風邪なんか、2008-01-06

心臓を悪くしてから、体調には気をつけている。
それでも掛かってしまうのが風邪…というものなんだろう。
昨日は8度近くまで体温が上がり、下痢の症状が強く出ていた。
頭痛、関節の痛みも相当にあったので、
またぞろ40度近くまで熱が出るかとびくびくものだった。

風邪でふらふらであろうが、台風の最中であろうが、
休めないのは犬の散歩。
昨日今日はほとんど休んでいたのだが、
朝晩の散歩だけは行かねばならない。
しっかり着込んで2頭にひきづられるように散歩に出るのだが、
昨晩はさすがにきつかった。
今朝はかなり楽に行けたし、先ほどはもっと楽に行けた。
それでもめまいのようなものに襲われるし、
風邪を引くと耳の聞こえも落ちるので、不安定な散歩になってしまう。

「そらん」も「はいら」も、昨日、今日は退屈している様子。
休んでいるとそばで寝ているのだけれど、
目を覚ますたび大暴れして困らせてくれる。
それでも思うように遊んでやれないから、
2頭の退屈はますます増幅していく。

早く体調を戻して、一緒に遊んでやらんと家出されてしまうかな。
風邪なんてひきたくないのである。

楊令伝 3 盤紆の章2008-01-06

北方謙三   集英社   1600円

楊令伝 1 玄旗の章    北方謙三
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2007/05/20/1520909
楊令伝 二 辺烽の章   北方謙三
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2007/08/17/1731421

北方歴史小説には、「破軍の星」以来すっかりはまってしまっている。
敗者も勝者もない、ただ敗れていくのみという無常観がいい。
主人公はストイックで理想と現実に惑いながらも、
いつでも信念にまっすぐに向き合おうとしている。
作中で人々は限りなくかっこよく散っていくのだ。
そんな小説など必要がないという人もいるだろう。
だが、この魅力にはまると抜け出すのは難しいだろう。

さて、前巻までで宗をめぐる国内、外交関係が語られた。
揚州を中心とした方臘を盟主とした宗教反乱、
北では金の台頭、遼の弱体。
その背後では梁山泊の生き残りたちが活動を続けている。
宗では童貫を中心に金軍が強化され、
青蓮寺は国体の回復に奔走しつつ、不穏の芽を摘み取るべく動く。

替天行動の旗を託された楊令は金で幻王として戦闘に明け暮れ、
金の軍事的優位を作り出していた。
南の反乱には呉用が、梁山泊で生き残った悲しみを抱えながらも、
替天行動の実現のため、方臘に接近、信頼を得るのに成功する。
しかし、利用しようとしていた方臘に魅せられていく。

岳飛などの新しい登場人物も揃い、
いよいよ楊令が梁山泊総帥として帰ってくる。
大きく情勢が変化する、直前までが本巻だ。

AAあれやこれや2008-01-06

正月くらいアークエンジェルズのことは忘れていようと思った。
が、年末から正月にかけても聞こえてくるのは彼らの不思議ばかり。
いまだに彼らを支持しようとする人たちがいることにも驚きを隠せないが、
林代表・統括の強気にも驚いてしまう。

以前より保護団体を標榜する活動について回っていた黒い噂がある。
支援金・支援品の私的流用は囁かれ続けていながらも、
実体が露になることはなかった。
それが年末にYAHOOオークションの場で明らかとなったようだ。
2チャンネルでのやり取りにいかのようなものがあったとのこと。
http://minamiya.livedoor.biz/archives/51455317.html
みなみやさんのところですがコピペがあるので見て欲しい。
書き込んだ人が、何らかの理由で虚偽を言っているのならともかく、
事実としたら支援品の現金化を計ったものとして捉えられよう。
オークションのページなどを確かめたところ、
濡れ衣だとか陰謀だとかが入り込む余地のない事実のようだ。

一昨年のひろしまドッグぱーくの犬たちの譲渡会の折にも
バリケンやフードの販売がなされていたということもある。
今回出品されたノルバサンシャンプーも、
ひろしまドッグぱーく支援品の一部だったのではないかという疑いがある。

定価20000円程度のものを14000円で売り出す。
そのこと自体を絶対の悪だというのではない。
足りない足りないと言って支援を要請し続け集めた物品を、
アークエンジェルズという名を隠したまま出品し、
現金化を計った点が問題だと思っている。
彼らは支援品の一覧を公表していない。
今回の出品以外にも同様の行為が隠されていないかと疑念を持つ。

そういえば元広島支部長が、アークエンジェルズひろしま撤退後、
保管倉庫にていくつかの物品を、
犬を引き取った人にあげる為といい持ち出ししたという報告もあった。
この団体に群がる人々には、共通して不審な行動がある。

AA以外の保護活動をしている人たちにも、
同様な疑いはかなりな数存在する。
ワンライフにはAAとまたたびが指弾した。
少しばかりの流用があったとしても、
大幅な赤字を抱え込んだ活動であることが前提なのなら、
目を瞑っていて見過ごしたとしてもよいだろう。
しかし、個人ではない団体だと主張するAAの活動としたら、
許される性質のものとは言えないだろう。

このオークション疑惑にAAがどのような回答を見せるのかが注目だ。

シェルターのほうは冬本番の雪のため、
雪かきなどに追われていたらしい。
AAの活動日誌に雪かきをするには不適な格好で働く女性の姿が載せられている。
コートで雪かきするのは無謀ですぞ。
まあ、個人の自由ではあるけれど、
犬の世話をする施設で白くて長いコートを羽織るのは、違和感がある。

シェルターで思い出ししたが、
ここのシェルターにはスタッフやボランティアの犬が、
係留されることもなく敷地内に放されているらしい。
また、病気の発生があるかもしれないシェルターに、
飼い犬を連れてくることを許すという非常識さを顕している。
そもそもいっせいにドッグランで放して自由時間をとっているようだが、
それぞれの個体を掌握している人間が数名付いているのでないのなら、
ドッグランで放してよいのは同一の群れのものに限られよう。
同一の群に属していようと、いったんけんかが発生したら、
分けるのは9容易ではない。
大型犬同士に諍いが発生すれば、2人がかりで分けても怪我をする。
万一レッドゾーンにまで至った場合、どのように制御するつもりか?
シェルター変じて闘技場になりかねないのだが、
どうも楽観視した姿勢が感じ取られて仕方ない。

スタッフなりの犬を施設内に入れていることといい、
ドッグランに一斉に放していることといい、
プロといえるのか。
はなはだ疑問である。

早くもシェルターを中心にすえた活動の論理性が破綻している。
こんなものをシェルターと崇め奉るのは、おかしいぞ。