とほほな夜の散歩。2008-04-25

落ちた場所を確認中
『はいら』はおおむね聞き分けもよく、大人しくて、
楽ちんな子だと思っていたが、
最近になって、困ったチャンな所が目立ってきた。

食糞が治らないのも、それなりに困った点だ。
散歩中に排便せず、散歩から帰ってきてから、
それも目を離した隙にそそくさとして、
カッ喰らおうとする。
叱ればやめるし、見ているところでは食べないのだが、
目を盗んで食べるのだ。

これには相当困っている。

それに加えて、新たな困った天が判明した。
赤ちゃんが苦手なのだ。
幼稚園児くらいならしっぽブンブンで歓迎しているのだが、
新生児から乳児には、うなり声を出してしまうのだ。
先だっての土曜日に始めて気づいた。
昨日も近所の乳児を抱いている人にうなっちゃったのである。
頭を一発張らせていただいたものの、
どうにもこうにも苦手なようなのだ。

さてさて、そんな困ったチャンなのだが、
可愛いことは可愛いし、おっとりとしているから、
制御しやすいと思っていた。

ところがだ、2時間ほど前の夜の散歩で、
歴代ワンコにはないあほなことをしでかしてくれた。
いや、『ごお』が似たようなことをしたっけ。
冬の夜の散歩で、ため池に飛び込み泳いだことがある。
ため池ゆえの、冬とはいえ、あおこ臭さと泥汚れに、、
冬の寒い日に、散歩を終えて帰ってから、
シャンプーしなければならないなんて、
それはもう困った事態になった。

『はいら』のしたのは、それを超えるように思う。
近くに幹線道路があるのだが、
その道路わきの水路、なんともいえない異臭のある、
その水路に飛び降りてしまったのだ。

水路は歩道面からそこまで2.5メーターほどある。
中間に水田面の高さに踊り場のようなところがあり、
そこめがけて飛んだのだ。
幅30センチ程度しかないところに、飛び降りてなお、
立っていられる距離じゃない。
そのまま、下半身から水路に落ちよった。
よう登りもせず、ただ完全に落ちないよう手をかけて立っているだけ。
足場もないから、引き上げるのに一苦労。
幹線道路が近いから、『そらん』にも気を使う。

やっと引き上げてみたものの、どぶ川の匂いに、
道路沿いならではな油成分も多い泥で汚れ、
臭いことこの上なし。
落ちた拍子で足を打ったのかして、痛いのてな顔で甘えてくる。
馬鹿か、お前!

帰宅してよくよく見れば汚れは胸にまである。
引き上げたときに僕も泥にまみれている。
お前なあ、ベッドで寝たいのやったらあらわなあかんがな。

夜中にシャンプーして、ドライヤを当てる。
お尻周りを洗うつもりだが腰を下ろしてしまうから、
結局全身を洗うことになる。
とほほな夜の散歩になってしまった。

もう無謀な飛込みするなよ。

(問題の水路の写真追加しました。4/26)