こんな偶然はないだろう2010-10-09

東大阪市レスキューというのか、東大阪レスキューというのか、
どっちでも良いが、エンジェルズが発信している内容は、
ミクシーなどに投稿された記事と
ほとんど同一の情報を示し事実誤認の箇所が合致する。

ミクシーをはじめとした転載記事は、
すべてひとつのメールが元となっている。
その中の事実誤認がエンジェルズのものと一致しているのは、
ふつうに考えては、偶然とはいえない。

東大阪レスキュー。MIXIへの投稿について
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2010/10/03/5382176
MIXIトピック、無残なり。
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2010/10/07/5388036

上の二つの記事でおかしさについて触れたので、
今度はエンジェルズの公式発表との近似性を見ていただきたいと思う。
エンジェルズからの情報だということを故意に伏せ、
情報の拡散を意図したものだということがわかると同時に、
自分たちさえ良ければ、後のこにむ対して徹底して無責任ということが、
その下品なやり口からわかるようになっている。

自由に転載してくださいとの注釈があった、
最初のトピックを紹介しています。
ミクシーアカウントがない方は、↓をあけてみてください。
MIXIの情報 http://kumaneko.asablo.jp/blog/2010/08/26/5387118

エンジェルズは、奈良山中の遺棄が事件として報じられたころ、
お盆の最中ということもあり、慰霊祭なるものを挙行し、
その余韻に浸っている頃でした。
結構な衝撃をもたらした遺棄事件なのに、
そういう事件のことも知らないかのような、
お祭り気分と、突然の犬の病気を前に苦しむことを発信していました。

それが突然以下のような記事群として紹介されます。
エンジェルズの発信部分は青字で、
特に気になった点は赤字で示しています。
黒字部分がぼくの見立てとなります。

8月18日付 活動日誌
ある大きな問題から、急遽某繁殖場に出向きました。
泣き叫ぶ声を聞きながら「まだ、こんな所があるんだ・・・酷すぎる。」としか言葉が出なかった。

ブリーダーとは、呼べない。
純血種を守る為、きちんとしたブリーディングを行っている人をブリーダー。
これは、悪徳繁殖屋である。
こう言う所と知らずに、ショップに並べられた可愛い子犬を購入した飼い主さんが、後々泣く。
先天性遺伝疾患。
ここのオーナーから「引き取ってくれるのか?」と言う言葉が出た。
馬鹿を言ってはいけない。
私達も何度か、繁殖屋に入っているが、全頭放棄=廃業届を出してのレスキューである。

今回の現場。 骨と皮だけになった子が、虫の息で横たわっていた。
掃除をしていた従業員は、その前を素通り。

目の前に居たシーズー5頭?のうち一頭が他の犬から苛められていた。
総攻撃を受けている。
当然雄雌ごちゃ混ぜに入れて、交配。
従業員の話によると、朝来て死んでいる犬は居る。

この日の記事は、あまりにも劣悪な飼育状況に怒り書いているとも取れます。
しかし、東大阪のブリーダーを探していた真の理由については触れず、
興奮した様子には、自慢げな様子を感じてしまいます。
これまでの足跡と重ね合わせて読んでいるからかもしれません。
骨と皮だけになった虫の息の犬を見ていて、
しかも従業員が「朝来て死んでいる犬は居る。」とさえ言っているのに、
まるで動じていません。
活動記録を見ても、虫の息の子を引き取った記述がありません。

8月19日付 活動日誌
関西でブリーダーが山に犬を捨てたニュースがつい最近ありましたね。
TVで騒がれると、「可哀相だ・・・」と、管理センターに保護されたワン達に、里親になりたいと手を挙げる人が多く現れます。

活動日誌では奈良山中の遺棄犬と関係付けていません。
そして、テレビ報道の影響を否定的に描いて見せます。

8月19日付「ずばり」
先日、奈良県吉野の山中に捨てられた犬たちの行方や、
運よく保護された犬たちの顛末が気になり調査をしていた。
通報も多くあり、何とかしてほしいとのお願いもされています。

情報もたくさん頂いたが、現在、警察も捜査中なので遺棄をしたブリーダーの公開も控えています。
遺棄が犯罪だとわかれば、今度は行政に幾ばくかの金を支払い、殺処分を依頼するのだろうか。
またまた、小分けにして捨てるのか。
はたまた、同業者へ一括で売り飛ばすのか、差し上げるのか??
そして同業者の手に渡れば今までと同様な環境下でひたすら繁殖用にこき使われるのか!

