レーアスパラキナーゼ?2007-07-06

昨日、タイトルのように表記したが、
実はL-アスパラキナーゼという薬らしい。
主事医師の字が下手なのか、僕の目が変なのか、
原因がどちらにあるにせよ、笑っちゃう間違いです。

この薬はエントリー的に用いられていて、毒性は軽いという説明だったが、
国立がんセンターによると
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/dia_tre/attention/chemotherapy/fukusayou/allergy.html
と、いうような症状があり軽視できない副作用があるようだ。
また、経過観察を怠り油断していると人では死亡事故も起きている。
http://blog.goo.ne.jp/clinicalscience/e/811e740b5d178f94c332ca4b1358ebc5
飼主としては観察で留意しておく必要がある。
頻尿や嘔吐があれば、いち早く獣医へと向かわねばならない。
「ごお」がいるときから通っている獣医なので信頼はしているが、
事前によく勉強しておかないと、
急変を見落とし後悔することになる。
後悔は「ごお」に対してだけで十分、
今度こそ抜かりなく生を全うさせてやりたい。
それが果たされるとき、「ごお」への後ろめたさが消えるのだと信じる。

アドリアシンも以下のような薬であり、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E9%85%B8%E3%83%89%E3%82%AD%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%B7%E3%83%B3
こちらも副作用に対する観察は、
飼主として的確になされなければならないようだ。

さて、ジョンの抗がん剤投与から一日が経過した。
今日のジョンは朝方には顎から喉にかけての腫れは手のひら大の範囲だったが、
夜にはかなり目立たなくなっている。
感覚的には金曜の朝と変わらぬものとなっている。
しかし、よくよく見ると、丁度リンパ腺のある辺りには親指ほどの腫れが残っている。
今のところ劇的な腫れの引き具合といえる。

食欲も旺盛で、「そらん」と一緒に走り回るほどの元気を見せてもいる。
散歩も朝は少々嫌がっているように感じたが、
夜は積極的に歩いていた。

便も状態としてはよいし、尿の回数も感覚も正常といえる。
嘔吐も倦怠果敢もないようなので、副作用は認められない。
喉のしこりや腫れが引いたことで、呼吸もずいぶんと静かで楽そうだ。
この薬の聞き具合が持続していくなら、
心臓への負担が強い抗がん剤の使用が正しいのか考え込む。
獣医が提示した治療プログラムは適正なものなのだろうとは思うが、
弱い薬ででも効果があるのなら、
あえて強い薬を使わずともよいのではないかという気になる。

引き続き様子を観察し、来週の追加投与時には、
疑問点として聞いてみようと思う。

ジョンの闘病記は治療費も含め、闘病経過として書いていくつもりだ。
あとから続く闘病する犬たちの飼主に、希望や覚悟への参考になればよいと考えている。

僕自身、リンパ腫との付き合い方は、多くの先人の試行錯誤を参考にした。
データがあれば、不安を抑えて戦う気持ちが涌く。
僕のブログなど訪れる人は少ないだろう。
それでも参考になればと思っている。