49日が終わって2020-01-20

「はいら」がいた日々が
なんだか遠い日のように感じることもある。
逆に時が止まったかのように感じることもある。

先週に満中陰法要を終えた。
三途の川を渡り終え、穏やかな世界にいるのだろう。
痛みから、苦しさから解き放たれて。

「はいら」の命の灯が消えた日から、
「まこら」がやたらと甘えに来るようになった。
べたべたくっつき、しきりに遊べという。
そんなに相手し続けてもいられない。

そうか動かない、動けなくても
「はいら」がいたことは「まこら」にとって喜びだったのか。

動かない、自己主張も控えめ。
「はいら」はそういう犬だった。
「そらん」に比べたら表情が乏しくて、
甘え下手だと思い込んできたが
いなくなって気づく。
控えめでも、存在感が希薄に感じさせても
実は大きな存在だったのだ。

乏しいと思っていた表情だって、
記録された多くのショットの中には
他の犬達同様に笑う姿が記録されている。
なんで表情が乏しいと思い込んでいたんだろう。
なんで甘えてこないと思い込んでいたのだろう。

信じられている「虹の橋」のたもとがあるのなら
今頃は「そらん」が中心になって
「ごお」、ジョン、「はいら」がはしゃいでいるのだろう。
ほんとうに橋のたもとで飼い主を待っているというのならね。
あ、でも「はいら」が行ったから
顔つなぎさせた後は、いらちの「そらん」は先に行ってしまうかな。

さて、49日が過ぎた。
これからの日々をどうしていくのか考えなくちゃ。