広島ドッグパーク訴訟。高裁判決が出た。2011-12-10

本日の高裁判決では、
原告団と相控訴人の一人に慰謝料を認めている。
訴訟費用についても原告団のほうでは一部をAAが負担せよと変わった。
相控訴人のうちの一人に対しては不法行為があったと認定し、
慰謝料と弁護士費用の請求の一部を認めてもいる。
支援金の返還そのものは一審同様に認めていない。
また、違法行為についても一審の判断を踏襲している。
だから、判決そのものは部分勝訴、ということになる。

しかし、一審開始にあたって辻弁護士が
この手の訴訟において返金が認められることはほとんどない、
と言っていた状況から考えたとき、
控訴人に対して慰謝料という形であれ、
被控訴人が支払うべきものがあるとしたのだから、
画期的なことだと思う。
暇も手間も金もかけ訴訟を粘り強く続けたから、
この判決を引き出すことができたのだ。
原告団に敬意を表したい。


判決は原告団の主張のうち
信義則上の義務違反があるとの点を認めている。

民法第1条は次のような条文である。
1.私権は、公共の福祉に適合しなければならない。
2.権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない。
3.権利の濫用は、これを許さない。

今日の高裁判決は、控訴人たちの請求を棄却した一審の姿勢を踏襲し、
詐欺だとか欺瞞という違法行為をAAが意図したとは認めてはいない。
だけれど、第1条を持ち出しての判断は、弁護士の見解として異例だということだ。
法の趣旨を指示している条文で言及したということだから
人としての誠実さが欠けていると指摘していると思う。
もっと根本的なところでAAの行為を総括したとみることができると思う。

一審判決が原告の指摘する事実をある程度認定しながらも、
原告の主張のすべてを退けてしまったのに対して、
高裁判決では、原告が欺瞞されたと疑うことは理解できるとしているのである。

そうした理解は、一審判決の11ページから12ページにかけての文言の
一部差し替えにも見て取れるように思える。

この判決の意味をよく考え、
寄付する側、寄付を受ける側とも、
変わっていかなければならないと思う。

判決文の全容については、
近いうちに原告団からアナウンスされると思う。
そちらを参照していただきたい。

義捐金の趣旨は何か2011-04-01

デジタル大辞泉によれば
ぎ‐えん【義×捐】
[名](スル)慈善や被災者救済などの趣旨で、金銭や品物を差し出すこと。
ぎえん‐きん【義×捐金】
義捐のために寄付する金銭。

もう少しわかりやすいものとしては「はてなキーワード 」の
災害などの被害を受けた人たちの救護・支援のため、
あるいは慈善のために寄付されるお金。
元は「義捐金」と書き、「義」は「道理・条理」の意味から、
その条理に従い利害を捨てて人道や公共の為に尽くすこと
「捐」は「すてる」の意味から、私財を出して人を助けること*1
をそれぞれ意味する。


高島俊夫氏は著書の中で
「捐」という漢字は、「すてる」「なげうつ」という意味です。
つまり、「義捐」とは、非常に大切なもの(例えばお金)を、とても惜しいけども義のためとあらばなげうとうという、非常に葛藤に満ちた言葉なのです」」
と、書かれているそうだ。

さて、エンジェルズは義捐金を募っているが、
被災地の人に渡すのであろうか。
それであれば世の常識に沿っている。

東北関東大震災被災動物のための義捐金なのだから、
東北大震災の被災動物のために、
多くの人の義捐を集めたということになる。

まちがっても団体に取り置くようでは義捐金の名が泣く。
その団体活動のための寄付金ではないのです。

他の団体にも同じことが言えます。
日本赤十字であろうが、どこであろうが
義捐金は被災者救済のために使うものです。
まちがっても募金窓口で消費などしないように。
義捐した人は、義のために捨てたのですから、
義捐をうたい募った団体はすべての集めた金品を
義に照らして被災地のために捨て去ってくださいね。
ぜひこそ信を守っていただきたい。

でなければ義捐金なんて言うな! と言いたい。
信なき所には、義もたちません。

もう、わけわからん2011-03-28

(公開用になる前のものをアップしてしまってました。
夜に帰ってから大幅に文を組み替えています。
加筆部分も相当あります。   )


