事故物件いかがですか 東京ロンダリング2022-06-28

原田ひ香

「三千円の使い方」が平積みされえいるのを見て、
少し気になっていた作家です。
で、本屋で見ていてタイトルに惹かれて手に取ったのが本書です。

事故物件…殺人事件・自殺・孤独死など心理的な瑕疵を持つ不動産。
所有者にとってはそうした瑕疵があることは死活問題となる。
その問題を解決するのがルームロンダリングという手法。
そういう闇の商売があったとしても不思議やないと思うし、
もしオーナーの立場であったなら使いたくなろうというもの。
また作中で闘争する【失踪屋】なるものもあっても不思議やない。

この作家面白いやないか。

独立した短編ともなる8小品が、絡まり合いながら進行していく。

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