デート・ア・ライブ 20 十香ワールド ― 2019-04-15
橘公司 富士見ファンタジア文庫 650円
別にバカにしているわけではない。ライトノベルというものを。
軽く読みこなせる作品であるというのが悪いわけではない。
子供が好きになるのもわかる。
地の文が少なく会話が主体になるというのも問題ではない。
そういうのも一つのありようだろう。
絵面がないと、何を書いているのかわからないのは、
そういうものだと割り切ればいい。
それにしても、この作家は進歩がない。
進歩をあえて避けているのか、進歩できないのか、
どちらであれ文が変。
むつかしい単語・古い言い回しを多用するが、
なんだか使われ方がおかしい。違和感がある。
同じラノベ作家でも、もっと自然に書いている人もいるのに。
なんでこういうことするんだろう。
どうだい、こんな言葉だって使えるんだぜ。
読み手へ自慢でもしたいのかしら。
そんなように想えて白けてしまう。
人型の(それも美少女)精霊と呼ばれる存在が
空間震という災厄を起こし人々の脅威となっている。
その精霊をデートし好感度を上げてキスして封印する。
そういう物語だったはずが、何がどうなってか、
精霊を守る組織と精霊を殺す組織の戦いになり、
殺す側は、その精霊の力を暴走させ、
新しい世界を作ろうとしていたとなり、
さらに始原の精霊なるものがいて、
その思惑から人を精霊化してきていたと、
目まぐるしく超展開してきている。
もともとはSF好きだったから、
荒唐無稽が受け入れられないのではない。
ご都合主義的に変化していくのが、どうにも慣れない。
アニメーション化すれば変身シーンなどで見せることも可能だろうし、
美少女たちのギャップあるありように萌えを感じさせられのもわかる。
売れるから勝ちだ。でも…。
長かったシリーズは。時間が最終巻になるとのことだ。
広げに広げたメインの伏線はこの巻でほぼ一挙に回収した。
強引な回収なので、細かな点で矛盾が残るが、
まあ、こんなものでよいのだろうね。
あとは復活祭ですか。「電影少女」的にする気かしらん。
毒にも薬にもならないと知りながら読み続けてきた。
読み始めた以上、決着するまで読み続ける。
そういう主義を捨てたいと思った作品でした。
頭の固くなった年寄りが読むものではなかった。
OVAやコミック化に興味がないものにはきつい作品でした。
作家に望むことは、もっと単語を自然にすること。
でないとラノベから脱却した作品を書き始めても読む気にはなれない。
別にバカにしているわけではない。ライトノベルというものを。
軽く読みこなせる作品であるというのが悪いわけではない。
子供が好きになるのもわかる。
地の文が少なく会話が主体になるというのも問題ではない。
そういうのも一つのありようだろう。
絵面がないと、何を書いているのかわからないのは、
そういうものだと割り切ればいい。
それにしても、この作家は進歩がない。
進歩をあえて避けているのか、進歩できないのか、
どちらであれ文が変。
むつかしい単語・古い言い回しを多用するが、
なんだか使われ方がおかしい。違和感がある。
同じラノベ作家でも、もっと自然に書いている人もいるのに。
なんでこういうことするんだろう。
どうだい、こんな言葉だって使えるんだぜ。
読み手へ自慢でもしたいのかしら。
そんなように想えて白けてしまう。
人型の(それも美少女)精霊と呼ばれる存在が
空間震という災厄を起こし人々の脅威となっている。
その精霊をデートし好感度を上げてキスして封印する。
そういう物語だったはずが、何がどうなってか、
精霊を守る組織と精霊を殺す組織の戦いになり、
殺す側は、その精霊の力を暴走させ、
新しい世界を作ろうとしていたとなり、
さらに始原の精霊なるものがいて、
その思惑から人を精霊化してきていたと、
目まぐるしく超展開してきている。
もともとはSF好きだったから、
荒唐無稽が受け入れられないのではない。
ご都合主義的に変化していくのが、どうにも慣れない。
アニメーション化すれば変身シーンなどで見せることも可能だろうし、
美少女たちのギャップあるありように萌えを感じさせられのもわかる。
売れるから勝ちだ。でも…。
長かったシリーズは。時間が最終巻になるとのことだ。
広げに広げたメインの伏線はこの巻でほぼ一挙に回収した。
強引な回収なので、細かな点で矛盾が残るが、
まあ、こんなものでよいのだろうね。
あとは復活祭ですか。「電影少女」的にする気かしらん。
毒にも薬にもならないと知りながら読み続けてきた。
読み始めた以上、決着するまで読み続ける。
そういう主義を捨てたいと思った作品でした。
頭の固くなった年寄りが読むものではなかった。
OVAやコミック化に興味がないものにはきつい作品でした。
作家に望むことは、もっと単語を自然にすること。
でないとラノベから脱却した作品を書き始めても読む気にはなれない。
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