ピンクの豚が開けてしまった闇 ― 2021-03-25
ちょっと前にちょろっと触れた
「五輪周辺の失言やそれに類すること」
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2021/03/18/9358268
で、どうやらとってもややこしい背景があったらしい。
辞任した佐々木氏は電通出身者で現在は独立している。
独立とはいっても電通との関係は一体と考えられそうである。
オリ・パラの開・閉会式は電通が請け負い、
関係の深い佐々木氏に統括を任せた。
オリのほうはすでに2名が責任者として適当ではなかったようで
交代してMIKIKO氏が責任者に抜擢されたらしい。
電通の人選があり、組織委員会が追認したということのようだ。
電通内には太いパイプがあり、佐々木氏の意思は通る下地はある。
問題のやり取りがあったのは昨年3月で、
開催延期が決まった後は、企画を廃案にするでもなく、
さらなる熟成を図ることもなく、宙ぶらりんのまま放置していたようだ。
その状況に対して、企画をまとめる時期が迫っているため、
なにも指示がなく、しびれを切らしたMIKIKO氏が
企画総括者としての思いを込めた、、
それから関わるスタッフたちのためにも、
問い合わせ、思いを語ったたメールが
この問題が明るみに出るきっかけを生み出したということだ。
いくつかの報道によれば佐々木氏はクリエーターとして、
破ってはならない仁義に劣る行為を行ったとしている。
プランそのものを独断でいじるなどしていたらしい。
報道が事実とすれば佐々木氏はアイデアを盗用か、
独断で改変していたようで、信義に反している。
文春などの報道と、佐々木氏の謝罪文内容から、
電通=佐々木ラインがMIKIKO氏とスタッフを断絶させたと読める。
佐々木氏の謝罪文は非常に歯切れの悪いもので、
どこか取り繕いがあるように感じる。電通のコメントもしかり。
大会組織委員会の関与も、どうにも不透明に感じる。
内情は知らなかったので前回の記事の結論になったが、
よくよく読み返してみると、密室でのボス交が、
この問題の原点になっているように思える。
中心で権力を有する者が男性の高年齢者が多く、
同じ土俵で活動してきたもののが、
その人間関係を悪用し、企画責任者のアイデアを借用し、
すべてを自己の成果にしようとしたことになる。
名誉欲が強い人や、えらいさんというのは
とかく部下の成果を剽窃することがある。
そんな事態に気づいても、男性は権力者に侍り生存を図るため、
(人間は、かもしれない)
高齢で実績もあり統括という肩書を持つ者に手前勝手を許した。
組織委員会か電通が、佐々木氏に便宜を図ったことが
ついには破たんにつながったというのが、見方として正しいようだ。
佐々木氏の過去作品などを見ればわかるが、
今の時代で発表すれば炎上必死なものが多い。
最近作でも、非常に偏った意識が見られる。
問題となった企画を出してしまうのは、必然だったかも。
MIKIKO氏への逆恨みの意識があったかと邪推できる。
こういう経過を知って、嫌気がさす佐々木氏サイドの人がいたとしても
納得できてしまう。
内容が漏れたのは佐々木氏に近い側からの
内部告発なのかもしれないなと思えてきた。
勇み足企画案への謝罪をしているとは言うが、
謝罪文を読む限り、非常に苦しい言い訳にみえる。
統括なのだから指示と進捗状況の報告は
企画者(MIKIKO氏やスタッフ)に伝達しなければならない。
それができていないところで恣意が見える。
侮蔑的企画案を出したことには、真摯な謝罪と撤回をしたなら、
禊というか、責務は果たしたのだから、
組織内で𠮟責が行われることは避けられないが、不問とすればいい。
不問が問題だとすれば、降格したうえで交代なりの処置を行えばいい。
闇から闇に、うやむやにするから、こんなことになる。
佐々木氏個人の人権意識の問題というのもあるが、
むしろ組織によるハラスメントだったんやろう。
人間関係から力が働いた。そう思える。
もしも、この想像が実態に近いなら、
佐々木氏の辞任だけでなく、電通を排除、
大会組織委員会の更なる関係者の吟味が避けられないだ。
東京オリンピックは、誘致運動にも疑念を持たれ、
委員長は辞任をするほかはなくなり、
さらなる辞任者を生んでしまった。
もうグタグタで、僕はちっとも期待できないところにいる。
所詮お仲間同士の融通し合いでしかなかったのかも。
見る気が失せてしまったよ。
しかし巨人電通と言えど、さすがにこんなに問題を起こし続ければ、
中抜き再委託問題、官との癒着、調査での操作疑惑など続くと、
世論は冷たい目を向けだすようになる。
うちわでの委託業務の在り方など改革圧力が増し、
一時的にであるにせよ、企業収益悪化につながるかもですぞ。
