一寸先はわからない。 ― 2021-09-18
どん鶴峰という景勝地がある。
子供の遠足に行くような、街から近い奇勝地である。
凝灰岩の地質が侵食されて出来上がった
ハイクコースは普通に歩いても2時間もあれば回れる程度の広さだ。
峰とは名付けられるも、標高にして150メートルばかりの
どのように歩こうとすぐに人里に出られるような土地なのである。
とは言っても場所によれば
最大斜度60度以上で3-40メートルにもなる断崖がある。
足場は風化が進み非常に滑りやすくなっているから危険はある。
滑落したならただでは済まない。
そこにさえ注意していれば、たとえ道に迷ったところで
なんとかなる程度の地だ。
まあ大型の哺乳類(といっても熊はいないだろう)はいるだろうが
襲われてどうこうという話も聞かない。
そんな地で知人が行方不明になった。
何度も捜索が行われたが、とんと行方が分からない。
行方不明になってから3週間がたった。
2度ばかり捜索に協力したが、足跡すら見つからなかった。
遺留物一つ見つけられないまま。
自ら行方を隠す必要もない。そんな人である。
コースをたどる中突然の記憶障害や疾病でも起こさぬ限り
大きくコースを逸脱した行動をとるような人でもない。
迷ったことでパニックになり滑落したとかない限り、
命を落とすことなど想像できない。
それなのに警察でも事故報告が把握できないのだから
現地、あるいは周辺のどこかにいるとしか考えられない。
延べ数百人が捜索したのに見つけられない。
たいして危険があるわけでなくとも、
単独行が持つ危険を改めて感じる。
もし命を落としているのだとしても、遺体くらいは見つかってほしいものだ。
なにかと犬連れとはいえ単独行の多い僕も
持病もあるのだから気を付けなければなるまい。
子供の遠足に行くような、街から近い奇勝地である。
凝灰岩の地質が侵食されて出来上がった
ハイクコースは普通に歩いても2時間もあれば回れる程度の広さだ。
峰とは名付けられるも、標高にして150メートルばかりの
どのように歩こうとすぐに人里に出られるような土地なのである。
とは言っても場所によれば
最大斜度60度以上で3-40メートルにもなる断崖がある。
足場は風化が進み非常に滑りやすくなっているから危険はある。
滑落したならただでは済まない。
そこにさえ注意していれば、たとえ道に迷ったところで
なんとかなる程度の地だ。
まあ大型の哺乳類(といっても熊はいないだろう)はいるだろうが
襲われてどうこうという話も聞かない。
そんな地で知人が行方不明になった。
何度も捜索が行われたが、とんと行方が分からない。
行方不明になってから3週間がたった。
2度ばかり捜索に協力したが、足跡すら見つからなかった。
遺留物一つ見つけられないまま。
自ら行方を隠す必要もない。そんな人である。
コースをたどる中突然の記憶障害や疾病でも起こさぬ限り
大きくコースを逸脱した行動をとるような人でもない。
迷ったことでパニックになり滑落したとかない限り、
命を落とすことなど想像できない。
それなのに警察でも事故報告が把握できないのだから
現地、あるいは周辺のどこかにいるとしか考えられない。
延べ数百人が捜索したのに見つけられない。
たいして危険があるわけでなくとも、
単独行が持つ危険を改めて感じる。
もし命を落としているのだとしても、遺体くらいは見つかってほしいものだ。
なにかと犬連れとはいえ単独行の多い僕も
持病もあるのだから気を付けなければなるまい。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://kumaneko.asablo.jp/blog/2021/09/18/9425676/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。