以前からだが、エンジェルズ批判しながらも、
あれだけの批判を浴びても、
外形的には犬をちゃんと保護しているように訴えかけていることで、
もしかしたらちゃんと活動しているのかもしれないと思うときもある。
もし、思い込みや悪意ある風説に惑わされて、
彼らの本質を見誤っているのだとしたら取り返しがつかないと思い、
彼らの発信は丹念に読むようにしている。
だけど、やっぱり発信が理解できない論理展開で、
真摯に保護活動しているのかもとの心の揺らぎが、
見事なまでに吹っ飛ぶのだ。
ああ、ぼくの勘違いだったかということにはなっていない。

彼らの発信は、いつでものことだが、
自分たちの正当性を主張しようとするあまり、
以前言っていたことと反対の主張をしたり、
主語や述語をあいまいにしてしまったり、
時間経過をいじってみたり、
都合の悪い情報を遮断していたりと、
およそ事実を正確に反映したものとなっていない。
脚色も随所にみられる。

本当なら、良いことも、悪いことも、隠さず書くべきではないか。
事実だけを淡々と述べることが本当の活動なのだと思う。

今回の地震レスキューでも、
動員規模とかの点でも、ほかの点でも変にかっこつけずに、
ありのままにの書いていたらよいのに、
なんか変な風に自分たちを美化しようとしてしまうから、
前後の脈略のつかない変な記事をまき散らすことになっている。

3月28日付の「活動日誌」なども実例の一つだ。
「私達が、仙台で物資の配布を終え、救助要請のあったワンを迎えに、東松山市へ。
その後、北へ向かう車窓からは、(略)それから石巻市へ。」
何をしているのだといいたい。
東松山市は埼玉県である。
仙台から東松山市は400キロ南下するのであって、
それからまた400キロ以上北上して石巻に向かったのか。
中継地点に物資を集積していて積み込みに行ったのなら、
そう書けばおかしくならないものを。
(それでも変ではあるのだけれどね)
単に東松島市との地名の取り違えのような気もするが、
現地報告といいながら地名を間違えているようでは
活動そのものにどこか歪みがあると思う。
本当に東松山市に行っていたのだとしたら深刻な迷走ぶりといえる。
仙台に入ったのなら仙台周辺で腰を落ち着け活動をすべき。
東松山市の場合、何台かの車で手分けした活動だと思われるが、
それを林統括が全部に同行したように書こうとするから
このような結果になる。

この記述の後に
「車中泊の3日を過ごし、滋賀本部に27日朝6時到着。
睡眠もとらず、車に物資を積み込んだ。
本日、PM8時、石巻市を中心に2台の車が走りました。
滋賀からは、9時間。」
もう、ほんとに何をどう読めばよいのやら。
20時に石巻市に向けて出発したのか、
石巻市には2台の車が残っていて走ったのかすらわからない。
物資も吐き出している状況だから、
現場指揮者が返っているのに、
夜の8時に車を走らせて意味あるの?
ドライブなら関西でしてほしい。
27日の朝6時に滋賀に帰還して物資を積み込み、
夜8時に別の救援隊を向かわせたと解釈しようとしても、
更新日時をいじっているから時間経過がちんぷんかん。
表現も石巻市で走ったと読無のが自然で整合性もない。

林統括の滋賀出発は24日の第5陣。
目指したのは宮城県仙台市若林地区荒浜
25日に現地入りして、26日のおそらく夕方ごろに現地を出て、
27日に滋賀帰還。
要するに現地では最大48時間の滞在となる。
東松山市に行っていたのだとしたら、
林統括は現場指揮者なのに、
その間に仙台に行って、東松山に行って、それから石巻に行った。
これでは現地で指揮・指示などできるはずもなく、
言葉が悪いが、物見遊山に行ったのかと思えてしまう。
東松島市だったとしても、なんかよくわからない。
津波被害の深刻な地域に行くのだから
相当な支援物資がなければならないけれど、
その支援物資に関する記述もない。