「五輪周辺の失言やそれに類すること」
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2021/03/18/9358268
で、どうやらとってもややこしい背景があったらしい。
辞任した佐々木氏は電通出身者で現在は独立している。
独立とはいっても電通との関係は一体と考えられそうである。
オリ・パラの開・閉会式は電通が請け負い、
関係の深い佐々木氏に統括を任せた。
オリのほうはすでに2名が責任者として適当ではなかったようで
交代してMIKIKO氏が責任者に抜擢されたらしい。
電通の人選があり、組織委員会が追認したということのようだ。
電通内には太いパイプがあり、佐々木氏の意思は通る下地はある。
問題のやり取りがあったのは昨年3月で、
開催延期が決まった後は、企画を廃案にするでもなく、
さらなる熟成を図ることもなく、宙ぶらりんのまま放置していたようだ。
その状況に対して、企画をまとめる時期が迫っているため、
なにも指示がなく、しびれを切らしたMIKIKO氏が
企画総括者としての思いを込めた、、
それから関わるスタッフたちのためにも、
問い合わせ、思いを語ったたメールが
この問題が明るみに出るきっかけを生み出したということだ。
いくつかの報道によれば佐々木氏はクリエーターとして、
破ってはならない仁義に劣る行為を行ったとしている。
プランそのものを独断でいじるなどしていたらしい。
報道が事実とすれば佐々木氏はアイデアを盗用か、
独断で改変していたようで、信義に反している。
文春などの報道と、佐々木氏の謝罪文内容から、
電通=佐々木ラインがMIKIKO氏とスタッフを断絶させたと読める。
佐々木氏の謝罪文は非常に歯切れの悪いもので、
どこか取り繕いがあるように感じる。電通のコメントもしかり。
大会組織委員会の関与も、どうにも不透明に感じる。
内情は知らなかったので前回の記事の結論になったが、
よくよく読み返してみると、密室でのボス交が、
この問題の原点になっているように思える。
中心で権力を有する者が男性の高年齢者が多く、
同じ土俵で活動してきたもののが、
その人間関係を悪用し、企画責任者のアイデアを借用し、
すべてを自己の成果にしようとしたことになる。
名誉欲が強い人や、えらいさんというのは
とかく部下の成果を剽窃することがある。
そんな事態に気づいても、男性は権力者に侍り生存を図るため、
(人間は、かもしれない)
高齢で実績もあり統括という肩書を持つ者に手前勝手を許した。
組織委員会か電通が、佐々木氏に便宜を図ったことが
ついには破たんにつながったというのが、見方として正しいようだ。
佐々木氏の過去作品などを見ればわかるが、
今の時代で発表すれば炎上必死なものが多い。
最近作でも、非常に偏った意識が見られる。
問題となった企画を出してしまうのは、必然だったかも。
MIKIKO氏への逆恨みの意識があったかと邪推できる。
こういう経過を知って、嫌気がさす佐々木氏サイドの人がいたとしても
納得できてしまう。
内容が漏れたのは佐々木氏に近い側からの
内部告発なのかもしれないなと思えてきた。
勇み足企画案への謝罪をしているとは言うが、
謝罪文を読む限り、非常に苦しい言い訳にみえる。
統括なのだから指示と進捗状況の報告は
企画者(MIKIKO氏やスタッフ)に伝達しなければならない。
それができていないところで恣意が見える。
侮蔑的企画案を出したことには、真摯な謝罪と撤回をしたなら、
禊というか、責務は果たしたのだから、
組織内で𠮟責が行われることは避けられないが、不問とすればいい。
不問が問題だとすれば、降格したうえで交代なりの処置を行えばいい。
闇から闇に、うやむやにするから、こんなことになる。
佐々木氏個人の人権意識の問題というのもあるが、
むしろ組織によるハラスメントだったんやろう。
人間関係から力が働いた。そう思える。
もしも、この想像が実態に近いなら、
佐々木氏の辞任だけでなく、電通を排除、
大会組織委員会の更なる関係者の吟味が避けられないだ。
東京オリンピックは、誘致運動にも疑念を持たれ、
委員長は辞任をするほかはなくなり、
さらなる辞任者を生んでしまった。
もうグタグタで、僕はちっとも期待できないところにいる。
所詮お仲間同士の融通し合いでしかなかったのかも。
見る気が失せてしまったよ。
しかし巨人電通と言えど、さすがにこんなに問題を起こし続ければ、
中抜き再委託問題、官との癒着、調査での操作疑惑など続くと、
世論は冷たい目を向けだすようになる。
うちわでの委託業務の在り方など改革圧力が増し、
一時的にであるにせよ、企業収益悪化につながるかもですぞ。
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