MICRO MR-6112015-09-27

どうにも時期がはっきりしないのだけれど、
CECのプレイヤーからMICROのプレイヤーに替えている。
働き出してから替えたような気もするし、
それ以前だったのか、どうにも記憶があいまいだ。
MICROだったのは確かで、それをST-930を買うまで使い続けた。
「オーディオの足跡」を見ると、
この機種らしき候補としてMR-611が該当するようだ。

が、この機種は1973年に発売したモデルであり、
1977-9年まで発売していたのか不明だ。
ただ、当時はプレイヤーが
ベルトドライブからダイレクトドライブに置き換わっていた時期なので、
ベルトドライブ・プレイヤーは普及価格帯では淘汰されていた。
だからロングセラーになっていたとしても不思議ではない。
写真を見る限り、また定価などから見ても
このプレイヤーだったのは間違いないように思う。

もう一つ付け加えると、買ったプレイヤーは
MICROのオリジナルではなく、
上新電機モデルだったと覚えている。
確か、カートリッジが純正品と違ったかと思うのだが…。

とにかくプレイヤーが代わったことで、
再生音がしっかりした芯のある音に変わったと感じた、
ただ、このモデルを使いだしたころから
自宅から出、アパートなどを転々としだしたので、
置き方やら、調整やらは、厳密にしきれる状況でなくなり、
性能をフルに引き出せたかは自信がない。

このプレイヤーを使っていたころのカートリッジは
SHURE M44-GとAudio technica AT-150E/aだ。

AT-150E/aは、手元に二つ残っている。
薄らぼんやりとした記憶では、
このカートリッジを使っているうちに、
どんどんとレコードが売れなくなっていき、
それに応じてカートリッジ自体が売れなくなり、
また交換針の需要も落ち込んでいった。
世の常として、絶対に必要なものなのに、
あまり売れないものは高い値がつく。
おかげで、交換針よりカートリッジの在庫を買うほうが安かったという、
笑えない話になってしまったのだ。
AT-150E/aは、製造も販売もすでにされていない。
互換針は入手可能だと聞いたが、4万円ですと。
当時の価格で2万円もしていないカートリッジに、
その額は奢りすぎだと思う。
もったいないけれど処分する。

MR-611はSHURE M44-Gをつけたまま、
CEC ST-930を買った時、知人に譲った。

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