それから、遺体写真を多用する以前からの手法は、
今回ばかりは控えるべきではなかろうか。
これまでの遺体写真の公開は、
劣悪繁殖場の実態を知らしめるために必要なのかもしれないが、
今回は自然災害だ。遺骸写真をブログに収める必要はない。
載せたとしても一枚でよかろう。
被災地域の写真だって、僕たちは無数に見ている。
新聞で、テレビで、ネットで、あらゆるマスメディアを通じて。
津波災害の現状は、いやになるほど目にしている。
愛護団体の報告としてみたい画像ではない。
自分たちが何者であるのか。
それさえも忘れてしまった。
まともな思考を失ってしまっている。


地名間違いや、誤情報、活動への脚色は随所にみられる。
自分たちの活動を大きくする話が多すぎて、何がなんやらわからない。
第一陣、2陣の報告で書かれた
「現在、原発40キロ圏内」
「ただちに、東に移動して下さい。」
なんてのも、日本地図を知っていれば絶対言わないし。
本当に現場へ指示出していたとしたら、笑いもの。
「津波警報が出ています。沿岸捜索中止!!」だって
彼らが仙台に行った14日から15日にかけては
気象庁の警報履歴でも確認できない。
http://www.jma.go.jp/jp/tsunami/list.html

情報をちゃんと整理して書かないから
おかしなことになる。
過去の批判を糧にした学習の成果を示してほしいものだ。

とりあえず支援品や支援金のことは置いとくとして、
被災者からの要請で一時保護に向かうとしても、
自分たちの発信が事実なら、
こんな行き当たりばったりではだめでしょう。

いい加減に緊急災害時動物救援本部に協力するなり、
他団体と協議するなどして、
分担地域を決めるなど目指してはいかが。
本当に必要な支援を目指すためには避けて通るものではない。

愛護団体の意識が低いのか、
それともエンジェルズの評判が協力につながらないのか、
定かではないが、
あっちこっちに電話で協力要請した割には、
活動が点在的な原因は、
もともと広島で支援してくれた人たちへの
対応のまずさが一因になってはいる。

ブログコメント欄にて2011-03-26

ブログ・コメント欄、といっても僕のではない。
エンジェルズ活動日誌のコメント欄でのことである。

3月22日の「命のリレー隊が繋ぐ小さな命」のコメント欄に
2つ目のコメントとして
「一枚目と二枚目のjpgのファイル名
yumicyannnnnとkaneyaaaaaaってどういう意味なんですか? 」
があった。

何を指しているのかと思って本文を見ると
なるほど画像プロバディーでファイル名が
そうなっている。

2枚目がエンジェルズ正門前から走り去る白いワンボックス(ノア?)

ttp://blog-imgs-31-origin.fc2.com/t/e/a/teamangels/yumicyannnnn.jpg
であり、3枚目が、やはり正門前から出ていくシルバーのワンボックス(ノア? )だ。
ttp://blog-imgs-31-origin.fc2.com/t/e/a/teamangels/kaneyaaaaaa.jpg

どちらも高島のエンジェルシェルター前から撮ったもので、
撮影者は代表か統括あたりであろう。
ブログへのアップは統括がしているようだが、
ファイル整理はだれがしているか不明。

ファイル名のつけ方にはいろいろあるから憶測でしかないが、
「kaneyaaaaaa」が「金やああああああ」
ではないことを切に希望する。

これまでフィル名などには注意していなかったけれど、
なかなかファイル名は興味深い。
カメラなりで割り当てられたあて番号をそのまま使っているものもあれば、
プロバイダーの保存番号らしきものもあったり、
17日の1枚目のように犬の名前のような
racky.jpg
というものもある。

こういう情報に詳しい人が見たら、
様々なものが見えてくるのかもしれません。

活動日誌3月24日付記事の写真の犬は
CA3F0572.jpg
「ずばり一言」3月25日付の一枚目の犬が
CA3F0571s.jpg
同一メーカーのカメラで連番のようにも思います。
(カシオの携帯)
Sがついているのはカメラが異なるのか
画質の意味でしょうか。

同じく「ずばり一言」の3枚目が「伊藤1柴犬-堀川ヤスヒロ」
4枚目が「伊藤2ハスキー」
3枚目の堀川ヤスヒロが家の人の名なら、
飼い主を捜してあげてほしいと思う。

