それでも信じるの? アーク・エンジェルズを。2007-02-06

大天使なのか堕天使なのか、はっきりとはわからないものの、
限りなく不透明なことは間違いの無いアークエンジェルズ。
世論の目はもう、かなりな勢いで不審へと変化しています。
それでも、というか、だからこそなのか、
アーク・エンジェルズ信者が依然として存在する。
そのあり方は、某カルト教団の末期に似て不気味だ。

580頭の命を救ったから、彼らが悪いはずがない。
信者たちはその一点でのみ、評価している。
正しいことをしていれば、経過などどうでもよいらしい。

よく詐欺に会った老人が、親身になってくれた詐欺師であるはずがない。
私を騙していたとは信じたくない。
そういうように犯罪者を擁護している。
自供ののちでさえ、なお言い続けている。

人には、見たいものだけが見えるという特性がある。
信じたものに裏切られるのを怖れるという傾向があるのだ。
アークエンジェルズを擁護し続ける人たちは、
そうした悪循環に落ちていると思うのだ。

支援金のトータルがわからないと代表は言う。
現金の手渡しや支援物資と一緒に送られてきたものならともかく、
口座への入金は調べるのに時間がかかるわけではあるまい。
譲渡会をアナウンスできた時点で、
途中経過を報告し、感謝を述べることくらい、単純で簡単なことだ。
それができていない、しようともしていない。
それを指摘をされているだけだったのに、
まともに取り合わなかったということだ。

たとえば、
「10月●日現在、皆様からの支援は●●万円に達しました。
支援物資についても予想以上に集まっております。
ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。」
「正直、これほどの支援が寄せられるとは思っておりませんでした。
皆様からの支援金・支援物資は大切に使わせていただきます。
犬たちの医療費については、ひろしま獣医師会の全面的な協力が得られ、
これまでのところ、大きな額とはなっておりませんが、今後重篤な状況にある犬への治療費がかかる見込みです。十分に支援金をいただいておりますが、今後、なお皆様の善意に頼ることが必要かもしれません。今後もひろしまドッグぱーくレスキューを見守っていてください。」
「寄せられた善意はひろしまドッグぱーくの犬たちに使用させていただきますが、今後の推移によっては余剰金が発生することも考えられます。
当団体は一頭でも多くの犬を救いたいとの想いから、アニマル・シェルターの建設を目指しています。
余剰金については、シェルター建設の基金とさせていただければと思います。支援物資においては、全国でレスキュー活動されている団体様に、
お分けすることも考えております。あわせて支援された皆様のご理解を賜りたく存じます。
当初の想定を大きくこえた支援金の使途について、現時点での当団体の方針についてご意見があればお聞かせください。」

ていどのことなら、すぐ文案ができます。
何でアークエンジェルズの人たちは感謝を表せないのか、
擁護派、もしくは会員の人たちに問いたい。
人を敬わない態度って、正しいんですか?

最も感謝の心を持っていたなら、
ボランティアから反発されるわけなかったのですから、
感謝の心が見えないことが、結果としてよかったとはいえます。

でもね、ほんまに支援が必要になったとき、今回の件は尾を引くよ。
僕はちゃんとした法人以外への支援は、絶対しないと心に決めたもの。
アークエンジェルズ騒動の教訓が、これだ。
「里親詐欺」があるというけど、「募金詐欺」も多発している。
実態があるようでも、不審な活動をしたという事実は思い。
擁護派は、こうした警戒心を増大させるのに手を貸していることに気づかれますように。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kumaneko.asablo.jp/blog/2007/02/06/1166469/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。