寄付金等返還訴訟 第5回 ― 2007-11-16
本日16日(金) 午前10時より大阪地裁にて、
アーク・エンジェルズが被告となった裁判が開廷された。
前回は、少し遅れていったため裁判の傍聴が叶わなかッたが、
今回は開廷10分前に大阪地裁に着き、傍聴できた。
開廷時間に合わせて、原告団が弁護士と共に入廷する。
それを見届けてから僕も傍聴席に着席した。
原告団は5名と代理人、傍聴人は開始時点で10名強、
少し送れて数名が立ち会っていた。
被告アーク・エンジェルズ側は代理人のみで臨んだ。
被告代理人は、裁判官が着席した後、数分遅れて入廷してきた。
被告側代理人によると、原告からの釈明請求に対し、
信頼関係を失わせる行為があったため拒否すると答えていた。
被告代理人の主張は、
原告側代理人に提出した資料は公開しない旨を告げていたのにも拘らず、
原告の会HP上に裁判資料を公開していることが問題ということだ。
原告の裁判資料の公開とはどの件を指しているのかとの問いにも、
HPを見ろというのみで、具体にどの資料を指しているのかも回答しなかった。
前回に引き続き、入り口論であいまいにして行こうという戦術と映った。
被告側の主張は一般的人の感覚からすると、
すり替えでしかないという感じである。
原告側の公開している資料のどこまでが裁判資料なのか僕には判断できないが、
資料から読み取れたことを公開することが、
裁判資料の公開になるのだとしたら、
およそ裁判は原告側にとって不利なものとなる。
この案件の場合、募金の使途が疑わしいためなされているのだ。
同様に疑義を持つものが泣き寝入りしないためにも、
分析結果が明らかにされることに何の問題があるのか疑問に思った。
言い分としての『信頼関係を損なった』についても、
信頼関係があれば、そもそも訴訟にはならないのだから詭弁に過ぎない。
もっと言えば、アーク・エンジェルズが、
お約束の透明性の高い活動を行っていればよかったのだ。
今からでもきっちり総括をしたら問題などないのだ。
ひろしまドッグぱーくで噴出したあまたの疑義に対し、
何一つ誠実な対応を見せず、うやむやにしてしまおうという態度が、
もともと支援しようとしたものたちから信頼を失わせ続けてきているのだ。
こんな理屈が通じるなら、日本の司法に正義の遂行を求めることなど期待できやしないだろう。
被告代理人は、原告からの追求、裁判官からの問いかけにも
ぼそぼそとした明瞭さにかける応答が多く、
裁判中の態度も落ち着きがない。
原告側との態度の違いが目に付いた。
代理人として、前回の法的根拠を示せとした応対、
今回の釈明拒否の姿勢共に、
被告側には、事実を明確にし、原告側の疑義が濡れ衣だと、
真正面から向き合えない事情でもあるのだろうかと邪推してしまった。
今回の審理時間も20分程度でした。
次回は12月21日に開廷される運びである。
次回の傍聴は事情で不可能なのだが、
今日傍聴したことで、ますます原告団に踏ん張ってもらいたいとの思いを強くした。
日本の愛護(保護)団体の不見識を改める契機になると期待している。
アーク・エンジェルズが被告となった裁判が開廷された。
前回は、少し遅れていったため裁判の傍聴が叶わなかッたが、
今回は開廷10分前に大阪地裁に着き、傍聴できた。
開廷時間に合わせて、原告団が弁護士と共に入廷する。
それを見届けてから僕も傍聴席に着席した。
原告団は5名と代理人、傍聴人は開始時点で10名強、
少し送れて数名が立ち会っていた。
被告アーク・エンジェルズ側は代理人のみで臨んだ。
被告代理人は、裁判官が着席した後、数分遅れて入廷してきた。
被告側代理人によると、原告からの釈明請求に対し、
信頼関係を失わせる行為があったため拒否すると答えていた。
被告代理人の主張は、
原告側代理人に提出した資料は公開しない旨を告げていたのにも拘らず、
原告の会HP上に裁判資料を公開していることが問題ということだ。
原告の裁判資料の公開とはどの件を指しているのかとの問いにも、
HPを見ろというのみで、具体にどの資料を指しているのかも回答しなかった。
前回に引き続き、入り口論であいまいにして行こうという戦術と映った。
被告側の主張は一般的人の感覚からすると、
すり替えでしかないという感じである。
原告側の公開している資料のどこまでが裁判資料なのか僕には判断できないが、
資料から読み取れたことを公開することが、
裁判資料の公開になるのだとしたら、
およそ裁判は原告側にとって不利なものとなる。
この案件の場合、募金の使途が疑わしいためなされているのだ。
同様に疑義を持つものが泣き寝入りしないためにも、
分析結果が明らかにされることに何の問題があるのか疑問に思った。
言い分としての『信頼関係を損なった』についても、
信頼関係があれば、そもそも訴訟にはならないのだから詭弁に過ぎない。
もっと言えば、アーク・エンジェルズが、
お約束の透明性の高い活動を行っていればよかったのだ。
今からでもきっちり総括をしたら問題などないのだ。
ひろしまドッグぱーくで噴出したあまたの疑義に対し、
何一つ誠実な対応を見せず、うやむやにしてしまおうという態度が、
もともと支援しようとしたものたちから信頼を失わせ続けてきているのだ。
こんな理屈が通じるなら、日本の司法に正義の遂行を求めることなど期待できやしないだろう。
被告代理人は、原告からの追求、裁判官からの問いかけにも
ぼそぼそとした明瞭さにかける応答が多く、
裁判中の態度も落ち着きがない。
原告側との態度の違いが目に付いた。
代理人として、前回の法的根拠を示せとした応対、
今回の釈明拒否の姿勢共に、
被告側には、事実を明確にし、原告側の疑義が濡れ衣だと、
真正面から向き合えない事情でもあるのだろうかと邪推してしまった。
今回の審理時間も20分程度でした。
次回は12月21日に開廷される運びである。
次回の傍聴は事情で不可能なのだが、
今日傍聴したことで、ますます原告団に踏ん張ってもらいたいとの思いを強くした。
日本の愛護(保護)団体の不見識を改める契機になると期待している。
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