JBL 4312B ― 2015-10-11
20年以上オーディオから離れていたから、
再び、ちゃんと聞こうしたら、やっぱり足りないものばかり。
あれがない。これがない。
で、物色に出かけるのだが、なんか時代が変わってしまっていて、
昔の知識だけじゃ『?』ばかりが生まれてくる。
ハイレゾなんてのが一番よくわからん。
CDの音をオーバーサンプリングすれば、どうしてよい音になるねん。
D級アンプ。なんじゃ、そりゃ?
レコードをWAVファイル化しようと思っても、
なんかやり方変わったんか?
アンプからパソコンに取り込んでいっていいんやろ?
あーっ、ようわからん!
とりあえずオーディオ歴を振り返りながら考え中なのだ。
さて、現在に続くシステムを構築しだしたの1993年ごろ。
最初の変化は憧れのサウンドの入手。
4312Bは、4312Aがウォルナットだったのを、
ブラック塗装にしたものだ。
同じユニット構成なのだけれど、
出てくる音は微妙に違ったような気がする。
4312から、高域特性が改善されていて、
CDフォーマットを意識してリファインしたものになっていた。
30cmウーハー、13cmスコーカー、3cmドームツイーターの3wayで、
45Hzから20kHz、能率93dという特性だった。
周波数特性だけで見れば、
BOSE 501Zの30Hzという数字にはかなわない、
ところが実際の音の印象でいえば、
501Zより、メリハリの利いた再生音を持っていて、
体感上では、腹に響く、そういう感覚を持ったのを覚えている。
だけれど、ジェゴグの音を再生すると、
やっぱり501Zのほうが低い音を無理なく出していた。
高域側で見るなら、501Zより豊かな感じもしたし、
情報量も多くて、聞き込みたいときには有利だった。
501Zは、聞き流すときには邪魔にならないといった感覚だった。
これまで使っていたスピーカーが軽自動車で、
初めて普通自動車に乗り換えたときの気分になったといえば、
わかってもらえるのではないか。
専用スタンドもセットで買い、セッティングを色々と行いもした。
スピーカーとスタンドの間に硬質なものから、
プチルゴムなどの軟質のものを挟んだり、
壁からの距離、スピーカーの間隔、角度調整、
絨毯の敷き方、カーテンも薄手・厚手と取り換えるなど
スピーカー・ケーブルも取り換えたり、
あれやこれやとセッティングを試した。
スピーカーで、いろいろ遊んだのは4312Bだけだ。
同じスピーカーから出る音が変化していくのは、
話には聞いていてわかっていたつもりだが、
実際に試すと、その変わりようには瞠目した。
いろんなことを試した結果、
好みの音というのと評論家諸氏の良い音とはかい離があること。
高価格=良品質であっても、高価格>低価格とは限らず、
安価でもよくなるものがあるということも実感したし、
高品質が必ずしも好みの音につながるわけではないと実感した。
好みの音を探るのも、オーディオの楽しみに違いない。
造りについては、4312Aを安くしたということで、
エンクロージャーの質感は、安上がりなイメージだったと記憶する。
側面を撫でたときなど、ざらついた覚えがある。
そうした点が、音に違いを感じた理由かもしれない。
見た目の美しさは4312Aに及ばなかった。
ハードバッブや、新主流派あたりを聞く際には、
とても好ましい音を出していた。
だけれど、絶対的な低音再生能力では501Zに利があり、
JBLサウンドを手に入れたものの、
もっと、ずっしりとくる低音が聞きたいと欲目を出させた。
再び、ちゃんと聞こうしたら、やっぱり足りないものばかり。
あれがない。これがない。
で、物色に出かけるのだが、なんか時代が変わってしまっていて、
昔の知識だけじゃ『?』ばかりが生まれてくる。
ハイレゾなんてのが一番よくわからん。
CDの音をオーバーサンプリングすれば、どうしてよい音になるねん。
D級アンプ。なんじゃ、そりゃ?
レコードをWAVファイル化しようと思っても、
なんかやり方変わったんか?
アンプからパソコンに取り込んでいっていいんやろ?
あーっ、ようわからん!
とりあえずオーディオ歴を振り返りながら考え中なのだ。
さて、現在に続くシステムを構築しだしたの1993年ごろ。
最初の変化は憧れのサウンドの入手。
4312Bは、4312Aがウォルナットだったのを、
ブラック塗装にしたものだ。
同じユニット構成なのだけれど、
出てくる音は微妙に違ったような気がする。
4312から、高域特性が改善されていて、
CDフォーマットを意識してリファインしたものになっていた。
30cmウーハー、13cmスコーカー、3cmドームツイーターの3wayで、
45Hzから20kHz、能率93dという特性だった。
周波数特性だけで見れば、
BOSE 501Zの30Hzという数字にはかなわない、
ところが実際の音の印象でいえば、
501Zより、メリハリの利いた再生音を持っていて、
体感上では、腹に響く、そういう感覚を持ったのを覚えている。
だけれど、ジェゴグの音を再生すると、
やっぱり501Zのほうが低い音を無理なく出していた。
高域側で見るなら、501Zより豊かな感じもしたし、
情報量も多くて、聞き込みたいときには有利だった。
501Zは、聞き流すときには邪魔にならないといった感覚だった。
これまで使っていたスピーカーが軽自動車で、
初めて普通自動車に乗り換えたときの気分になったといえば、
わかってもらえるのではないか。
専用スタンドもセットで買い、セッティングを色々と行いもした。
スピーカーとスタンドの間に硬質なものから、
プチルゴムなどの軟質のものを挟んだり、
壁からの距離、スピーカーの間隔、角度調整、
絨毯の敷き方、カーテンも薄手・厚手と取り換えるなど
スピーカー・ケーブルも取り換えたり、
あれやこれやとセッティングを試した。
スピーカーで、いろいろ遊んだのは4312Bだけだ。
同じスピーカーから出る音が変化していくのは、
話には聞いていてわかっていたつもりだが、
実際に試すと、その変わりようには瞠目した。
いろんなことを試した結果、
好みの音というのと評論家諸氏の良い音とはかい離があること。
高価格=良品質であっても、高価格>低価格とは限らず、
安価でもよくなるものがあるということも実感したし、
高品質が必ずしも好みの音につながるわけではないと実感した。
好みの音を探るのも、オーディオの楽しみに違いない。
造りについては、4312Aを安くしたということで、
エンクロージャーの質感は、安上がりなイメージだったと記憶する。
側面を撫でたときなど、ざらついた覚えがある。
そうした点が、音に違いを感じた理由かもしれない。
見た目の美しさは4312Aに及ばなかった。
ハードバッブや、新主流派あたりを聞く際には、
とても好ましい音を出していた。
だけれど、絶対的な低音再生能力では501Zに利があり、
JBLサウンドを手に入れたものの、
もっと、ずっしりとくる低音が聞きたいと欲目を出させた。
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