調査結果に自身があるのでしょうか。
誤情報なのに、確信的に主張しているところが、
とても痛々しい状況です。

いずれにせよ、過酷な運命になることは想像に難くない。

情報が錯綜する中、1件の有力な情報が入り、昨日、東大阪市のブリーダーの元へと行き着いた。
犬舎内には200頭近い犬と数匹の猫が居た。
連絡が取れて本人と話し合ったが、遺棄未遂の犯人は私ではない。と言い張る。

「不要犬を手放す考えは有るか?」
「頭数を少なくするから引取りはしてくれますか?」
「貴女のブリーダー業の後始末など出来ない。ブリーダー業を廃業して全頭を手放すのであれば検討はする」
「・・・・・」

近隣では悪臭と鳴き声の凄さに苦情の連発らしい。
近くには幼稚園や小学校が有り、登下校の通学路に施設が有る。
入口の扉は壊れていて、いつ、逃げ出して児童を噛むかもしれない。
狂犬病ワクチンを打っていない200頭の犬たち。
いくら狂犬病の清浄国といえども住民が不安に思うのは当然のこと。

匂いに鳴き声、大量の被毛飛散。
周囲の人には迷惑きわまりません。
少しなら相身互いで我慢も必要ですが、
数十頭ともなれば受忍限度を越えていましょう。
行政の指導に実効力は必要です。

で、都島でも苦情騒ぎありましたね、
こちらは 動物愛護団体の看板を上げていた そうですが、
指導にも改善できなかったというではありませんか。
犬の咬傷を心配するのは、
シェルターが雪の日に犬が脱走しそうであったと聞きますぞ。
かなり酒波では心配していたらしいけど、ちゃんと応対しましたか。

現場の状況は、
小さな小型犬のサークルに3~8頭を入れ、その上にベニヤ板を置きサークルを乗せている。
上の子が暴れたら落下するだろう。
このようなケージが数十個ある。
元スナックかラウンジの内装の店舗で、店内は15坪ほどの大きさに200頭の犬猫がぎっしりと居た。

おーい。エンジェルシェルターと一緒じゃん。

もし、自宅にも100頭の犬がいたならば、町の中で300頭もの犬を繁殖に使っている事になる。
もし、奈良県吉野町に捨てた犬の犯人がこのブリーダーであるなら、奈良の保健所で保護されている犬が31頭、戻ることになる。。

業者の否定を歯牙にもかけず疑い続けています。
実は、多くの人が混同しかけたのですが、
はっきり違う案件との指摘がすでに出されていたはずです。
僕自身も、相当に早い時期に、
エンジェルズの空騒ぎと認知していました。
ただ、幸か不幸か本当にパピーミルのようでしたので、
騒ぐのもいいだろうという目で見ていました。

8月23日付 活動日誌
先日の悪徳繁殖業者の件で、連絡が入りました。
現場に行政指導に入ったそうです。

そりゃ、エンジェルズががんがん言い立てたのだから行政も動きます。
その点は、エンジェルズの手柄なのだろうと思います。
ただし、この日以降にエンジェルズ発でなければならないメールに呼応して、
行政に電話攻勢させています。
正しい情報であればよかったのですが、
二つの業者であると把握していなかったため、
間違った問い合わせをさせてしまうという、
とても下品なことが起きてしまいました。
焦りが招いた不都合な事実です。
8月24日付 活動日誌
劣悪繁殖屋の件で、代表が監督官庁へ抗議しています。
会話の内容は、代表の「ズバリ一言」にて、記載しております。

東大阪の劣悪環境の繁殖場に行ってから、2週間が経ちました。
その間、沢山の方が動いて下さっています。
環境省へもこの件は伝えられています。

まだ一週間しか経っていないのに、2週間と書いている。
早くレスキューしたいという焦りが書かせたのでしょうか。
それとも記事にしていない隠された事情があるのでしょうか。
たくさんの人が動いているのに、
別の事件だということをつかめていないところに悲しみを感じます。

しかし・・・あの子達は、今現在も苦しんでいます。
所有権がある以上、行政がこの繁殖屋を指導し、改善して行かなければならないのです。
一人で、200頭以上の犬の世話が出来るはずないのに・・・。
しかし、この繁殖屋のオーナーは今後も商売を続けて行こうと考えています。

