募金等返還訴訟 第7回 ― 2008-02-08
今日は「募金等変換訴訟」の第7回裁判があった。
なんとか「そらん」の協力もあり、8時に起きられてので、
そそくさと散歩に行った後、大阪地裁に出向いた。
第6回は勤務の都合で傍聴できなかったから、
第5回裁判に続いて2度目の傍聴となった。
10時に開会予定であり、少し前に808号法廷の前に着くと、
すでに原告団と傍聴者が20名程度すでにいた。
AAの代理人は、裁判官の入廷と同時の定刻ぎりぎりに入廷し、
着席するかしないかの間に、裁判官を前に一同挨拶をして開廷となった。
相変わらずAA代理人は改定時刻ぎりぎりの入場の上、
身だしなみこそ整いはしていたが、胸に輝く弁護士バッジがないように見えた。
閉廷後傍聴者に聞いたところ、同じような感想が聞けた。
詳しくは知らなかったので、バッチは着けているものだと感じていただけに、
弁護士バッチって着けていなくてもいいんだと知ったのは小さな驚きだった。
もしかしたら僕も、尋ねた傍聴者にも見えない位置につけていたのかもしれないけど、
意外に思った。
裁判は、今回もあっという間に終わった。
どうもAAは積極的に原告側の急釈明に対して答える意思はないらしい。
しかし、前回の抵抗に比べれば、相当に苦慮しているような印象を持った。
具体的なやり取りは、準備書面を見ていないので良くわからなかったのだが、
まずヤフーオークションの取引のあった口座について、
原告側から求釈明が出されていたようであるが、
どうも具体的な回答はなされていなかったということのようだ。
これまでの裁判経過の繰り返しである。
準備書面について裁判官からの確認がなされた後、
原告の会・鎌田氏が裁判長に発言を求め、
AA代理人が送付してきた回答の中の疑問について問いただした。
蒲田氏の発言中にもかかわらず、AA代理人は途中で発言を止め答えていた。
オークションに使っていた口座は2006年2月か3月には存在したという、
解説時期をあいまいにした回答をしたうえで、
調査嘱託をしたければ書面で請求するよう求め、書面が出た段階で考慮すると答えた。
原告の会は、同様に考えたのか、調査嘱託を請求する口座については、
オークション口座以外の、新たに判明した口座のどこまでを対象とするか、
後日書面を出すとしていました。
絶対にAA側から会計を公開する意思がないということが、
改めてはっきりした裁判となりました。
予想通りとはいえ、がっかりです。
裁判官の話が、耳の悪い僕には聞き取りづらくて、詳しいやり取りが書けません。
原告の会が準備書面などとともに報告するはずだから、
僕もそこで確認したいと思います。
以下は今日も含めた感想です。
口座間で金を移していくさまは、
不完全なマネー・ロンダリングという印象が抜けません。
口座間で次々に金を移すことの意味を、以前AAが説明していましたが、
なんか説明が違うなと感じます。
そもそも同一金融機関で複数の個人口座を開設している段階で変だし、
団体口座でない口座に移していくのは、正しいあり方とは思えません。
この後、原告の会の好意で、少しだけ原告の打ち合わせに立ち合わせていただきました。
部外者の僕を立ち合わせていただきありがとうございました。
おかげで裁判の中ではっきりと見えない部分が少し見えてきました。
この裁判は、被害者がAAとの接触を避けたいという意志が強く、
いまひとつ大きな力となっていません。
ボランティア参加者や支援者で、かかわりになるのを恐れていて、
沈黙を守っている方も多いのではないかと思います。
恐怖を感じさせられているということが、まさしく問題なのです。
更なる情報が原告の会へ寄せられることを望みます。
放置しておけば、被害の再生産になります。
どうか、ご一考ください。
一人ひとりの勇気と正義感が、募金活動から偽者を排除させるのです。
辻弁護士をはじめ、原告の会の皆さんは、金が目的で訴訟していません。
辻弁護士は実費だけで受任しているし、原告の会も費用は持ち出しです。
今、正義を明らかにさせることが、
日本のペット事情を好転させていくのだと思っています。
なんとか「そらん」の協力もあり、8時に起きられてので、
