ジョン、病院に行く。2006-06-09

一昨日、『そらん』がしきりに耳を掻いていたので、
耳掃除をしてみた。掻いていた耳のほうにごみのようなものがあり、
掃除によって取り除けたのか、すっきりとした顔をしている。

一頭も二頭もおんなじなので.ジョンの耳掃除も2週間ぶりにしてみた。
すると、結構垢がたまっているようである。
クリーナー液を入れてぐちゅぐちゅしてやる。脱脂綿で拭く。
すると黄色い垢が出てくるじゃないか。
これは外耳炎に違いなかろうということで、即、獣医行きと相成った。

診察の結果は、やはり外耳炎だった。
で、ジョン君とりあえずきれいに耳を掃除してもらった上で、
抗生物質もらいました。おかげで"かいかい"も治まったよう。

獣医での治療はおとなしくさせていたので、一安心。
「ボス」ちゃんと一緒で、獣医が嫌いでも我慢できるんだ。
「そらん」ときたら獣医では顰蹙もので、
治療しようとする人に牙を向けますから、
ジョン君まで困った君なら、恥ずかしい思いしたでしょう。
「ごお」は究極の甘えんぼうだった。
僕が近くにいさえしたら、どんな治療も我慢できた。
みんなそれぞれ特徴がある。

また病院。それから…ボスちゃんが来た。2006-06-10

ジョン君は耳の再検査に獣医に。
もちろん「そらん」はジョンだけが一緒に行くことを良しとしない。
どこも悪くないのに獣医まで強引についてくる。
そのくせ、獣医の入り口でいやいやするし、
車で一人待つのもいやで、「ばか」い主としては困る。

ジョンの外耳炎はこの2日間で症状はずいぶん改善した。
耳垢の培養結果では前回もらった抗生物質は、
症状に適合していないということなので、
薬剤を変更して、後5日分もらって帰ってきた。
この薬がなくなるころには完治しそうだ。
以後、定期的に気をつけて耳掃除してやらんとあかんねやろうな。

午後から、「ボス」ちゃんがやってきた。
゜ボス」ちゃんは11歳と7ヶ月になる。
ぼちぼち外へ行くのもしんどくなってきたようで、
ただでさえ俵みたいな体型になっているのに、
何ヶ月かのうちにころころになっている。

「そらん」は昔のように遊んで欲しくて、「ボス」にまとわりつくけれど、
お子ちゃまの相手は嫌だ、とばかり相手にしないでいる。
あまりしつこいと唸っているのだけれど、
「そらん」は無視して、引っ付きまわっている。
ボスちゃん、あほな「そらん」やけど許したって。

ジョンは調子にのって、「そらん」のように「ボス」ちゃんにまとわりつき、
ついでに、おやつを盗ろうとして、鋭く一喝されたもんだから、
震え上がってしまった。
なかなかジョン君強気になってきたものの、やはり遊びべたなんだね。

クラッシユ2006-06-11

一昨日まで元気に動いていたパソコンが、突然クラッシユした。
ウィルス対策ソフトもちゃんと更新しているし、
OSの更新もこまめにしている。
それが突然のクラッシュである。

ど素人としては、何が悪いのか取扱説明書にも記載がなく、
さっぱりわからない。
2ヶ月に一度は大事なデータは、外部記憶装置に写しているものの、
アドレス帳だとか、作成中の文書はハードディスクに格納しているだけだ。
たかが実働2年で、ハードディスクが故障するとは想定外のことである。
なかに収められたデータの吸い上げは、
ハードメーカーは一切復旧に当たって考慮しないと言う。
また、ソフトウェアを新規に入れたことで生ずる不具合にも
ハードメーカーとしては対応しないという。
すべてユーザーで管理せよという主張をしている。

パソコンがハードウェアに詳しい人間だけが使う時代ならまだしも、
ハード的な知識が不足しているユーザーに対して、
トラブル回避の方法も取扱書に示さず、
故障原因を絞る説明もペーパーで配布しないまま、
パソコンを使って作業するユーザーへの負担だけを強いる
この業界のあり方はおかしいと思うのだけれど、
どうなんだろう。

今回の電話でのやり取りでは、
ソフトウェアを組み込むのはユーザーの責任であり、
不具合がハードにあったとしても、
ソフトウェアで作成したデータについては
ユーザーの責任で復旧すべきとメーカーは言う。
しかし、汎用コンピューターというものは、
ソフトウェアを組み込んで使うものなのであり、
ソフトがなければ、自分でソフト開発できるものにしか使えない代物だ。
当然、詳しくわからないものが、修理を要求する際には、
正常に動いている状況への復帰を期待するものであることは明白。
なのに工場出荷状態にしか戻さない、
壊れたデータの復旧に手を貸さない姿勢というのは、
他の製造物との関係から考えても、
ユーザーサイドの期待や希望を考えていないと思う。
販売時に重要事項として知らせてもいず、
消費者への説明責任を果たしているとは言いがたい状況だ。
消費者保護の観点や製造物責任の考えから見ても、
復旧を試みるというオプションは用意していただきたいと考える。
技術的にできないことではないのだから。

