彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく2008-12-10

雪乃 紗衣   角川ビーンズ文庫   

12月に最新刊「黒蝶は檻にとらわれる 」が出ています。
テレビアニメ化もされ、コミックかもされている人気の作品です。
あまりの人気ぶりに、時代設定が崩れてきているように思っています。
古代中国を意識した設定だったのだけれど、
読者へのわかりやすさを補償するため、
かなり現代的な背景に舞台背低がされてきています。
読む読者層は、歴史物語を期待しているわけではないから、
そういう変更は目を瞑るのが正しいのだろう。
が、ちょいと行きすぎじゃないのか?って思うしだい。

そうした点を除いたら、それなりに楽しめる作品となっているが、
ご都合主義的な人物設定には無理がある。
でも、何かと文句つけてるのに読み続けているので、
面白さを感じているには違いない。

前巻より王の側近たちが、氏族の思惑と王との間で揺れる様を描いている。
藍家の次は紅家の事情となっている。

まっ、好きに書いてください。
い今しばらくは読み進めるつもりです。

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