そそくさと散歩に行った後、大阪地裁に出向いた。
第6回は勤務の都合で傍聴できなかったから、
第5回裁判に続いて2度目の傍聴となった。
10時に開会予定であり、少し前に808号法廷の前に着くと、
すでに原告団と傍聴者が20名程度すでにいた。
AAの代理人は、裁判官の入廷と同時の定刻ぎりぎりに入廷し、
着席するかしないかの間に、裁判官を前に一同挨拶をして開廷となった。
相変わらずAA代理人は改定時刻ぎりぎりの入場の上、
身だしなみこそ整いはしていたが、胸に輝く弁護士バッジがないように見えた。
閉廷後傍聴者に聞いたところ、同じような感想が聞けた。
詳しくは知らなかったので、バッチは着けているものだと感じていただけに、
弁護士バッチって着けていなくてもいいんだと知ったのは小さな驚きだった。
もしかしたら僕も、尋ねた傍聴者にも見えない位置につけていたのかもしれないけど、
意外に思った。
裁判は、今回もあっという間に終わった。
どうもAAは積極的に原告側の急釈明に対して答える意思はないらしい。
しかし、前回の抵抗に比べれば、相当に苦慮しているような印象を持った。
具体的なやり取りは、準備書面を見ていないので良くわからなかったのだが、
まずヤフーオークションの取引のあった口座について、
原告側から求釈明が出されていたようであるが、
どうも具体的な回答はなされていなかったということのようだ。
これまでの裁判経過の繰り返しである。
準備書面について裁判官からの確認がなされた後、
原告の会・鎌田氏が裁判長に発言を求め、
AA代理人が送付してきた回答の中の疑問について問いただした。
蒲田氏の発言中にもかかわらず、AA代理人は途中で発言を止め答えていた。
オークションに使っていた口座は2006年2月か3月には存在したという、
解説時期をあいまいにした回答をしたうえで、
調査嘱託をしたければ書面で請求するよう求め、書面が出た段階で考慮すると答えた。
原告の会は、同様に考えたのか、調査嘱託を請求する口座については、
オークション口座以外の、新たに判明した口座のどこまでを対象とするか、
後日書面を出すとしていました。
絶対にAA側から会計を公開する意思がないということが、
改めてはっきりした裁判となりました。
予想通りとはいえ、がっかりです。
裁判官の話が、耳の悪い僕には聞き取りづらくて、詳しいやり取りが書けません。
原告の会が準備書面などとともに報告するはずだから、
僕もそこで確認したいと思います。
以下は今日も含めた感想です。
口座間で金を移していくさまは、
不完全なマネー・ロンダリングという印象が抜けません。
口座間で次々に金を移すことの意味を、以前AAが説明していましたが、
なんか説明が違うなと感じます。
そもそも同一金融機関で複数の個人口座を開設している段階で変だし、
団体口座でない口座に移していくのは、正しいあり方とは思えません。
この後、原告の会の好意で、少しだけ原告の打ち合わせに立ち合わせていただきました。
部外者の僕を立ち合わせていただきありがとうございました。
おかげで裁判の中ではっきりと見えない部分が少し見えてきました。
この裁判は、被害者がAAとの接触を避けたいという意志が強く、
いまひとつ大きな力となっていません。
ボランティア参加者や支援者で、かかわりになるのを恐れていて、
沈黙を守っている方も多いのではないかと思います。
恐怖を感じさせられているということが、まさしく問題なのです。
更なる情報が原告の会へ寄せられることを望みます。
放置しておけば、被害の再生産になります。
どうか、ご一考ください。
一人ひとりの勇気と正義感が、募金活動から偽者を排除させるのです。
辻弁護士をはじめ、原告の会の皆さんは、金が目的で訴訟していません。
辻弁護士は実費だけで受任しているし、原告の会も費用は持ち出しです。
今、正義を明らかにさせることが、
日本のペット事情を好転させていくのだと思っています。
旅に出ます。 ― 2008-02-08
今日から、と、言うより今から旅に出ます。
「はいら」の里帰りです。
「はいら」はまだまだおばかですが、