車にオプションをつけたときでも、
オプションをつけたことでオプションが原因の故障とは言わない。
オプション込み弟子有利を試み、
オプションメーカーとの連携もしっかりしている。
コンピュータ業界だけがこうした流れを無視して、
ユーザーにのみ過大な負担を強い続けているあり方は
ぼちぼち改めてもらわないといけない。

せめて故障時のチェックリストや、
リカバリーのシステム増築に対応した説明を
ユーザーに対して知らしめる義務があると考える。
ユーザーが学ぶべきものがどんどん増えているのに、
ユーザーマニュアルは、逆にどんどん薄くなる。
最近ではOSマニュアルも同梱されていない。
この流れなら、ハードウェアメーカーが、
ユーザーへの利便を考慮していないと考えられても仕方がないと思う。
僕の考え方が甘いといわれることなのか

ドギーズパーク2006-06-12

ほぼ毎週、遠慮なくノーリードで遊べるところに連れて行く。
「ごお」君のために会員となったドギーズパーク滋賀が
最もよく行く場所となっている。

ほんとは山や川に連れて行ってやりたいのだが、
体力的な不安を抱えるため、なかなか行けない。

ドギーズパークでは、ジョンも知り合いが多くなったため、
「そらん」以外にも遊びに誘える相手ができそうだ。
今日はトイプーのストーカーみたいになって、しきりに遊ぼうとしていた。
残念ながら遊んでもらえなかったのだけれど、
ドッグランでもリラックスできるようになったのだから、大進歩。

たっぷり2時間遊んだ後、ジョンを車で待機させ、
「そらん」の訓練のおさらいをした。

基本服従は、かなり正確にできるようになってきた。
遠隔もおぼろげながら理解しているようだ。
熟練も半分できている。
もうちょっとがんばればアジリティもできそうなのだ。
いかんせん、僕に根性がなく、何をやっても中途半端になりそうだけど。

それでも3ヶ月ほど前より、相当チームとして進化していると自賛している。
まあ、傍目に見たら、コントロールしていないとしか見えないけれど、
「犬の下僕」を自他共に認める僕が、
曲がりなりにも指示を出せるようなったのだ。
誰も褒めてはくれないだろうから、自分で褒めることにする。

クラッシュ2006-06-13

クラッシュしたパソコンわ修理に出す前に、
職場での権威に診断してもらった。
その結果、故障した箇所はやはりハードディスクであり、
各種診断を行った結果、Cドライブが認識されないということがわかった。

88の時代から数えて9台目のパソコンが、
僕の手に負えない初めての故障となった。
ハードディスクが実働2年で壊れるのも初めてのことだ。

ネットとワープロ程度にしか使わないし、
ソフトウェアも正規品しか使わない。
そんな使い方なのに、たかが二年半で壊れるのか。

ゲーム専用機に成り下がったコンパック製のは、
今回故障したものと比べてもはるかにハードに使っていたが、
いまだにハードディスクの故障はない。
その前のNECのキャンビーも現役で働いている。

こうして考えると、他の人の印象などを聞くと、
今回故障したソーテック製のマシンは、
総合的に見れば、僕程度のものが買うべきものではなかったようだ。

このメーカーの品物は、中級者以上の人が、
自作がめんどくさくて、比較的安価に求めたいという場合のほか、
ハードウェアに詳しくない初心者が買う品物ではないようだ。

かなり販売店での良い評価を真に受け、
販売店を信用して買ったことを後悔しています。

訓練だあ2006-06-14

しつこいようだが、火曜日は「そらん」の訓練だ。
たとえコンピュータ業界に憤っていようと、
あるいは愛国心を声高に言う人々に、
もっと弱者に目を向けろと憤りを感じていても、
とりあえず「そらん」の訓練は、目下の重要事項なのだ。

「訓練」といっても、訓練されるのは「馬鹿」い主の僕なのであり、
「そらん」は訓練と思っていず、楽しい遊びと考えているようだ。

根っから(犬にだけは)優しい(自画自賛)僕は、
「そらん」には猫なで声で指示を出してしまうし、
ほめ方も、叱り方も、なっちゃいないのである。
それでも「そらん」は、こんな僕の指示にも従うようになってきているから、
とってもおりこうなのだ。
ゴールデンらしくない変な顔のあほ、なんて言っては天罰が下されよう。

