ブルセラ症感染犬レスキューに見る気味悪さ2007-03-19

和泉のブルセラに介入しているAAと「また旅」。
この二団体の介入には、薄気味悪いものを感じて仕方がない。
どこが薄気味悪いかというのは、後ほど触れることとして、
先に、「和泉ブルセラレスキュー」が、
僕の目にはどう見えていたかを整理しておく。

WAN LIFEが進めていた和泉の繁殖場への支援が、
大阪府と民間団体を巻き込んだ活動へと変化し、
その病気の性質の悪さを知ったころから、
全頭救出という結論は、
原因となった繁殖場経営者=NAGATA HISAKO氏が責任放棄した以上、
                  ↑「またたび」ブログで公開されていた。
導かれにくいものとなるだろうと思っていた。
WAN LIFEも、資金繰りが困難で、行政の介入を仰ぐしかなかったのであり、
官民共同プロジェクトとはいえ、一事業者の無責任を、
税金からの支出で行うという判断は出しにくいと思っていた。
そんなことをすれば、
たとえば耐震偽装事件による被害者への支援なども要求されたなら、
支援するべきとの意見が出たなら、それに答えなければならなくなる。
もともとは事業主体者が責任を果たすことが本筋であり、
それを行政が保障するなどというルールが作られてしまったら、
この国の税制は崩壊するだろう。
犬を救うという観点のみだけで行政が判断することは難しいのだ。
ただてさえ広まりつつある感染症を蔓延させるような計画も立てにくい。

発端は、無責任な事業者の要請に、犬たちを助けようとして
動物愛護団体WAN LIFEが踏み込んだから起きた。
くだらないとはいわないが、ばかげた理由で起きた混乱とも言える。
悪徳事業者を動物愛護団体が助けに入った、そういう構図にすぎない。
この時点で、莫大な支援金があり、責任を持った飼い主が多数いたならば、
あるいはWAN LIFEの願う、全頭救出への道筋はあったのかもしれない。
ところが、WAN LIFEには大規模レスキューを並行して行えるほどの力がなく、
WAN LIFEをサポートする他団体もいなかったのか、
資金的にも人材でも限界を感じていたらしく、
また、感染症の犬を適切に治療し得ないとの見込みから、
団体としての限界を感じ、大阪府へ支援を要請た。
WAN LIFEは全頭救出の可能性を探ったのだ。
それは英断であったと思う。

金だけ出せと迫ったAAとは違い、病気の性質をも見据え、
安易に犬を希望者に譲渡しなかった姿勢は、信頼できる活動だ。

だが、要請を受け入れた大阪府を中心とした救援本部が結成され、
諸条件を勘案した結果、
陽性犬の殺処分方針を立てたことで状況が一変する。
治療だけでもしてほしいWAN LIFEの思惑が外れ、
WAN LIFE代表が大阪府に犬の譲渡権を譲り渡したという前言を翻し、
WAN LIFE自らも所有権を譲られていなかったというに及び、
ここまでの混乱に発展してきている。
せっかくの良い活動だったものを、
WAN LIFE島田氏は台無しにしてしまう道を選ぶのだ。
それほどの抵抗をするのなら、
どうして「またたび獣医師団」に支援要請をして、
その上で他団体への支援も呼びかけ踏ん張らなかったのだ。
安易にAAを招じ入れさせてしまったため、
「ひろしまドッグパーク」に続き、「和泉ブルセラレスキュー」も、
最低最悪の動物愛護団体の活動に成り下がってしまった。

さて、AAと「またたび」の奇妙なハーモニーはとっても薄気味悪い。
ブルセラに対してのアプローチの時期も、
その主張も一卵性双生児でしかない。
そもそも、AAが完全に自分たちの事業にするまで動いていない。
まるでAAを世間の批判からそらせるのに一役買っているように見えてしまう。

「またたび獣医師団」といいながら、主宰は普通?の人にすぎないし、
林代表どころではない噂をお持ちの怪しくて妖しい佐上夫妻である。
こんなネット情報はいくつかはがせもあるのだろうから、
全部を鵜呑みにするわけではないが、
主宰の旦那は、動物基金の理事らしく、その経歴と併せると、
かなりの事実が含まれていると思わせるのだ。
過激な動物愛護活動やクレーマー、霊感商法など、
本当だとしたら驚くばかりの経歴である。
こんなの信頼していいの?