この旅が終われば、きっとかしこになっています。(嘘)
犬の下僕を極めるのは奥が深いです。
無事に帰ってきたら、いろいろと更新していきます。
しばらく(3日間)ブログはお休みします。
「はいら」の里帰りです。
「はいら」はまだまだおばかですが、
この旅が終われば、きっとかしこになっています。(嘘)
犬の下僕を極めるのは奥が深いです。
無事に帰ってきたら、いろいろと更新していきます。
しばらく(3日間)ブログはお休みします。
無事に帰ってきました。 ― 2008-02-13
犬たちに楽しんでもらうために2泊3日で八ヶ岳に行き、
昨日帰って来ました。
大阪は、この冬最大のかんばが来襲して、雪が積もったとのこと。
大阪が雪だったくらいだから、八ヶ岳も雪は当然。
「犬の牧場」への道中でも、SAなどには雪が残っていた。
小渕沢で降りて野辺山への道も凍結していた。
国道はさすがに除雪されていたものの、
わき道に入れば全面圧雪路。
スタッドレスタイヤのありがたみが炸裂。
「犬の牧場」は雪が40センチほど積もっていた。
さすがの牧場の犬たちも新雪の中にはあまり入り込んでいず、
到着したその日は、ラッセルしながらの遊びで体力がいった。
2時ごろから、さらに雪が降り積もり、翌朝にかけて15センチくらい降った。
野辺山方面から海の口に降りる国道も冠雪してしまった。
2日目、3日目は快晴。
それでも気温が上がりきらないから、
雪はパウダー状のままだったから、犬たちは雪遊びを堪能できた。
様子は写真を整理できたら別館に載せようと思う。
12日は、大阪は雨。
訓練が休止となったので、犬たちはベッドで一日ごろごろしていたらしい。
下僕は仕事に出て行かねばならず、筋肉痛はいまだ残ったまま。
こんな下僕の居る生活もよかろう。
僕も飼われたい。。。なんてことはない。
昨日帰って来ました。
大阪は、この冬最大のかんばが来襲して、雪が積もったとのこと。
大阪が雪だったくらいだから、八ヶ岳も雪は当然。
「犬の牧場」への道中でも、SAなどには雪が残っていた。
小渕沢で降りて野辺山への道も凍結していた。
国道はさすがに除雪されていたものの、
わき道に入れば全面圧雪路。
スタッドレスタイヤのありがたみが炸裂。
「犬の牧場」は雪が40センチほど積もっていた。
さすがの牧場の犬たちも新雪の中にはあまり入り込んでいず、
到着したその日は、ラッセルしながらの遊びで体力がいった。
2時ごろから、さらに雪が降り積もり、翌朝にかけて15センチくらい降った。
野辺山方面から海の口に降りる国道も冠雪してしまった。
2日目、3日目は快晴。
それでも気温が上がりきらないから、
雪はパウダー状のままだったから、犬たちは雪遊びを堪能できた。
様子は写真を整理できたら別館に載せようと思う。
12日は、大阪は雨。
訓練が休止となったので、犬たちはベッドで一日ごろごろしていたらしい。
下僕は仕事に出て行かねばならず、筋肉痛はいまだ残ったまま。
こんな下僕の居る生活もよかろう。
僕も飼われたい。。。なんてことはない。
動物記 ― 2008-02-13
新堂冬樹 角川文庫 590円
動物記といったらシートン。
狼王ロボとか灰色熊の一使用なんてタイトルを、
読んでから40年以上たっても覚えている。
なんだか記憶があいまいになってしまっていて、
どんな物語だったかは遠くなってしまったけれど、
たくましさや雄雄しさ、知恵や愛情があふれていたように思う。
あれから40年以上たっても、
いまだシートンを超える動物記に出会えていない。
って、内容覚えていないのにね。
新堂冬樹は、やくざな世界をよく書いていた作家だ。
「炎と氷」(だったっけ?)などの作品は迫力がありました。
その後「忘れ雪」
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2005/10/10/103378
辺りから、純愛小説を書いたりしています。
昭和レトロな純愛小説と新堂のアールが融合すると、
とても他愛ない話が手に汗握る活劇になってよかった。
そんな新堂冬樹の「動物記」。
ほとんど長編といってよい「極北の王者アダムの生涯」。
分量としては中篇に属する「兄弟犬ミカエルとシーザー」。