どこかで僕たちに会っても、「そらん」のことをおばかとは言わないでね。
僕がおばかなんだから。

うらみの雨2006-06-17

天気予報では日曜の天気のほうが不安だったから、
今日、ドギーズパークに出かけることにした。
だけど、どうも雲行きが怪しい。
十二時過ぎにドギーズパークについたものの、
一時間もしないうちに、小雨が降って来た。
時間とともにどんどん雨脚が強くなり、
ついに二時半ごろ、遊びを断念する事となった。

それでもどうにか二時間近く遊べたから
二頭とも満足してくれた…と、いえたら嬉しいのだが。
「そらん」は不満たらたらなのだ。
ジョンは疲れたみたいでベッドで熟睡しています。

ディロン第三話2006-06-17

何やかやでディロンの放送は飛び飛びになっている。
別物だと思い見ることにしたから、本との違いは書かない。
ドラマとしては、さまざまなエピソードを挟み込むことで、
広く好感をうるのに成功しているのだろうけれど、
脚色がきつくて素直には楽しめない複雑な思いで見ている。

本日放送分では、放棄されたとするゴールデンが登場していたが、
放棄犬なのに、いきなり美しい被毛でもって登場して来た。
放棄された犬の状態をありのままに表現する必要はないとは思うが、
放棄や飼育放棄の現実を訴えかける意図があるのなら、
この犬のメイクには、もう少し配慮してしかるべきだったのではないか。
丁寧にブラッシングされた輝くような犬ではいられまい。
どうにもこうにも違和感を感じて、仕方ない。
こういう放送のための脚色の過不足が、なんだか鼻についてしまう。

このディロンのテーマが何かということを考えてみたとき、
本とは別物と思っていても、
ドラマ制作陣の姿勢が気になって仕方がない。

無念なり、日本代表2006-06-19

第1戦に続いて、FW陣のシュートへの執念が感じにくい一戦になった。
世界に肉薄してきていても、やはりまだ一歩なのかもしれない。
オーストラリア戦よりは闘った印象があるけれど、
攻められている時間が長くて、川口のすばらしい守備がなければ、
クロアチアは何ゴール奪ったか。
対して日本のシュートは枠に行くものが少ない上、
シュートを打つのがMFのミドルが多い。
本番前に見せた高原の動きも影を潜め、
ボールを持ってからの思い切りの良さがなかった印象がある。
中村は創造性に溢れるプレーは少しあるものの、
守備への入り方、攻撃時のスピード感に精彩を欠いていたため、
全体としていまひとつな感が否めない。
中田はさすがと思わせるものを見せていたが、
そのプレーだけの単発な感が拭えない。
どこまでも日本のFWには危険な匂いがないので、
善戦しても勝利の道は険しい感じだ。
ペナルティーエリア内で少ないタッチでシュートを放てられなければ、
世界のレベルで勝つのは難しいのだろう。

クロアチアの戦い方は、
日本にとってはオーストラリアより相性はいいと思っていたのだが、
勝利への道は遠く、ブラジルからの大金星が期待薄なだけに、
日本代表のワールドカップは、ほぼ終わってしまった。

残る日程では、ライブで見ることもないから、
寝不足気味になることはない。
残念である。

終わった2006-06-23

ブラジル相手じゃ奇跡はないだろうということで、
無理してライブで見るのはやめ、録画を見た。
勝たなければならない試合だったけれど、
中田以外で真っ白になるまで燃えた選手は何人いるのだろうか?
観客の期待を背負ったり、国威の発条のためにがんばる必要はない。
だけれど自分自身を誇りにできるだけのことをしたのか。
残念ながら何人かの選手には、そうしたものを感じられない。
本人にしかわからないことだから、これ以上は書かない。
僕の勝手な思い込みに過ぎないのだろうから。

ジーコの責任を追及するのも無為なことだ。
ジーコが目指したものが、日本に必要なものであったことは確かだ。
電通への批判も目立つが、それも的外れな気がする。
それらは敗れたから言う批判でしかない。

ジーコが与えた考え方を日本の体力に合わせ修正し、
4年後を目指すがよい。
4年後は、日本の主力はがらりと入れ替わる。
過ぎ去った大会をあれこれ言うより、一ファンとしては新たな戦いに期待する。

新たな人材を国際舞台に通用するよう育成するのが、
日本サッカー協会の使命だ。
しかし、闘志が前面に出るFWの育成だけは難しいのだろう。
日本人の気質に原因があるのか、
日本の青少年への指導方針に原因があるのか、
はたまた?