さてさて、ファイル名のつけ方には個性が出るのであるが、
この統一感のなさは何を意味しているのか。

ファイル名に着目してエンジェルズの活動、
第一陣の写真を見たならば、
荒浜で40枚以上の写真を撮っていることが推測できた。
被災地に行くのに、食料も何も準備せず、
犬の捜索をしていたというが
荒浜では写真を多数とっている。
こういう活動って、被災地にとっては神経を逆なでする行為ではないだろうか。

地図と照らし合わせてみた。2011-03-26

「ずばり一言」の記述を検証してみた。

時間経過で以下のように書いている。

「いのちのリレー隊」2班が向かったのは内郷町綴町川原田
ここはいわき市である。
屋内退避指示圏外である。
福島第一原発からは南南西より南寄りに40キロ離れている。
第2原発からでも30キロある。

その屋内退避外で活動していた班のうちひと斑が山道で迷い
第2原発事故を目撃する。
そして不思議にも救急出動する車両に紛れて、
第2原発の入り口についた。

この間の移動で30キロも北上している。

「驚いたI班は、悪路の中、またガレキが散乱している狭い道なので、Uターンできない道幅なのでバックで発信しなければ逃げれないのだ。」
と、記した後、
路上放浪の犬を多数目撃しながら逃げていき、
双葉町(群の誤記載だろう)楢葉町でつながれた犬を発見して保護。
この日の写真の2枚目にあたる。
道路を急いで退避している最中によく見つけられたものだ。
道路から見えたんでしょうね。で、なければエスパーだ。
動物からの信号を受信したのでしょう。
楢葉町は第2原発からの避難指示、第一原発からの避難指示地域に当たり、
全町村避難を自主的に行った地域です。
すぐ近くの犬を助けたという表記がある犬を保護したのがいつの時点かはっきりしないが、
第2原発から南方面の楢葉町からいわき市方面に向けて退避行動したものだと読める。

でもなぜか次の保護地は双葉郡富岡町となっている。
富岡町は楢葉町の北にある。全町が避難指示地域となっている地域にあたる。
富岡警察署は第2原発からやや西寄りにおよそ5キロ北方。
第一原発からならやや西寄りに南方5キロ

もし目撃した事故が第一原発のものとの取り違えであれば、
いったん楢葉まで引き返した後、
富岡まで進出したというように読めるので移動経路としてなら自然だが、
出発地がいわき市だから、道に迷って踏み込んだなどとの言い訳が聞かないことになる。
第一と第二の取り違えだと、言い訳できない。

もうひとつ、原子力発電所周辺は放射性物質濃度が高いはずだ。
黒煙発生時に原発直近にいたという事実を
対策本部に通知することもなく東京まで移動していったということは、
緊急災害の折に取るべき行動ではない。
被災地の人であるならば仕方ないことだが、
わざわざ避難地域に赴いたものの行動としては、
無責任極まりない行動だと自覚しておくべきだ。

この日の「ずばり一言」記事は、活動日誌の24日のものと符合する。
だから「ずばり」の3枚目の写真の犬は、
活動日誌の柴犬らしきものと同一とも見える。
活動日誌では
「保護要請のほとんどが禁止区域なのですが、さすがにそこにはたどり着くことが出来ません。
お力になれず本当に申し訳なく思っております。」
と、書いているけれど、ほとんど避難地域内にとどまっていて保護活動している。
要請のある犬こそ助けてあげたらいかがかと思うのは、
安全な場所で安穏として暮らしているものの傲慢な考え方だろうか。

一つだけ言いたいのは
原発から黒煙が上がるのを目視しながら、
より危ない方向に近づいているのが明らかだという点。
後で恐怖でしたというような感想を述べ、
放射性物質の拡散につながる恐れもあると考えない程度の
危機管理しかできないのなら避難指示地域には入らないでほしい。

