手術日は決まったものの2008-01-30

獣医で相談の結果、
「はいら」の滞留睾丸の手術を2月23日にすることは決めた。
朝食抜きで朝連れて行き、麻酔の醒める7時過ぎに迎えに行く予定になる。
と、日程が決まったものの、実は飼い主は悩んでいるのである。

去勢手術にしてしまうか、滞留睾丸のみ取り去るかで悩んでいるのだ。

家の歴代の犬たちは去勢も避妊もしていない。
いや、結果として去勢、避妊はしている。
古くは涼子ちゃん、支給に病巣が見つかり3歳過ぎに子宮を取った。
「ボス」は背骨に欠陥があった上、子宮に問題がありそうなので、
交配をあきらめると同時に避妊手術に踏み切った。
「ごお」は8歳過ぎで前立腺肥大になったため、去勢した。
ジョンは家に来たとき、すでに去勢されていた。
「そらん」も将来、何らかの原因で去勢することがあるかもしれない。

避妊・去勢については、多くの犬の専門家が薦めている。
だが僕は思うのだ。避妊・去勢をすることは、
本来のホルモンバランスを崩すことになる。
それが本来の犬の姿といえるのかと。
人が将来の病気を見越して避妊なり去勢を選択しようか。
犬だって本来的には子孫を残す本能がある。
その本能を元から断ち切るべきなのだろうか。

病気を予防するための手術というものを否定はしない。
幼犬時に去勢してしまって、押すとしての攻撃性を緩和させるというのも、
理解できる。
不幸な交配を避けるためという言い分にも一理ある。

そう思いはするものの、やはり抵抗があるのだ。

人がされたくないから、しないという主張を、
犬を擬人化した行為と断定されたこともある。
本来の犬の性格を失わせたくないという考えを、
向こう見ずと指摘されたこともある。
交配させないように管理すると言ったら、
絶対はありえないと指摘されたこともある。
ドッグランで遊ばせていて、去勢していないと申告したら、
雌犬の飼い主から露骨に嫌がられもする。
避妊・去勢していないと、無責任との目で見られてしまう。

それでも、去勢や避妊をすることに否定的になってしまう。
あげられた効能に納得できないのだ。

「はいら」は残念なことに滞留睾丸だった。
出てくるかと様子を見ていたが、結局片ちんのままだ。
だから埋没している睾丸を取り出すことには決めた。
将来、前立腺関係の病気などが発生したら、
去勢手術しなければならなくなるのかもしれない。
だったら、手術は去勢にしたほうがよいのかもしれない。
が、踏ん切りがつかないのだ。

どうしても去勢をすると、雄としての生物的欲求に衝突しよう。
そんな大切な存在理由を一存で決めてしまってよいのかと、
震えてしまうのだ。

去勢するべきか、しないべきか、心が揺れている。

こんなとき、ほかの飼い主ならどのように判断していくのだろう。
めったに他人の意見など聞かない僕だが、
さすがに知りたく思っている。