冬タイヤと夏タイヤの違い。2021-03-23

先だって夏用タイヤに履き替えた。
履き替えたら燃費が回復、向上した。
冬用タイヤは性能が上がるにつれ、
夏用タイヤと性質の違いが鮮明になってきた。
夏用タイヤだって進化してるから違いは大きくなったと感じている。
ちょっとここらでまとめておこう。

冬季にスタッドレス・タイヤを履きけるようになってから30年以上。
実はタイヤチェーンをつけた経験は1回こっきりしかない。
そのスタッドレスも、最初がホロニックで
パジェロではウィンター・デューラー、
セレナの頃はブリザック、ヴェルファイヤでVRX、
ブリジストンばかりを選んでいる。
性能は比較するのもばからしいほど向上した。

パジェロでも冬用タイヤはふわふわした感覚がした。
当然のことながらハンドリングに差が出る。実に頼りない。
パジェロ以外は推して知るべし。
また冬用タイヤの性能が高くなっていることも関係するのか、
夏用タイヤの進化も進んでいるからか、
履きつぶしのため冬用を夏に使ったら、
その感覚の差に恐怖を感じることもあった。

広く警告が出されているようにレイン性能が低い。これは本当にすさまじい。
一時停止から再スタートではまっすぐ発信できない。タイヤが滑る、滑る。
クリーピングスタートでゆっくりアクセルしたって滑る。
当然ブレーキの利きだって悪くなる。
夏季に雨天で使うなら、車間を2倍以上取り、制限速度を必ず守り、
カーブでの減速をしっかり、他人からトロクサイ奴と思われる
そんな安全運転しなけりゃ事故ると思った。
乾燥路面でも気温が上がっていれば腰砕けな挙動になる。
後ろが流れるまではしないが踏ん張りがきいていない感じ。
冬用タイヤを夏季に使うのは、残溝があるため履きつぶしてきた。
でも、だんだん判断力が衰えてくる年齢になっているから、
もうやめておこうかと思っている。

これが大きな差を感じていた違いなのだが、
VOXYに乗りかえて、これまた広く言われる燃費の違いを実感した。
冬用タイヤは夏用タイヤに比べ10%程度燃費が悪くなる。
以前の車では夏と冬で燃費に差は感じていなかった。
これまで燃費性能がいいとされるタイヤはあまり使っていない。
燃費性能の良さを歌っていたタイヤはプレイズだけだ。
セレナ・ヴェルファイヤで一度ずつ履いたが、
冬用との差があるとしても0.2か0.3ほどだった。
VOXYの新車時タイヤはブルー・アースで低燃費タイヤです。
ごく初めの慣らし時を除けば、平均は13.6㎞/l出ている。
この冬のスタッドレス装着時の平均燃費は12.2~12.4㎞/l。
ホイールはスチールで同一のものです。
いろんな方が語っているように10%以上低下している。
低燃費タイヤに分類されないレグノあたりとの比較ができていないので、
夏用タイヤが10%悪いというのが、普遍的といえるかは不明だが、
夏用タイヤ同士で銘柄差が意識できていなかったことから、
冬用タイヤが10%程度燃費低下を伴うというのは
今は信憑性が高いのだろうと思っている。


念のため書き添えておく。
VOXY(4WD)のWLTCモードだったかでは12.4と思うので
文中に記した夏用タイヤでの平均燃費が13.6という数値を
そんなに良いのかなどと信じてはいけませんぞ。
他の人からの報告ではもっと低い数値が多数挙げられています。
ちなみに僕は一乗車当たりの走行距離が長めで、市街地走行が少ない。
乗車人数は一人と一頭です。だから他の人と比べて良好なものになる。
運転の特徴も急発進急停車は行わないで加減速をできるだけ避ける、
燃費が良くなると言われる運転となる。
僕の運転は他人からとてもおとなしいと言われている。
速度はたぶんに違反している中位の流れに乗っている。
高速度グループの邪魔にもならない程度の速度域は保っている。
追い越し車線をずっと走り続けるほどではなく
一発免停にはならない程度と考えてください。
おとなしいという表現にあたらないとうと思っていますが、
ただアクセルを強く踏み込まずブレーキも極力踏まない。
そういう運転なので、ちょっと人とは違うようです。

