楊令伝 1 玄旗の章 ― 2007-05-20
北方謙三 集英社 1600円
待望の水滸伝の俗間が刊行された。
水滸伝 19 旌旗の章 で
官軍との凄絶な戦いの後、瓦解した梁山泊軍は
その存亡を賭けた戦いにも、志を絶やさぬための策謀を練っていた。
宋江という首魁も、楊志の子、楊令に旗と共に志を伝えていたのである。
その敗戦から3年。
各地には宋に対する怒りを胸に秘め、梁山泊の残党がくすぶっていた。
呼延灼・張清・史進の中軍は各地を転戦し、李俊の水軍も健在
公孫勝のの致死軍、戴宋の情報網、燕青の塩の道も健在。
梁山泊は再起の機会をうかがい潜伏している。
待ち望んでいるのは「頭領」。梁山泊軍には芯が不足していた。
>
そう、宋江から旗を託された楊令を待ち望んでいるのだ。
楊令を捜し求める梁山泊軍中枢。
武松・燕青ははるか北方、女真族の地へと赴き、楊令の臭跡を探る。
金の幻王と呼ばれ恐れられる過酷章な将こそ、楊令であった。
燕青・武松との対面で楊令がなにを語るのか
次巻が待ち遠しい。
宋・金・遼の3つ巴の争いの中に
梁山泊軍の志・替天の旗印がはためくか。
梁山泊の好漢たちと楊令が道を伴にし、
新しい国のあり方に結び付けられるのか。
期待大である。
北方ハードボイルド歴史小説。新展開。
すべての人は目的をもつってのが良い。
敵も味方もなく、それぞれの美意識がしびれさせる。
待望の水滸伝の俗間が刊行された。
水滸伝 19 旌旗の章 で
官軍との凄絶な戦いの後、瓦解した梁山泊軍は
その存亡を賭けた戦いにも、志を絶やさぬための策謀を練っていた。
宋江という首魁も、楊志の子、楊令に旗と共に志を伝えていたのである。
その敗戦から3年。
各地には宋に対する怒りを胸に秘め、梁山泊の残党がくすぶっていた。
呼延灼・張清・史進の中軍は各地を転戦し、李俊の水軍も健在
公孫勝のの致死軍、戴宋の情報網、燕青の塩の道も健在。
梁山泊は再起の機会をうかがい潜伏している。
待ち望んでいるのは「頭領」。梁山泊軍には芯が不足していた。
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そう、宋江から旗を託された楊令を待ち望んでいるのだ。
楊令を捜し求める梁山泊軍中枢。
武松・燕青ははるか北方、女真族の地へと赴き、楊令の臭跡を探る。
金の幻王と呼ばれ恐れられる過酷章な将こそ、楊令であった。
燕青・武松との対面で楊令がなにを語るのか
次巻が待ち遠しい。
宋・金・遼の3つ巴の争いの中に
梁山泊軍の志・替天の旗印がはためくか。
梁山泊の好漢たちと楊令が道を伴にし、
新しい国のあり方に結び付けられるのか。
期待大である。
北方ハードボイルド歴史小説。新展開。
すべての人は目的をもつってのが良い。
敵も味方もなく、それぞれの美意識がしびれさせる。
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