まこらのパットは弱い2022-07-03

去年もドギパに行き水に浸かるとパットの皮がめくれていた。
で、今年もやっぱりめくれた。
ご丁寧にも前肢は両方、後肢は左側。
ドギパにいる間は痛いと言わなんだが、
帰路、天理で小便させようとしたら
庇い手して歩いている。
確かめてみたら、去年とまったく同じようなめくれがあった。
帰宅後、じっくり観察するとパットの側面に数か所のめくれを発見。
消毒してめくれの処置を済ませた。
めくれは大小7つもある。
めくれたらすぐに痛がれや。
こんなにたくさんめくれてるくせにボール投げせがむな。

帰宅途中から、よほど痛いのか歩くの嫌がる。
小便すらせずに家に入る。

歩きたくなくて、散歩を催促もせずいきなり家の中で大小便。

水遊び中に大量に水を飲んでいるようで、
途中で何度(洗い上がりと、天理、帰宅後)も排尿させるのだけれど
それぞれで1分以上じょぼじょぼしてるのに、まだ足りない。
どんだけ飲んどるねん。

絨毯と布団が濡れてしまった。
洗わなあかん。明日は雨の予報。
わしの布団あらへんがな。

とほほ。

夜の散歩はPAWをかぶせてみたが、早々に切り上げよった。
もう室内で小べんせんとってや。

水が大好きだが、水にぬれるとパットがめくれる。
この夏も思いやられる・

歴代ゴルで水遊びでパットがめくれた例はほかになし。

困った。

戦国十二刻 終わりのとき2022-07-07

木下昌輝

豊臣秀頼、伊達輝宗、今川義元、山本勘助、足利義輝、徳川家康。
これら6人の武将たちの最後の24時間を描いた小篇集。
伊達輝宗の最後を描く「子よ、剽悍なれ」は伊達政宗視点で、
山本勘助を描く「山本勘助の正体」は武田義信を語り部に、
その他は本人視点で紡がれる。

いずれも意表を突かれる作品群である。
中でも秀頼を描く「お拾い様」は
淀殿の狂気じみた愛がもたらす結末に呆然とさせられる。
この淀殿描き方は、滅びを導いた愚者の像を完全に否定する。
また家康の最後を描く「さいごの一日」の
南蛮時計の針と家康の回想がなされる進行に静謐を感じさせられる。

なかなかお目にかかることのない趣向に満ちた作品集だ。
木下昌輝の生み出す作品群は
他の新しい歴史小説の旗手たちのそれぞれに趣向を凝らした作品から
一歩抜け出している。そう思うのである。