もしもの時を考えた。これからの犬との暮らし。2021-03-23

あと二月で64歳になってしまう。
平均寿命まで生きるとしてあと16年。
残すは1/5になった。

大酒くらいで50歳くらいで死んでもおかしくないと思っていたから、
実に長く生きているなと感心する。
37歳で突発性難聴から右耳失聴、だんだんと左の聴力も落ちてきた。
42歳で拡張型心筋症の診断を受け、ずっと経過観察。
不整脈は時々自分で分かるくらいのレベル。
ペースメーカーを入れずに済んでいるから、
普段の生活でコントロールはかろうじてできているらしい。
糖尿病は指標が一時危険水域を越してしまったけれど、
今は幾種類の薬の効果もあり、正常域を何とかキープしている。
今の生活を守っていたら、あと10年は何とか過ごせそう。

犬がいる暮らしは、物心ついたときには始まっていて、
ごく短期間の不在はあれど、ずっと続いている。
家出中は、犬がいないと言えたが、
しょっちゅう構いに行っていたから完全に切れていたわけではなく、
なんと60年は犬と一緒が当たり前だった。

「ごお」以降は僕がパートナーとして迎え続けている。
雨にも、風にも、寒さ・暑さにも負けず、
どれほど酔っぱらい足元がおぼつかない時も、
風邪をひいて高熱で目が回っているようなときでも、
短くても散歩をさぼることもなく続けてきた。
自分の不調は捨ておいても、犬たちの不調に気づけば即獣医。
自分の身だしなみには無頓着でも、犬たちは美しく。
自身にあきれてしまう。犬と暮らす人の日常ってそんなものだろう。
「ごお」以降の暮らしは犬が中心にいる。人との関係も犬がいてこそ。
犬がいなけりゃ人と共通の話題がない。
それも「まこら」を最後にしなければならないと思っている。
孤独耐性は強いと自認すれど、何年も続くなら孤独でいられるか。
おそらく耐えられるはずがなかろう。そう思う。
たどる未来を思えば気が滅入る。

「まこら」は現在3歳半。病気さえしなければあと10年以上は生きる。
だいたいその時で75歳。もう大型犬と付き合える年齢ではない。
今新たな子犬を迎えれば79歳で健康で活力を保つ老人でなければならない。
どう贔屓目に考えたって、僕がそれほど長く健康でいられる自信がわかない。

80歳まで生きるなら、5年は犬不在の生活が待っている。
小型犬なら何とかなるやんか。そう言われることもある。
撫でただけで死んでしまいそうな小型犬と暮らすのは怖い。
より長命だから、今から飼えば、どちらが先にくたばるか。
犬を残して先に死ぬのは愛犬家として恥。
それに小型犬だから介護が楽なんて思えない。
体重は軽いものの、世話の大変さに差などあろうか。

犬だって年齢を重ねれば重ねるほど介護する内容が高度になる。
老人が老犬の介護をするのは、相当な困難を伴うだろう。
たとえ小型犬であっても、自身が高齢になれば世話しきれないかも。
車にも乗れなくなってるだろうし、
経済的には困窮することになっていそう。
どう考えたって75歳の僕は犬との生活はあきらめるほかない。

犬のいない時間を過ごす。考えただけで気が滅入る。

無理して犬を迎えれば、先に死んでしまう可能性がある。
いや、「まこら」の寿命まで生きていられるかさえ確証がない。
何の対策も講じず犬を残して先に逝くのは、犬が好きなら恥だと思う。

先に死んでしまった時の「まこら」の生きる手配も考えておかなければ。

生きているって、いろいろ考えておかないといけないことが多すぎる。