小品ともいえる「大草原の穴ぐらのジョン」。
以上3篇が収録されています。
グリズリーにジャーマン・シェパードにプレーリードッグが、
それぞれに魅力的に書かれています。
新堂氏が描く動物記の世界は、どこまでが生態観察で、
どこからが創造なのか、はっきりとした線引きができないけれど、
それぞれに魅力的な物語に仕上がっています。
アダムは手負いの子連れグリズリーを射殺した男が、
自らの経営するペンションに連れ帰り育てたところ、
日本人少年と一頭が深く交流したことで、
後年悲劇につながる物語となっている。
野生動物に人間が関わることでおきる悲劇が軸。
アダムと少年の生き様は、どこからか歪んで行き、最後に交差したことで、
それぞれの心を取り戻して、
悲劇でありながら感動的な物語となって終わります。
兄弟権の物語は猟犬をかんたんに捨てる風潮を揶揄しています。
東京近郊の保養地で野犬が闊歩する。
野犬に立ち向かった2頭の兄弟犬は、
一頭は人に大切にされ、幸せに暮らしていたが、
もう一頭は、人に裏切られ野犬として生き、
めぐりまわって兄弟犬が再会することになります。
再開したときは、追うものと追われるものとなっており、
激突しはするが、兄弟の絆が強く、
人の思惑を飛び越えた愛を見せ付けます。
ジョンの物語は、観察者である動物生態学者が語り部となる。
プレーリードッグの家族愛の強さが縦横に語られます。
いずれも動物ものの王道を行く作品となっており、
涙する物語に仕上がっています。
人間の絡みは、善悪が強く出ていて、
人の介入こそ、自然界の中の猛威と知れます。
動物記といったらシートン。
狼王ロボとか灰色熊の一使用なんてタイトルを、
読んでから40年以上たっても覚えている。
なんだか記憶があいまいになってしまっていて、
どんな物語だったかは遠くなってしまったけれど、
たくましさや雄雄しさ、知恵や愛情があふれていたように思う。
あれから40年以上たっても、
いまだシートンを超える動物記に出会えていない。
って、内容覚えていないのにね。
新堂冬樹は、やくざな世界をよく書いていた作家だ。
「炎と氷」(だったっけ?)などの作品は迫力がありました。
その後「忘れ雪」
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2005/10/10/103378
辺りから、純愛小説を書いたりしています。
昭和レトロな純愛小説と新堂のアールが融合すると、
とても他愛ない話が手に汗握る活劇になってよかった。
そんな新堂冬樹の「動物記」。
ほとんど長編といってよい「極北の王者アダムの生涯」。
分量としては中篇に属する「兄弟犬ミカエルとシーザー」。
小品ともいえる「大草原の穴ぐらのジョン」。
以上3篇が収録されています。
グリズリーにジャーマン・シェパードにプレーリードッグが、
それぞれに魅力的に書かれています。
新堂氏が描く動物記の世界は、どこまでが生態観察で、
どこからが創造なのか、はっきりとした線引きができないけれど、
それぞれに魅力的な物語に仕上がっています。
アダムは手負いの子連れグリズリーを射殺した男が、
自らの経営するペンションに連れ帰り育てたところ、
日本人少年と一頭が深く交流したことで、
後年悲劇につながる物語となっている。
野生動物に人間が関わることでおきる悲劇が軸。
アダムと少年の生き様は、どこからか歪んで行き、最後に交差したことで、
それぞれの心を取り戻して、
悲劇でありながら感動的な物語となって終わります。
兄弟権の物語は猟犬をかんたんに捨てる風潮を揶揄しています。
東京近郊の保養地で野犬が闊歩する。
野犬に立ち向かった2頭の兄弟犬は、
一頭は人に大切にされ、幸せに暮らしていたが、
もう一頭は、人に裏切られ野犬として生き、
めぐりまわって兄弟犬が再会することになります。
再開したときは、追うものと追われるものとなっており、
激突しはするが、兄弟の絆が強く、
人の思惑を飛び越えた愛を見せ付けます。
ジョンの物語は、観察者である動物生態学者が語り部となる。
プレーリードッグの家族愛の強さが縦横に語られます。
