2月8日の裁判以降の動き。(未完稿)2008-02-27

アーク・エンジェルズ活動日誌ほぼ連日の更新

雰囲気は一生懸命。だが実態は見えない。
 2/10を除き、毎日更新しているけれど保護権の譲渡のことについては触れることもなく、ひたすら雪掻きが重労働とぼやいていたり、3時間おきのストーブ点火作業が必要とか、防寒対策していまっせとか書いているだけだ。肝心の保護活動の中身がない。
AAスタッフが雪掻きに6追われて腰が痛いとか、浪花節に訴えたいらしいが、活動日誌と銘打つブログの本質からずれている。重労働に滅入るとは書いたとしてもたまでいい。本来、湖北にシェルターを開設した時点で、容易にかかる事態になることはわかっていたろう。泣き言に近いブログは情けなさ過ぎる。
活動日誌という以上、保護犬の近況や治療経過、譲渡希望者への謝辞などが書かれるべきであり、書き手の個人的な愚痴など誰も聞きたくはな
い。見苦しい日誌といえる。
 

「ずばり一言」も2/8 2/13 2/19の計3度、更新されている。

 それらは、それぞれに裁判があった日。高島市長と反対期成同盟役員の面談のあった日、雪を大量に流して下流住居に浸水をおこさせた日となっており、シェルター運営が順調とはいえないことを隠蔽するかのごとき様相となっている。中でも19日の記事は苦笑する。
雪掻きの方法を知らなくて大量の雪を水路に流して苦情を言われたことを反省もせず、堂々と雪掻きの秘訣を教わったと自慢するのである。
 豪雪地帯にシェルターを開設し、都会人だから雪国の常識を知らなかったと豪語してしまえる神経に、自尊心の肥大化を見た。シャーベット状になった雪塊ほど始末が悪いものは無いとの知識がなかったのだろう。おそらく雪がすぐ解けるものとの認識で、敷地の雪を台車等に載せ、せっせと水路に流したのであろうが、下流域で雪塊が水路をせき止めることとなり、床下への浸水という被害を及ぼさせている。周辺住民からいろいろ教えてもらったということで、自分たちのしでかした失敗を地域に帰す狡猾な言い分と見た。


ここまでは2月20日に書いていた。
が、その後も馬鹿馬鹿しい更新がどんどん続いていて、
なんだかあほらしくなって書き続けるのをやめていた。

高島市は高島市なりの、原告の会は原告の会なりの戦いを進め、
AAの不誠実さを追求していくべきことであり、
僕にできるのは、弱弱しい発信力であっても、
AAをはじめとする疑わしい保護活動の存在を伝えていくことでしかない。
本当なら、動物愛護団体なり、保護活動を推進する立場のものが、
AAのあり方に対して批判を重ねていくべきことだ。
その作業がないと、日本で真の愛護精神、
正しい飼育観が広がるわけがない。
以前沈黙を守るARKやサラ・ネットワークなどのNPO法人にしても、 
結局はAAと似たり寄ったりじゃないかと疑念を持ち始めていた。

ここにきて「原告の会」BBSに、愛護団体の人らしい人が現れた。
AAをはじめとする疑わしい団体に、
保護活動界の内幕も含めた批判を開始している。
やっと信頼できる人が現れたのかと、絶望に一筋の光明が見出せた。
さらに保護活動家からの批判が登場するのを待ちわびている。
AAのも目的が私腹を肥やすことにないとしても、
透明性も正確性も不足していることは誰にだってわかる。
寄付金の使途も依然闇のまま。
この状況に異論を述べていない団体は、
すべて同じ穴の狢と判断する。

2月19日以降も、AAは二つのブログで感情に訴える内容のない更新を重ねている。
それに乗って、フレブル広場では激論が戦わされていた。
哀犬を救えとする一部の感情に流され考えることを停止した飼い主と、
犬を救うにも道理がなければならないとするものが対立した。
本来対立するべきものでないのに、両者で論争が生じる。
とても不幸なことだ。
この不幸が、AAの活動の生んだものだ。

AAはコンテンツを豊富にしたHPを作ったものの、
スタッフが足りないためか、更新さえできないところが多い。
会計報告は昨年1月からまとめられていないし、
譲渡した事実を時系列にしたがって整理して書き込むことすらできない。
彼らのHPの特徴は、起承転結のなさ。
記念事業を打ち上げても、報告がない。
援助してくれたものを紹介しても、イニシャルと居住地のものが中心。
人によっては援助品目も書くというお粗末振り。
記念植樹への賛同者の紹介もなければ、
援助金は一切明らかにしようとしていない。
何もかもブラックボックスのままで放置し、
そこに疑問を感じた人には、金の亡者とばかりの批判をする。

いつまで信じているのだ。
いつまで放置するのだ。

日本の家庭での飼育環境は、他国と比べて遅れているわけではない。
自然観や宗教観の違いも含めれば、
トータルに見たとき、むしろ擬人化が進んでおり、恵まれた面もある。
AAの指摘するような状況は想像の世界だ。
闇に覆われた部分。そこが問題なのだ。
悪徳ブリーダー、無計画なブリーダー、拝金主義などが、
プロの側に根強い。
AAが救ったもの。それは闇の部分だ。

保護団体界で正常化ができないのなら、
まともな活動をしているところへも、募金はするべきでない。
金の流れをせき止められたら、
まともな団体が連合して自主査定基準を作成し、
評価基準を作成する業界浄化に着手しよう。
業界が浄化されるまで、僕は2度と募金はしない。
保護犬を引き取ることもしない。

ましてや林代表が言う犬税の導入など賛成するべくもない。
誰かの懐を潤すための税金など払う必要はないと思っている。
こんな税のあり方を考えるくらいなら、
繁殖業を営むものに保証金制度を設けるべきだ。
規模に応じて保証金を供託させる。
解散時に返金する程度でよかろう。
保証金制度を設けた上で、立ち入り検査を義務付ければよいのだ。

本当に書きたかったことは、日を改めて書く。

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