24日付の活動日誌では
「明日の早朝3時頃に仙台市若林区→福島県相馬市→福島県いわき市→郡山市→千葉県と、移動します」
と、しれっとして書いているが、地図でたどってみるとよい。
相馬市からいわき市は6号線ルートとなるのか。
6号線ルートは延々と避難指示地域なのだ。
4号線ルートであれば先に郡山を経由する。
こんないい加減なルート設定しているようでは、
被災した人たちは浮かばれない。
暗澹とした気持ちになる。

会計のこと以上に、こういう情報を平気で発信するから、
危ない団体と指摘されているのだ。
広島ドックパークで反省したというが、
情報の不正確さはいっこうに改善されない。
この体質が続く限り、
エンジェルズの活動に疑義を持たざるを得ず
長く追い続けているものとしては、
愛護団体と名乗るには、不適切な団体との警告をし続けるしかない。

(27日未明に少し文を調整しました。)



被災地復興こそが緊急に進められるべきことだ。
飼い主と別れなければならない動物にとってもそれが重要。
100頭保護している程度なら、
1000万円もあれば一年間面倒見れる。
各団体には支援企業も現れている。
愛護団体の拡張・拡大より優先すべき、
被災地復興のために、一円でも多くの支援が届くことを願っている。

それにつけても2011-03-25

「本当か。ならば僕たちは騙されているのか。」

で触れた「ずばり」の記載内容は変だ。
なんで山道を迷っていたのだろう。

避難指示地域、林代表の言葉でいえば強制退去命令地域内へ、
犬を助けたいといっても、許可なく入っていこうとしたということか。
要するに命令を無視してでも行こうとして、裏道に立ち入ったのか。
おそらく第一原発から半径20キロの地点では
立ち入りを制限するための何らかの処置、
警察車両や自衛隊車両がいて注意喚起するか、
危険回避のためへの立ち入り制限を示すものがあったに違いない。
現地を知るわけではないから、
確実にあったとは言い切れないが、
自衛隊や警察の、現場部隊の優秀さから考えて、
一般人が迷い込むことを防ぐことはしていたに違いない。

屋内退避地域ならともかく、
なんで第二であろうが迷い込めよう。
最初から避難指示地域に入ることを確信的に行ったと推察される。
避難指示地域にいる動物を助け出したい。
被ばくの危険性より、犬の命を救いたい。
そういう姿を見せる英雄願望が働いたのか。

この行為を称賛する愛護好きな人は多いだろうが
まったくとんでもない。
最低限の装備をさせていたとしても、
一般市民を避難地域内に行かせたという点で
「命のリレー隊」の異様さが透けている。

避難指示地域に入ったというだけならまだしも、
ま緊急出動している部隊の車列の中に入って走行し続けている。
単純に作業の邪魔をしているだけではないか。
平時であっても救急車両には道を譲り渡すものだ。
何を堂々と原発施設の入り口までついて行っただ。
(立つ入口が違うだろうと書きたいほどだ)


冷静に考えれば異様さに気が付かれよう。

こういう行為が、UKCなど、避難指示地域の動物救済に、
筋を通して取り組もうとしていることへの障壁となるかも。

いつもながらのこととはいえ、開いた口がふさがらない。

避難指示地域の住人でもないのに制止を無視して立ち入り被爆したとして、
(現況では健康に影響の出るレベルには達しないらしいが)
こういう人の治療費まで東電が支払う対象になるのだろうか。
なんかやりきれない。

東電の体質には憤りを感じるが、
こういうことで保障する人が増えるなら被害者はどっちだとも思う。

本当か。ならば僕たちは騙されているのか。2011-03-25

3月25日付の「命のリレー隊の報告」で
「(略)ペットの救出に向かった1班が山道に迷い、ナビの誤作動で方角がわからず迷っているうちに第二原発から黒煙が上がり
驚いている時に、たくさんの車が対向車線を走りぬけていくのが見えた。
そして進行方向には同様の車両が走っている。
運転する白い防護服に身を固めた救急隊員だ。
前後を走る車両に挟まれて走った行先は、
なんと、第二原発の入り口だったのです。

