ちょっと滋賀まで。2009-10-28


なんだかか活力が落ちたままです。
なかなかブログを書く気になれません。
26日、27日と医者通いもしています。
聴力もおかしくなっているので本日も医者に行かねば。
健全とはいえない状況になっています。

こんな状態でも犬たちに辛抱させることはしていません。
毎週あちこちで気散じさせています。
25日もいつものようにドギパに連れて行きました。

ただ25日は琵琶湖一周のドライブを午前中にしたため、
ちょっぴり不満だったかもしれません。
家を8時に出て京都東経由高島、それから木の本、栗東を経由しドギパと、
一日で400キロ近くの移動距離になりました。
昔は下道で一日800キロのドライブをよくしたものだが、
この歳になると400キロでもきついです。

なんでこんな無謀な犬連れドライブをしてきたかというと、
エンジェルズ(前アークエンジェルズ)のイベント告知の中で、
周辺住民に対して挑発的とも読み取れる記事が載せられていたことから、
急遽デモを開催する旨を聞きつけ、
住民たちのエンジェルズへの温度を見ておきたいと思ったからだ。

ぼくが滋賀シェルター付近に着いたのは10時30分過ぎ。
バイパスを降り酒波地区に入ると警察の警備がなされていた。
警官の話では丁度デモ行進が始まり、
地区が用意した駐車場にはいけないということで、
無謀かもしれないが多目的集会所に進むことにした。
行進の最後尾がシェルターのあたりに到達していたため、
地元の人の好意で車を駐車させていただき、
デモ行進を追いかけることにした。

デモの参加人数は一目で200名を超える規模と知れる。
行進の前後に整然とした行進となるよう世話をする人も20名程度はいるし、
集会所前には居残りをしている住民も10名はいた。
総勢では250名を優に超える数に見えた。
手作りのデモ行進の中には遠方からの参加者はいないようで、
他府県からの参加者はせいぜい数名、もしかしたらぼく一人暗いかもしれない。

行進の対象となるシェルター前には4台の車が目隠しのように並べられ、
道路に面したフェンスにはブルーシートがかけられ内部が見えないようになっていた。
シェルター入り口にはそろいのつなぎを着た、林代表他数名がおり、
住民の行進をじっと見ていた。

行進の中ほどまで進み住民の動きを見ると、
結構なお年よりも行進に参加しているし、
行進しながらも水路を見つめて心配そうにする方も多数見られた。
何人かの方と言葉を交わしたがエンジェルズへの不信は相当に根強い。

シェルター内には、スタッフ以外に数名から10r数名の人がいる模様だったが、
ほとんど中を見ることのできないような形になっているため、
実際のところは不明である。
ただ施設内の駐車の仕方は、みっちりと詰め込まれたものであったので、
こちらはほぼスタッフと思われる。
地元の方の話では良く見る車が多数あるということだった。
デモにあわせて中を見られないように車を配置したということかもしれないが、
中に入ろうという気を起こさせない拒絶の雰囲気を感じた。
周辺住民が気軽に立ち寄れない場所でのバザーに意味があるのか、
はなはだ疑問に感じた。
ごく少数のみを対象にバザー品を要求していたということなのか。
同窓会参加者といったってスタッフと重複もしていよう。
スタッフのスタッフによるスタッフのためのバザーになっていないことを祈りたい。
仲間内でいいもの分け合う格好になっていたら失望もんです。
協力した人にしてみたら裏切りのようなもの。
同窓会参加者と譲渡希望者が来たとしても30名といったところだろう。
スタッフ(ボラ含む)をあわせたって80名も来たら御の字。
12時半まで現地にいたが、デモ後一台のワンボックスが増えた後は、
約1時間半の滞在期間中にはシェルターへの来訪者は見かけていない。
近くには路駐の車はほとんどない。

手作りの抗議行動には、派手なマイクパフォーマンスなどない。
淡々と行進しエンジェルズへの抗議を口にする。
エンジェルズの発信では数名の反対派とされているが、
僕の目には数名の許容派がもしかしたらいるのかなという風に映った。

シェルター稼動から約2年。
住民のエンジェルズへの不信は依然高い。
地域で受け入れられない。それが彼らの活動実態を物語る。

野次馬のぼくにもおにぎりとお茶くださいました。
とってもおいしかったです。
お昼にしたらと4つもいただいたので、
犬たちにひとつおすそ分けしました。
犬たちの食いっぷりのよさを見ていただきたかったです。
そば畑、いい実りです。現地の期間限定蕎麦屋さん。
ぜひよらせていただきたいと思っています。

それからエンジェルシェルターだが、
2008年06月21日付の「高島シェルターを見てきた」
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2008/06/21/3589059
以来、1年4ヶ月ぶりに見た高島シェルターは以前より薄汚れて見えた。
全快の記事に載せた写真の左のコンテナの横など、まるでごみ置き場。
無造作にバリケンが積まれている。
全体として閉鎖的になり、内部が伺えないよう目隠しがほうぼうにある。
相変わらず犬の鳴き声はいったん始まると盛大。
犬舎に用意したという冷房は、良く見ればかなり古いもの。
最新式の室外機というわけではないようで、
屋根の上で赤錆の姿を曝している。

これが地元に1億2千万と説明した施設の姿か。

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