別にこの業者の肩を持つわけではないが、
もし、エンジェルズに睨まれなければ、
アルバイトを雇える状況であるので、
ぎりぎり業として成り立っていたわけです。
行政の指導を受けても続けていく気があったということであれば、
相応の利益の確保が見込めたのでしょう。
ところがマスコミに取り上げられ、
世間の注目を浴び、数々の制限を受けてしまい、
廃業するほかない状況に追い込まれていったと見るのが現実でしょう。

220頭の確認が出来ていて、狂犬病予防注射・登録をしたのが、たった12頭。
あとの子達は???

8月30日付 ずばり
劣悪環境を継続しているブリーダーを告発いたしました。
監督官庁である大阪府、東大阪市は動愛法、動物取扱業法、狂犬病予防法に違反している事実を確認しながら
適切な指導を行わず飼養動物を苦しめる結果となっていました。

犬の上に犬が座り、糞尿の上に座り、体は汚れて悪臭となり
一日に一回の清掃では、次の日の清掃まで糞尿まみれです。
200頭の犬に対して若い男性が一人で清掃と餌やり、水やりを行っています。
現実的に、妥当でしょうか?

一日に一回での件は、糞尿塗れの件、
ともにそっくりそのまま当てはまるのではないかと疑ってしまいます。
自分たちの活動日誌で、
ウンコのこびりついたバリケン洗いを自慢しているくらいですから。
9月1日付 ずばり
(お知らせ)
現在、東大阪市のブリーダー及び行政を告発していますが、
先日、奈良県吉野町の山中に100頭の犬を遺棄しようとした業者はこの業者ではないという情報がありました。
警察も行政もこの事実を確認しています。
が、警察や行政は個人情報保護法により被疑者の情報公開はしておりませんから、あくまでも推測です。

漸くこのブリーダーが奈良の遺棄をした業者でないと知った模様です。
あくどい手法が話題となっていたため、
誰もエンジェルズへの連絡をしなかったということが浮かび上がってきます。
引き受けたハートですら、すでに限界と認識していますし、
引取りに躊躇していたようです。
しかし、どの団体も引き受けに消極的だったため、
やむなく引取りを決意されているのです。
手を上げているのに、誰からも相手にされなかったエンジェルズって、
どういう存在なのでしょうか。
この遺棄犬がエンジェルズが疑う業者でないことは、
相当な人がすでに気づいています。
水面下では、20日ごろには打診が進められていたようです。
知らぬはエンジェルズばかりなり。
それがミクシーのトピックに載せられたメールの真相ではないかと疑っています。

ということは、東大阪市内にはこの遺棄を企てた業者がまだいます。
情報を持たれた方は、ANGELSに通報をしてください。
奈良の動物管理センター(宇陀アニマルパーク)には32頭が保護されていますが、警察の捜査が終われば犬たちはブリーダーの元へ返還されます。
そうなれば、100頭の犬たちが路頭に迷うか転売されるか処分される可能性もあります。
救える命があるなら、みんなで救いましょう。

この時点で、すでに徳島のハートが全頭の引取りを決めていた。
その事実を掴んでいず、遺棄犬の行方を追いかけている。
自分たちが探し出し、廃業に追い込もうとしている以上、
相当数の引取りを覚悟しなければならないのに、
キャパを越えた手の広げ方に危うさを見る。
奇しくもこの記事が、関西の地で保護団体の異分子扱いされている事実を物語るのではないかと思う。

間違った事実を書き込んだ投稿を見て、
大阪市や東大阪市に抗議した人たちは、
行政の態度に不信を持ち、信用ならないとまで言っている。
その間違いを招いたのが、エンジェルズから出た語情報が原因なのだ。
そのことを反省しようともしないところで、
行政と手を携えるなんて言う主張が、
心にもないものだとわかってしまうところも皮肉だ。
支援者を大切にしない体質ももろに出ているしね。

早く退場してはいかがかと、つい思ってしまう。

東大阪の業者を混同しつつ、
東大阪レスキューの内容について詳しく知るのは、
ただエンジェルズのみ。

マスコミを招き入れたのが行政と考えられない以上、
エンジェルズがリ情報提供して取材につながったと見るべきなのだろう。

こういう手法はあざとすぎませんかね。

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