いずれも動物ものの王道を行く作品となっており、
涙する物語に仕上がっています。
人間の絡みは、善悪が強く出ていて、
人の介入こそ、自然界の中の猛威と知れます。
遅くなったけど、八ヶ岳報告。 ― 2008-02-17

てれてれと写真を整理している間に、一週間経ってしまった。
2月9日から11日にかけての旅行の報告をアップする。
たっぷり遊べてよい顔になりました。
別館
犬道楽(別館) に写真を載せています。
「八ヶ岳で雪遊び♪」と 「下僕泣かせの雪遊び」です。
感想は。「疲れただぎゃ」
今までの八ヶ岳行きでは↓程度だったし、

2月9日から11日にかけての旅行の報告をアップする。
たっぷり遊べてよい顔になりました。
別館
犬道楽(別館) に写真を載せています。
「八ヶ岳で雪遊び♪」と 「下僕泣かせの雪遊び」です。
感想は。「疲れただぎゃ」
今までの八ヶ岳行きでは↓程度だったし、

雪にあたる歳 ― 2008-02-19
例年なら雪遊びは一冬に2―3回が限度だ。
今年は雪によくあたる。
12月の犬の牧場に始まり、2月9日―11日の犬の牧場までで5回。
そして16日の土曜日で6回目の雪遊びになった。
昔と比べればあったかくなっていて、雪が降る日が減っているのだろうが、
今年を見る限り、過去に戻ったのかと錯覚させられる。
ドギーズパークに通い始めて5年目。
こんなに雪が続くのも珍しい。
今回の雪遊びで、4週連続で雪にあたった。
「そらん」も「はいら」も雪は大好きなようだ。
「松山」君好きは相変わらずで、
到着早々挨拶に行くし、何度も柵を越えて「松山」君のところに行くが、
雪遊びもそれなりに楽しいらしい。
雪にスリスリしてみたり、食べたりと思い思いに楽しんでいた。
「はいら」はなんでも「そらん」を真似る。
ついに柵越えまで真似るようになってしまった。
この先が思いやられる。
「そらん」にとっては今回の雪遊びは大満足。
大好きなジャン君一家もやってきた。
ジャン君一家に甘え、「松山」君と遊び、ご満悦である。
が、けしからんのはジャン君に牙を見せること。
ジャン君の飼い主を横取りして、自分のもの宣言。
ジャン君が「松山」君に接近してきたら威嚇。
独占意識丸出しなのだ。困ったやつである。
なんでも真似る「はいら」もジャン君にうなりやがった。
おしおきものである。
この日の様子は別館にてアップの予定。
アップしました。↓(2月20日追記)
http://blogs.yahoo.co.jp/kumanekonano/32932969.html
今年は雪によくあたる。
12月の犬の牧場に始まり、2月9日―11日の犬の牧場までで5回。
そして16日の土曜日で6回目の雪遊びになった。
昔と比べればあったかくなっていて、雪が降る日が減っているのだろうが、
今年を見る限り、過去に戻ったのかと錯覚させられる。
ドギーズパークに通い始めて5年目。
こんなに雪が続くのも珍しい。
今回の雪遊びで、4週連続で雪にあたった。
「そらん」も「はいら」も雪は大好きなようだ。
「松山」君好きは相変わらずで、
到着早々挨拶に行くし、何度も柵を越えて「松山」君のところに行くが、
雪遊びもそれなりに楽しいらしい。
雪にスリスリしてみたり、食べたりと思い思いに楽しんでいた。
「はいら」はなんでも「そらん」を真似る。
ついに柵越えまで真似るようになってしまった。
この先が思いやられる。
「そらん」にとっては今回の雪遊びは大満足。
大好きなジャン君一家もやってきた。
ジャン君一家に甘え、「松山」君と遊び、ご満悦である。
が、けしからんのはジャン君に牙を見せること。
ジャン君の飼い主を横取りして、自分のもの宣言。
ジャン君が「松山」君に接近してきたら威嚇。
独占意識丸出しなのだ。困ったやつである。
なんでも真似る「はいら」もジャン君にうなりやがった。
おしおきものである。
この日の様子は別館にてアップの予定。
アップしました。↓(2月20日追記)
http://blogs.yahoo.co.jp/kumanekonano/32932969.html
救助犬認定試験に、またまた挑戦。 ― 2008-02-20