同じ方向に向かって走ってきたのは、黒煙が上がった為の救急隊で、反対側に向かって走ったのは撤退する車両だったのです。」
と、ある。

この数日の第2原発の情報は
これといった大きなニュースは見たことがない。
勤務に出ている間にニュースになっていたのだろうか。
第2原発までが黒煙を出していたというのなら、
大きく報道されていたのではないか。
いくつかの組み合わせでネット検索かけてみた。
第1原発の黒煙に関する記事はいくつでも見つけられるが、
第2原発の黒煙についての報告は見つからない。

単に僕がぼさっとしていて知らなかったのか。
あるいは調べる能力すら失ってしまったのか。
それとも
報道規制がひかれていて情報が出されていないのか。
まんいちにもあるまいが
エンジェルズの発信が誤記載なのか。

どのケースにしても大問題だ。
いちばん可能性の高い最初のケースなら、個人的にあわてる。
僕自身の老化が急速に進み、
注意力低下と短期記憶の喪失が始まったということなのだろう。
大問題なんである。
2番目のケースなら、そんな政府はいらない。
3番目のケースなら、南相馬市の誤記載もある。
よもや2度も3度も同じ過ちを繰り返すわけがない。
誤情報をばらまかれて困っているという団体が
そう何度も誤った情報を発信するはずがない。

ああ、そうか。
もしかしたら国民の目に触れさせたくない事故現場を見られたから、
行政からつれない返答がされたんだろう。
と、いうことにしてみよう。
それならば英雄じゃん。
国民を欺く政府の姿を暴露させたわけで、
報道関係者としては憧れのぶち抜きだね。
ピュリッツァーものです。


もし、南相馬市の全住民避難情報と同じ間違いだったのなら、
大衆を扇動し不安に陥れるデマにつながるような情報を誤発信した責任を取る意味でも、
当分の間発信やめてくれないかなあ。
書かれている内容の信ぴょう性もどんどん低下していくし。

国におかれては、かかる団体へ情報発信の停止されたいと思う。

「保健所等に保護されたペット、数日間で処分されることはない」2011-03-24

緊急災害時動物救援本部の広報です。

「保健所で保護されたペットは数日間で処分されます」との発信は、
僕自身もいくつかのサイトで見た。
そんなことはないだろうと思いながらも、
事実関係を確かめるすべもなく、黙っていた。

この発信をどこで見たのかは、はっきりしない。
とにかく僕が見ているサイトというと、
エンジェルズ関連のサイト以外では、
ARKHP、UKCに原告の会HP、「AAを告発しました」
あとはときどき2CH。
それ以外は、一般的なニュースサイトくらいなものだ。

ARKとUKCはページトップとブログ本文しか見ていない。
「AAを告発しました」で読んだ記憶もない。
たぶん「命のリレー隊」の活動を知ろうとして、
あっちこっちを回るうちに見つけたのだろうと思う。
でも、どこで見たのかとんと見当がつかない。
たぶん個人のサイトのどこかの、
普段レスキューなどに積極的にかかわることのない人の、
それもコメント欄で見つけた程度のような気がする。
ただ、その投稿に関してはレスがついていて、
コピペしますというような反応があったように思う。

最初に投稿した人は平時の運用に準ずるのだろうと思い込み、
早く助けてあげてという趣旨で書いたのだろうが、
被害の悲惨さについオーバーな表現を重ねたことが、
伝言ゲームの中で変容してしまったケースだろう。

悪意はなかったものだと思うが、
結果として悪意あるデマの流布につながってしまった。
誰でもが知らずに陥入りかねない事象だ。

ひどい混乱があるときには、
正確な情報の発信だけを心掛けるようにしたいと
改めて思った次第。

また、混乱の激しいときには、
目の前にある情報の吟味は慎重にするべきだと思う。
思わぬデマの拡散に協力してしまうとなっては後味も悪い。

そういう意味合いからも、
「ずばり一言」の3月19日付の記事は早々に訂正してほしいなと思っている。

ジュースを買って逮捕なら2011-03-23

震災募金かたり詐欺容疑 警視庁、無職男を逮捕
http://www.at-s.com/news/detail/100011900.html

「東日本大震災の募金とかたって現金をだまし取ったとして、
警視庁は(略)容疑者を逮捕した。
警視庁によると
「地震を名目にすれば金が集まると思った。自分で使うつもりだった」と
容疑を認めている。
 逮捕容疑は18日夜、東京都立川市のJR立川駅前で、
被災者向けの募金集めを装って20代男性らから
計約1万2千円をだまし取った疑い。
 同容疑者が募金箱の金でジュースを買おうとしているのを通行人が見つけ、近くの交番に連絡した。(以下略)」

