なにしとん。なにしてん。2008-03-07

アーク・エンジェルズの活動は首を傾げざるを得ないものが続く。
何かをするときの告示はされているが、
その途中経過も結果も公表されないことが多い。
シェルター運営についても理解の埒外の点がままある。
そのあたりについて備忘録的に記録しておく。

慰霊碑建立について。

高島シェルターを、合意泣き犬の持ち込みはしないとの、
地元との約束を無視して強行して持ち込み、
強引に活動実績を作り上げたのが2007年11月。
訪問者を拒否するかのような身分証明書の提示を求め、
開所式を執り行い、ほぼ同時に慰霊碑の建設を宣言。
デザインの一般公募を、ネット上に告示し、応募を求めた。
当初期限とされた11月末日の期限を、12月末日までに変更し、
1月に入ってもデザイン公募の記事はHP上に残っていたが、
今現在は応募の記事もなければ結果の公表もないまま放置されている。
前後の経緯は次の二つの記事を書いている。
「ずばり一言」って、面白いなあ。
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2008/01/14/2559316
ややこしいことするなよ。
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2008/01/15/2561398
慰霊碑を建てるという目的はどこに行ったのか。
批判が多くて中止したのか、現在建設を具体化させているのか、
全く何も触れていないのは、どういう神経でいるのだろうと思う。
普通の神経なら、ひとつの事業を計画視したなら、その結果発表はする。
採用デザインの発表と応募者への謝辞、
建設の具体的スケジュールは、応募した媒体にて公開するものだ。
いつになったら公表する。
この体質はアーク・エンジェルズの最大の欠陥だ。


記念植樹事業について

アーク・エンジェルズは高島シェルターに、開設記念植樹を募っている。
トップページから記念植樹について見ると、
1本30,000円で一人10本以内で寄付を要請し、
高低木250本をシェルター内に植樹すると発表している。
募集期間は、第1期として2008年2月29日までとしている。
そして、植樹選択は、先着順にて決定していきます。としている。
ところが活動日誌では、記念植樹事業との関係は明らかではないものの、
シェルター内にて苗木を植えているのである。
アーク・エンジェルズ活動日誌2月8日付記事で、
股関節経緯政府全のゴールデンに苗木を全滅させられたとしている。
と、いうことはシェルター内植樹への応募者への連絡と、
了承はなされていたのだろうか?
2月末日で第一期募集は終了しているが、
3月7日時点で事業についての状況説明はない。
こういう事業を行うとき、全部ではなくとも、
最初の一本の記念植樹式くらいは、応募者に通知し、
併せて収支を報告するのが礼儀である。
この社会人としての礼節を軽視する姿も、
アーク・エンジェルズの姿勢にいかがわしさを与えているものなのだ。


ひろしまドッグ・ぱーくでの不信を生んだことへの反省点すらない。
会計報告はしない。レスキューの最終報告もしない。
それ以後の彼らのブリーダー崩壊レスキューのどれもが、
犬たちの譲渡時期さえ不透明なまま、放置されたままだ。
ひろしま以前なら行っていた会計報告すらしなくなった。
そのくせ支援要請だけは盛大に新規に行う。
なんでアーク・エンジェルズを評価する人間が後を立たないのだろう。
僕には、その考えが全く理解できない。

一部では言う。
シェルターを中心にして犬を助けているじゃない。
犬を助ける行為をしている以上、アーク・エンジェルズを支持する。
批判している人たちは金だけが目当てなのでしょう。
全然違う。
こういう主張をしているものこそ、金にとり浸かれている。
どうか気がついて欲しいと願う。
高島シェルターは不要な施設でしかない。
アーク・エンジェルズの活動を見ている限り、
シェルターはなくて良い施設だと感じられる。
その理由は、
「高島シェルターをめぐる非合理」
として、改めて書く。