2枚目の接種券が届いた。2021-06-23

一回目のワクチン接種が済んで、二日後に届いた封書。
64才以下に送付されたワクチン接種券です。
事前登録で送付されてきた接種券に遅れること一週間。
政府の必死の尻叩きで、どこの自治体も送付スケジュールを速めていて
一斉に着手しだしたということなのだろう。

一週間先に手にしたことでスムースにワクチン接種ができたのだし、
文句を言う筋合いはないが、それでも混乱していることに疑問を持つ。

新たな接種券を送付するのにかかる費用は微々たるもの。
封書代やら印刷物やら配送費などで100円といったところ。
配送リストから事前登録者を除く作業を考えれば、
峻別せず送付するほうが合理的だと思う。

まだ記憶が衰えていないから、自分が予約したことはわかっているし、
重ねて予約するようなこともないが、
強い認知障害などに進んでいたりしたら、
複数の予約してしまう人だっているんじゃないかと気になる。

それから一挙に送付することで、ネット予約できる人ならいいが、
接種希望者で電話予約または窓口予約するしかすべのない人が
取り残されてしまうケースができそうだ。

スマホを使う世代は、比較的早く接種の機会をつかみ取れるだろうが、
60才から64才の人の中にも情報技術に疎い人は多数いる。
前世代が早めの接種を希望するなら
情報弱者救済の方途を考えていないと困ったことになるように思う。

事前登録の時に感じたのは、QRコード決済はスマホを持っていないし
QRコード対応機器を持っていないのでできないと言ったら、
電話で連絡を求められた点。
ネット登録が可能なら、そう案内してくれればいいのに。
届いた広報にも、QRコード利用可電話でとあり
通常のネット予約について案内がなかった。

いろいろな意味で、各所にボトル・ネックにつながる実情がありそうだ。