そのほかにも募金箱から金を盗んだ為逮捕された女子高生、
やはり募金箱から解体工が逮捕されたなどとのニュースがなされている。
公的団体を装いだまし取ろうとするメールも多発していもいる。
人の不幸を種にした、こういう犯罪は不愉快極まりなし。
たいていの人はそんなやつ許してはならないと思うだろう。

でも、あえて言う。
冒頭の男、極悪人とは決めつけてよいのだろうか。
取り調べに対して犯意を認めている。
考えてみれば社会人として成熟していないだけではなかろうか。

もし、この男が十分に賢ければ、
人前で募金箱から金をとりださなかったら、
通行人にみられなければ、見過ごされていただろうし、
見つかっても、
すでに募金を一部でもしかるべき送金していたとしたら、
罪を問えるのだろうか。

僕は、当然罪に問われるべき行為だと思っている。
ほかの人も大抵はそう思うだろう。
人の不幸に便乗して私欲に走るなど言語道断。
そう考えるのではなかろうか。

ところがそういう常識で通用しないのが、
団体への募金で往々にしてある。

災害復興や難病支援などで募金を呼びかける協会などが
集まった募金の中から教会運営費を2割も3割も抜いているとしたら、
納得しきれる人はどれだけいるだろう。
必要経費として印刷代や郵送料などを差し引いているだけとしても、
なんか釈然としないだろう。
でも募金額が団体の運営費として状態的に
2-3割も抜かれているとしたら失望するしかなかろう。
それでも大半の募金が目的に合致しているのなら許されると思える。
手数料をいただいて募金を代行する業務形態も存在する。
これもありなのかもしれない。
ある意味では、真に困っている人の手助けになっているから。
でも、その手数料が並はずれて高ければ釈然としない気分になる。

でも、これらの事例であるなら、
僕の感情とは別に合法なんだそうだ。
なんかやりきれない気分になる。

片や事情聴取されて白状した男は逮捕。
たった1割が目的通りに使用されたから合法では、
やりきれなさが倍加する。

「命のリレー隊」で多額の支援金を得ているだろうエンジェルズ。
杉本彩など広告塔を果たす芸能人までいて、
もしかしたら広島ドッグパークの時に迫る支援金を得ているのかもしれない。

広島どっぐぱーくでは、
最初の10日間で1億近い支援金を集めていて、
1か月経過時点では1億2千万円近い支援金を手にした。
小口の出金は頻繁になされていたが、
支援金総額は新聞社がすっぱ抜くまで、
あいまいな報告をし続け、
最初は5000万円程度という発表。
次いでグッズの販売が4000万円あって1億。
最後には支援金とは別にシェルター基金があって、
総額1億3000万円と訂正した。

50万円程度で出されていた小口出金についてはなんに使ったのか、
いまだにはっきりしない。
1000万円を親族口座に振振り込んでいもした。
レスキュー初期には、ほとんど体制が作れていず、
ボランティア参加者が自発的に必要物資を購入していた。
それらはすべて参加ボランティアの自弁だ。
まだまだある。
いつまでも募集される支援品。
集まった支援品は、活動資金がいるという理由で、
状態的にバザーだといって売り続けている。
初めての譲渡会では、
一人でバリケンネルをいくつも買っていく人という表現まであった。
また、価格設定も市販の額より少し安いくらいという表現も見た。

