ジョンと「そらん」2007-07-05

ジョンがうちに来て1年5ヶ月。
「そらん」ともすっかり打ち解けて、
ジョンは「そらん」には甘えている。

「そらん」は激しい気性も時折見せるが、ジョンに対しては優しい。
マウントされようが、なにしようが平気なようで、
そんな「そらん」の後をジョンはくっついて離れずワンワンと呼ぶ。
「そらん」もジョンが呼べば、とりあえず仕方ないなという顔で遊び始める。

いつも行くドッグランでもジョンを待っていたりするから、
家族だと思っているのだろうか。

「そらん」は「ごお」がいなくなったあと、とてもさびしがりになった。
ジョンが着てからはさびしいという顔はしなくなっていた。
「ごお」の退場が堪えたのは、僕だけじゃない。
「そらん」だってさびしかったのだ。

ジョンはうちに来た時点で8歳。
いつかは「そらん」より先に逝くだろうとは思っていた。
それが何年先になるかなんて考えていなかった。
きっと4-5年はうちで平穏に暮らしてくれるだろうと信じていた。

朝はずいぶんと小さくなっていたあごからのどの腫れは、
夜にはまた少し熱を持って大きくなりだしている。
早急に治療を始めなければならないようだ。
木曜か金曜にエコーの検査をし、抗がん剤を打ち始めるつもりだ。

多数のゴールデンがリンパ腫と戦っている。
抗がん剤治療を始めて1年ほどは、
たいていの犬は腫れもなくなり、飼主との充実した日々をすごしている。
ジョンにもそうした時間が訪れるに違いないと信じる。

どうか抗がん剤が体に合いますように、
せめて2年、ジョンがうちで幸せを感じてくれるよう時間が流れて欲しい。
ジョンが元気でいること。
「そらん」にとってもジョンがいる暮らしは楽しいはずだ。

幸いジョンは体力はある。めげないようがんばる。

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