ブログ上での写真も使いまわしているし、
「またたび」ブログのコメントは検閲している。
http://blog.livedoor.jp/matatabivets/archives/50770624.html#comments
↑のコメント蘭には、僕もコメントしたが見事に無視。
くすのき動物病院の医師の見立てが本当なら、
世界的権威といわれる山口医師の見解を載せたほうが正しい情報になるでしょう。
との趣旨で書き込んだのに、完全無視。
その挙句、紹介のブログ上のデータは訂正される始末。

英文の訳文も、なんだか都合のいいように解釈しているようにも見えるし、
扇動の手法といい、コメント内情報の扱い方といい、
AAが広島で行った手法のまんまに見える。

「やから」的手法が実に多いと思っていたら。。。
ネット上の噂では、クレーマーとしても知られているようだ。
本当なら、とんでもない御仁だ。

僕が調べた範囲での経歴のすごさは、
http://www.ark-angels.info/buru.html
で、まとめられている。眉唾半分でも読んでみるがよい。
検証してみたら否定できないものもあるのだ。

「またたび」のブログ内でも、面白い現象がある。
同じ写真を使いまわしていて、誤解を与えている。
3月16日と同じ写真を2月18日ごろにブログで使っていた。
こんなにひどい管理しかできていないと訴えるのに。
同じ写真が一月の期間を超えて、
救援本部の管理が杜撰だという証拠で使われる。
そのままじゃまずいから、古いほうの記事はなかったことにしてしまう。
で、写真は急遽、2月の記事から削除された。
四知の故事はこういうときに使うのよ。
天知る。地知る。我知る。汝知る。
ひそかな謀計のつもりが筒抜けである。きっと魚拓もあるかもね。
わははははははははははははは
過去記事まで改竄するなんて、どっかで見たやないか。

「またたび」ブログ内コメントの行政への厳しさ、
見習わなあかんなと思う。
「ひろしまドッグぱーく」被害者は紳士淑女が多すぎますわ。

ああ、大脱線してもうた。
支離滅裂になっているよなあ。わしの文章。

犬たちにとっては気の毒やが、疑惑の団体がいる以上
本日の審尋にあたり、大阪府が最強手で対応されることを望みたい。
AAの介入だけはごめんこうむる。
「またたび」もカルト的なので退席願いたい。
山口獣医師も組む相手を考えて欲しい。
せっかくの経歴の汚点になってしまうのではないかなあ。
もっと森も見て欲しい。
木だけ見ていたり、林を見ていたら、
人をも含んだ森への処方としては正しいといえないでしょ。

コメント

_ 富岡操 ― 2007-10-02 11:22

佐上は金が目的です。
富岡操動物基金の収容保護していた犬猫を殺されました。施設売却に伴い、不必要な犬猫の命を闇にほおむりました。副会長の「石川節子」は財団から、預かり料を取りながら、命を闇に抹殺しました。
更に地域の不妊去勢手術の為に、財団からお金を引き出す為に地域の繁殖している
仔猫を預かり、お金を集めて、持ち主には仔猫を返しません。領収証は
発行しません。不妊去勢の獣医師は「山口武雄」です。またたび獣医師団でもあります。神奈川県座間市立野台周辺で起きている、地域情報です。

_ くまねこ@犬の下僕 ― 2007-10-03 09:13

富岡操 さん

故人の名での投稿で驚いています。
まあ、しゃれのようなものと受け取っておきます。

ご指摘の事実があったとしたら、
動物愛護(保護)活動としては問題ですね。
私自身はまだご指摘の事実を目にしていませんので、
にわかには信じがたいです。

本当だとしたら、
またたび獣医団のブログに書かれている
『動物愛護』の精神などなく、
動物は集金手段に使われているだけということになり、
『動物愛護後進国』の理由は、
動物愛護を名乗る人たちにあるということになりますね。

情報収集力がないので、
よろしければ元ソースの出所を教えてください。

もし、お一人だけが訴えておられるのであれば、
誹謗・中小になってしまいかねません。
コメントを非公開にすることも考えましたが、
佐上夫妻の発言趣旨には疑問点も感じていますので、
このまま公開とさせて頂きます。

もしご指摘のことが事実なら、
彼らが退場するか、動物愛護団体に協力をやめるかの2社択一が迫られているとの感想を持ちました。

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