現金封筒に入れられた支援金をポケットに入れたとの目撃談も
非公式かつ信頼性には欠けるものの漏れ出ている。


なにより広島では1000万円程度しか使っていない。


さて、冒頭の男、極悪非道とするなら、
エンジェルズの航跡を聞いていかか見る。

不安をあおるのだけはやめてね。2011-03-22

「いのちのリレー隊」の具体的な活動らしきものが公開された。
3月18日づけの「ずばりひとこと」では、
「持参したフードを避難場所へ置いてきました。
今後、避難場所へは定期的に届けたいと考えます。」
「各地で応募された方々を地域別で組織し、
犬猫を救出する班、フード等を搬送する班、など組織化しています。
詳細については、HPで掲載し、担当者が対応しています。」
と、書かれている。
集めた物産を定期的に現地に届けるのだそうだ。
いつの間にか組織が出来上がり、効率的に運用していることになっている。
中継地を長野と富士宮に設けたと日誌で明かしているが、
緊急のフードの集積地は滋賀のまま。
滋賀と中継地をどんな体制で結んでいるのやら。
持参してもらう支援品なら滋賀でもよいだろうが、
中継地が確保できているのなら、物資の送付先はそちらにすればよいものを。
何も書かないところが、杜撰なんである。
しっかり支援金の送付先だけは書くところは、らしいです。

同じく「ズバリ」19日付では、
「エンジェルズでは、
被災動物を救済する為に滋賀シェルターに仮設ハウスを建設します。」
「今現在で、
救助要請は96件175頭(福島県85件、宮城県10件、その他の県6件)
保護完了:7件10頭

(3月18日現在)
エンジェルズ現場レスキュー隊:53名
エンジェルズ命のリレー隊:267名
ボランティア登録:325名
一時預かり隊:122名」
現場レスキュー隊とか命のリレー隊にはエンジェルズと冠しているが、
この中には13日ごろまでに協力要請した
地域猫応援団 Cat paw clubとか
フレンチブルドッグひろばも含まれているのだとしたら、
なんでエンジェルズだけつけるのかな。

これほどの規模で多数動員していて、
いったい何を目的にしようとしているのかがわからない。
泣く泣くおいていかなければならなくなった被災者への援助なのか、
放浪する動物の保護なのか、激甚被災地での動物の捜索なのか。
定点で留まり、、持続的活動可能な規模の人員なのに、
なんでいちいち滋賀まで帰ってくるの?
素朴すぎる疑問です。

それからこんな情報流してはいけない。
「原発事故の為、強制退去命令が出た。

福島県南相馬市では今日明日で、大型バス45台を出して殆どの住民2200人を退去させるらしい。
飼っていたペットを離してバスに乗り込む人もいたという。
ペットは連れて行けず現地で取り残されます。」

強制退去命令は避難指示を読み替えた表現として許されるだろう。
でも、表現としては許されるだろうが、
じっさい使うのは…、どうなんだろう。
退去と避難では与える印象が違うと感じる。

それから相馬市と南相馬市を取りちがえていたのを訂正したのはよいが、
そりでも情報が間違っている。
全町村避難したのは全域避難地域の双葉、大熊、富岡、
自主的全町村避難は広野、楢葉、浪江、川内、葛尾の5町村。、
バス45台という情報なども、いろんな報道を混同しているようだ。
ネットで検索すると、南相馬が全市域住民を全員避難させたというのは、
すべてエンジェルズが元情報になってしまっている。
この情報を見て、ブログ記載した人たちも多い。
誤情報を流してしまったら、直ちに訂正をしないとパニックにすらつながる。
ただでさえ不安いっぱいな人たちをあおってどうしようというのだろう。

重箱の隅に属しますが、
取り残される犬猫もいるにはいるだろうけど、
「取り残されます」という断定は、前段があっても書きすぎ。

まあ、いろんな意味で懲りないエンジェルズだが、
第3陣では23頭保護したのだそうだ。
30人以上を現地に派遣しての成果だそうだ。
これで都合33頭。
まだまだ余力いっぱいです。
余力分は緊急災害時動物救援本部に報告して
保護力の一翼を担われたらいかがかと思う。
緊急災害時動物救援本部に集まる支援物資は配送力が不足だそうだ。
「命のリレー隊」は配送組織を作っているのだから、
緊急災害時動物救援本部に参加していけば
強力に支援を進めることとなり、
愛玩動物への協力支援となる。
全国で注視している人たちも安どするし、
被災地で困っている人たちも助かるし、
救援本部にしても助かるのじゃないかな。
絶対喜ばれると思いますよ。