動部分ということで故障は仕方のないことなのかもしれないが
製品の性格上、心臓部にほかならず、
そこがわずか2年で不具合になることが、そもそも理解しがたい。

そもそも家電製品が、通常の使用条件において、
5年以内に動作不良することが、僕はおかしいと思っている。
消耗部品が2-3年でへたることはありうると思っているし、
ハードな使用や想定外の操作環境にあれば、
それは起きても仕方がない。
そういうのは使用者の責任だと思っている。

使用にあたって市販音楽CD以外は再生していないし
その枚数もトータルで300-400枚といったところでしかない。
設置しているラックはハヤミのもので、
かなり堅牢なものであるし、設置後移動もさせていない。
筐体に無理な力も加えていない。

そんな状態で使っていて故障するようでは、
製品として信頼できるものではあるまい。

買った時からCDの読み取りに時間がかかると思っていた。
SACD対応のため判別に時間がかかるものと思っていたから、
読み込みが遅いのは製品の特長だと思っていたが、
修理後には当初より時間が短縮されたような気がする。
そうだとすれば初期不良だったかもしれない。

トラバース交換をしたことで不具合が治ったのだから、
文句を言うべきではないのかもしれない。
が、ピックアップの不具合が時間経過で正常になるというのは
オカルト的に思える。
可動部分の不具合ならずっと症状は出続けるように思う。
修理内容以外にも問題があったのじゃないかとの疑念が残る。
対症療法で治ったといわれるだけで納得しろというのは、
少々というより、かなり不親切な対応だと思うのだ。

いつからこんなに説明をちゃんとしなくなったのだろうか。