昨年10月に認定試験に玉砕してきた「そらん」の今春の日程が決まった。
3月7―9日にOPDESの認定試験に挑戦する。
http://www.opdes.jp/event/event2008/rescue11.pdf
指導手は訓練士さん。
昨日の訓練に迎えに来ていただいたときに話があった。
兵庫県三木市が会場とのこと。
下僕は見に行くと受かるものも受からなくなるので、
公開練習の日だけ見に行こうかと思っている。
訓練士さんのHPにかっこいい「ソラン」のジャンプ姿があります。
http://asaka-dogschool.ddo.jp/blog/diary.cgi?date=20080219
「そらん」がんばれ。今度こそ合格してこいよ。
2月から訓練に僕も参加している。
とは言っても「そらん」の訓練に参加しているわけではない。
「はいら」の家庭犬訓練を見てもらうために行っている。
行けば「そらん」の相手もしてやらないと拗ねるに違いないから、
捜索の練習に付き合った。
結構いつもの訓練施設では捜索が様になっているのだけれど、
初めての場所ではどうなりますか。
期待半分で果報を待つことにしよう。
3月7―9日にOPDESの認定試験に挑戦する。
http://www.opdes.jp/event/event2008/rescue11.pdf
指導手は訓練士さん。
昨日の訓練に迎えに来ていただいたときに話があった。
兵庫県三木市が会場とのこと。
下僕は見に行くと受かるものも受からなくなるので、
公開練習の日だけ見に行こうかと思っている。
訓練士さんのHPにかっこいい「ソラン」のジャンプ姿があります。
http://asaka-dogschool.ddo.jp/blog/diary.cgi?date=20080219
「そらん」がんばれ。今度こそ合格してこいよ。
2月から訓練に僕も参加している。
とは言っても「そらん」の訓練に参加しているわけではない。
「はいら」の家庭犬訓練を見てもらうために行っている。
行けば「そらん」の相手もしてやらないと拗ねるに違いないから、
捜索の練習に付き合った。
結構いつもの訓練施設では捜索が様になっているのだけれど、
初めての場所ではどうなりますか。
期待半分で果報を待つことにしよう。
「はいら」の訓練。進捗状況。 ― 2008-02-20
お馬鹿な飼い主と、おばかな「はいら」。
似たもの主従のままではいかんと、
「はいら」の訓練をお願いして3ヶ月目に入った。
訓練士さんより、そろそろ訓練を一緒にしましょうといわれたので、
2月から訓練に参加するようになった。
昨日で2回目の参加だ。
家では、椅子に上がらせることやお座りとお手を身に着けさせた。
ドギパでは一本橋を渡らせるのも教えた。
大体は「そらん」を真似ることで覚えて行っているようだ。
家ではなかなかできない「待て」と「伏せ」。
このところの訓練成果は、「伏せ」の形がきれいに決まりだしたことだ。
が、家では上手くできない。そのあたりの指示の出し方を教わった。
あんまり賢くなりすぎると「はいら」がらしくなるようなので、
少し寂しい気もするが、せめて伏せと待てはできないとね。
呼び戻しの確実性も大切だよな。
のんびりと成長して行こう。
さて、いよいよ「はいら」の手術日が近づいてきた。
いまだに悩んでいる。
片タマを残しておくか、去勢してしまうか。
気持ちとしては去勢はしたくない。
が、方タマを取り出す手術をしても、いつか前立腺の問題に発展したら、
また手術しなければならないというのも考え物だ。
今しばらく悩んでみよう。
答えが出るのは、結局、手術当日ということになりそうだ。
似たもの主従のままではいかんと、
「はいら」の訓練をお願いして3ヶ月目に入った。
訓練士さんより、そろそろ訓練を一緒にしましょうといわれたので、
2月から訓練に参加するようになった。
昨日で2回目の参加だ。
家では、椅子に上がらせることやお座りとお手を身に着けさせた。
ドギパでは一本橋を渡らせるのも教えた。
大体は「そらん」を真似ることで覚えて行っているようだ。
家ではなかなかできない「待て」と「伏せ」。
このところの訓練成果は、「伏せ」の形がきれいに決まりだしたことだ。
