ヴォクシーに乗り換えた2020-05-28

約十年間乗ってきたヴェルファイア。
走行距離は18万キロ弱と、
当初予定の20万キロには届かないが買い換えた。

理由は年齢が年齢だけに認知能力が衰え始めてるなと感じたこと。、
実際、後退時に他の車へ物損事故をしてしまった。
もともと大きな車体で市内での駐車でドアから出られない。
ワインディング路でのハンドル応答が感覚より遅れる。
大きさゆえのカーブ時のふくらみに辟易していた。
と、いうような事情もあった。

買い替えにあたっては安全装備が充実した車両で、
小型乗用車枠内のもので物色することにした。
以前ほど長距離は走らない。犬も一頭だけになった。
市内での利用も考慮したら、できれば車高160㎝以内、
冬季利用では4駆、仮眠可能が条件になる。

候補はRAV4、エクストレイルといったあたりとミニバンになる。
結局車高160センチ以内の車では、
180㎝の僕と犬一頭には狭くて、
仮眠不可能でありあきらめざるを得なくなった。
普通車枠の外車にはよさげなものもあったが、
価格が合わない。(無理して買っても維持費にげんなりしそうだ。
結局、国産ミニバンから選ぶしかない。

VOXY,セレナ、D4が、ステップワゴンが候補になるが、
D4なら、やはりディーゼルが欲しい。
そうすると400万を超えてしまう。
ステップワゴンは室内幅などでやや不満がある。
結局セレナかVOXY/NOAHから選ぶことになる。

両車ともカタログ上で大差はない。
気持ち的にはセレナのりだったが、
乗り換えということでVOXYにした。

グレードはXのサイドリフトアップで、
オプションにドラレコとクリアランスソナーに安いカーナビ、
それにメーカーオプション色を加えた。
その他こまごまとしたものを加えて総額380万弱になった。
値引き下取りで60万ほど出たから支払いは320万といったところ。
ふつうのXを選んでも支払額には大差がない。
消費税分がサイド・リフトアップ・シートのコストで
20年前とでは20万下がっている。普及が進んだ効果だろう。

すでに乗り始めてひと月がたつ。
燃5キロ未満の買い物利用と10キロ~60キロの中距離が半々で、
現在100キロを超えたところ。
燃費は12キロ前後である。
一度だけ西名阪を使い往復200キロの走ったが、
その時はおおよそ14.5くらいまで数値が上がった。
(計測せず。前回までのめー表示と事後のメータ表示から推定)
ワインディング路では、ヴェルファイアよりましだが、
ハンドル応答は感覚とずれる。
やはりトヨタ車の味付けということなのかと思う。
ボディサイズが小さくなったことで、駐車がずいぶん楽になった。
少し意外だったのは、
ドアミラーの位置がヴェルファイアより後方に位置している。
運転者の位置が、よりセダンなどに近いということなのだろう。

優等生で面白みに欠けるという感じだが、不満はない。

それにしても車は高額になったよな。
VOXYなど、僕の中では300万も出せば中級グレードだと思っている。
安全装備(緊急ブレーキ等)にドラレコといった装備が標準化し、
室内装備の充実などでもコストがかかり、
10年前と比べて50-70万価格が上がったという印象だ。
軽四でも200万に届こうという時代だから当たり前っちゃ当たり前。

でもなあ、必要と思う装備をつけようとしたら、
おまけで不必要なものがごちゃごちゃつくのはイラッとする。
グレード分けなどせず、
基本に加えていくという方法があったもいいのにと思ってしまう。