設立初年度の記録だって理解不能。2008-09-08

アークエンジェルズの設立初年、
活動の総括が活動記録に記載されている。
以前より突っ込みたいところだったが、今日まで触れずにきた。
よく読めばアークエンジェルズは設立当初から、
まともな保護団体であったことがないと分かる。
どこかおかしな活動記録を見てみよう。

2005年の総括は次のように締められている。
「平成17年10月1日より12月28日までに99頭の命を救えました。
内、91頭のワンたちが新しい家族の下に巣立っていき幸せに第二の犬生を始めました。
残り8頭はホストファミリーの家族のもと、次の新しい家族を待っています。
また、病気療養中の子も回復次第に旅立ちます。
発足して間もない団体でしたが多くの「小さな命」を救えました事は、
一重に善意ある皆様のご支援の賜物と感謝致しております。」

活動記録では次のように記載されている。
11/1~12/27  保護頭数 30頭
12/28       保護頭数 12頭  
2005年度実績は累計保護頭数99頭で、
12月28日で91頭が引き取り先が決定していたとする。
残りが8頭?
引き上げ当日に少なくとも12頭中4頭が引き取り先が決定している。

ありえない話だと思う。
有名ないい犬を作出させているブリーダーの仔犬ならともかく、
性格も素性も分からない犬が、お試し期間もなく引き受けられた?
そんなに世の中が捨て犬を救うのに熱心なのか。
ホストファミリーなのではない。
「里親」とはっきりAA自身が認めているのだ。

おまけに総括をよく読んでほしい。
ホストファミリーに預けられた犬のほか、
病気療養中の犬も記載されている。
治り次第旅立つとしている以上、
その時点ではAAが治療しているということではあるまいか?
いったい2005年12月28日の活動記録は謎だ。
何頭の犬が、「一」「どこから」引き取り手の元に行ったとするのが正しいのだろう。

保護当日に里親として名乗りを上げた、
世界中の聖人を全部併せ持ったがごとき博愛者が、
最低でも4人も居る。
すばらしいことなのかもしれないが、ぼくには怖すぎる。
その後突っ返されることもなく、
本当に幸せな暮らしを手に入れたのだろうか?

ちょっと実績を誇張しただけなんて思えてきませんか?