が、家では上手くできない。そのあたりの指示の出し方を教わった。
あんまり賢くなりすぎると「はいら」がらしくなるようなので、
少し寂しい気もするが、せめて伏せと待てはできないとね。
呼び戻しの確実性も大切だよな。
のんびりと成長して行こう。
さて、いよいよ「はいら」の手術日が近づいてきた。
いまだに悩んでいる。
片タマを残しておくか、去勢してしまうか。
気持ちとしては去勢はしたくない。
が、方タマを取り出す手術をしても、いつか前立腺の問題に発展したら、
また手術しなければならないというのも考え物だ。
今しばらく悩んでみよう。
答えが出るのは、結局、手術当日ということになりそうだ。
彩雲国物語 白紅は天をめざす ― 2008-02-21
雪乃紗衣 門川ビーンズ文庫 514円
シリーズ第12作。(サイドストーリーに当たるものを含めれば15作目)
発売されたシリーズは一応読んできたが、
これまで所管2間の感想を記したのみで済ませている。
「彩雲国物語 はじまりの風は紅く」 http://kumaneko.asablo.jp/blog/2006/11/17/958041
「彩雲国物語 黄金の約束」
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2007/01/15/1112479
いい大人が面白いというほどのものではないし、
ストーリーもご都合主義の簡便なものとの印象があったのである。
さりとて酷評するようなものでもない。
中学生や高校生が読むには、
ちょっとした息抜きとして毒にはならない読み物といえるし、
物語り全体としてなら、十分な及第点となろう。
シリーズを重ねるごとに作家の文章は完成してきている。
しかし、残念なことに力量が増そうと初期設定の無理が祟り、
力量を縦横に発揮するというわけには行かないようだ。
ライトノベルであるにしても、人間の微妙な揺れを描けぬわけはない。
その意味では小説としての奥行きはない。
漫画的な展開であり、文字にして発表する意味があるのかと疑ってしまう。
むしろ未見ではあるが、
アニメ化されているという放送を見たほうがしっくり来そうである。
初期設定の無謀さは、それこそ随所に見られるが、
主人公について言えば、普通の少女という設定であるのに、
絶世の美女と瓜二つという表現がされていたりする点だ。
時間経過、伊藤に費やす距離感などにも矛盾がある。
一言で言えば、奇想天外、奇妙奇天烈というべきだろう。
この巻では、王が去っていった側近を再び迎え入れるために、
十三姫と秀麗の父・卲可を供に藍州をめざす。
一方、秀麗は監察御史としての狙いもあり、藍州行きを希望していた。
王を連れ戻すという目的で藍州派遣を得た秀麗は、
以前に任務を供にした燕青と、部下・蘇芳と供に藍州に向かう。
王は側近の信頼を再び得られるのか。
王不在の都ではひそかに陰謀も蠢きだしている。
また、秀麗は無事任務を果たし、王のための臣として成長していくのか。
それぞれの思いが錯綜しながら物語りは動いていく。
シリーズ第12作。(サイドストーリーに当たるものを含めれば15作目)
発売されたシリーズは一応読んできたが、
これまで所管2間の感想を記したのみで済ませている。
「彩雲国物語 はじまりの風は紅く」 http://kumaneko.asablo.jp/blog/2006/11/17/958041
「彩雲国物語 黄金の約束」
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2007/01/15/1112479
いい大人が面白いというほどのものではないし、
ストーリーもご都合主義の簡便なものとの印象があったのである。
さりとて酷評するようなものでもない。
中学生や高校生が読むには、
ちょっとした息抜きとして毒にはならない読み物といえるし、
物語り全体としてなら、十分な及第点となろう。
シリーズを重ねるごとに作家の文章は完成してきている。
しかし、残念なことに力量が増そうと初期設定の無理が祟り、
力量を縦横に発揮するというわけには行かないようだ。
ライトノベルであるにしても、人間の微妙な揺れを描けぬわけはない。
その意味では小説としての奥行きはない。
漫画的な展開であり、文字にして発表する意味があるのかと疑ってしまう。
むしろ未見ではあるが、
アニメ化されているという放送を見たほうがしっくり来そうである。
初期設定の無謀さは、それこそ随所に見られるが、
主人公について言えば、普通の少女という設定であるのに、
絶世の美女と瓜二つという表現がされていたりする点だ。
時間経過、伊藤に費やす距離感などにも矛盾がある。
一言で言えば、奇想天外、奇妙奇天烈というべきだろう。
この巻では、王が去っていった側近を再び迎え入れるために、
十三姫と秀麗の父・卲可を供に藍州をめざす。
一方、秀麗は監察御史としての狙いもあり、藍州行きを希望していた。
王を連れ戻すという目的で藍州派遣を得た秀麗は、
以前に任務を供にした燕青と、部下・蘇芳と供に藍州に向かう。
王は側近の信頼を再び得られるのか。
王不在の都ではひそかに陰謀も蠢きだしている。
また、秀麗は無事任務を果たし、王のための臣として成長していくのか。
それぞれの思いが錯綜しながら物語りは動いていく。
ハリケーン・トリマー ― 2008-02-21
柳川喜弘 日本文芸社 552円
「漫画ゴラクネクススター」に連載されていた作品だそうだ。
著者の柳川喜弘の作品を読むのは、本作品が始めて。
漫画家歴は13年にも及ぶそうだが、
大ヒット作というものに恵まれていなかったようで、
コミックバンチに連載した「眠狂四郎」や
「咲いて孫一」という作品が代表作ということになるらしい。
時代劇コミック作家としては、それなりの人気があるようだ。
「ハリケーン・トリマー」は、現代が舞台。
主人公に時代錯誤の派手なリーゼント姿のジョニーを据えている。
ジョニーはトリマー志望の、犬に対しては熱い暑い男である。
彼はペット美容室&探偵所の大黒に勤務している。
トリマー志望なのだが、なぜかトリミングはさせてもらえず、
迷い犬探偵をメインに活動している。
町で困っている犬を見ればだまっていられず、
依頼がなくともトラブル解決に精を出していく。
その行動には、愛犬「プリシラ」への思いが隠されている。
ここに収められた10の物語は、犬に関わる現代の問題が含まれている。
人を噛んでしまった犬、ペットロス、放棄、虐待などなど。
捨て犬を保護することの意味まで書き込んである。
ジョニーの熱い心が問題を解いていくところは清々しい。
世の中には、頭の中がお花畑になっている哀犬救出家や、
犬を救うと称してお金のことばかり考えている、
人の心の痛みに鈍感な者がいる。
そういう輩に、ジョニーの熱い心がわかろうか。
結構気に入りました。
「漫画ゴラクネクススター」に連載されていた作品だそうだ。
著者の柳川喜弘の作品を読むのは、本作品が始めて。
漫画家歴は13年にも及ぶそうだが、
大ヒット作というものに恵まれていなかったようで、
コミックバンチに連載した「眠狂四郎」や
「咲いて孫一」という作品が代表作ということになるらしい。
時代劇コミック作家としては、それなりの人気があるようだ。
「ハリケーン・トリマー」は、現代が舞台。
主人公に時代錯誤の派手なリーゼント姿のジョニーを据えている。
ジョニーはトリマー志望の、犬に対しては熱い暑い男である。
彼はペット美容室&探偵所の大黒に勤務している。
トリマー志望なのだが、なぜかトリミングはさせてもらえず、
迷い犬探偵をメインに活動している。
町で困っている犬を見ればだまっていられず、
依頼がなくともトラブル解決に精を出していく。
その行動には、愛犬「プリシラ」への思いが隠されている。
ここに収められた10の物語は、犬に関わる現代の問題が含まれている。
人を噛んでしまった犬、ペットロス、放棄、虐待などなど。
捨て犬を保護することの意味まで書き込んである。
ジョニーの熱い心が問題を解いていくところは清々しい。
世の中には、頭の中がお花畑になっている哀犬救出家や、
犬を救うと称してお金のことばかり考えている、
人の心の痛みに鈍感な者がいる。
そういう輩に、ジョニーの熱い心がわかろうか。
結構気に入りました。
最近のコメント