修理の詳細は2018-12-25

DCD1500REが不具合があり修理に出し、
その後は普通に動いている。
何が悪くて、何を修理したのかわからないので、
実は問い合わせをしていた。

結論から言うと、部品の歩留まりの問題なのか、
レーザー・ダイオードが不具合を起こしたということらしい。

なんだ、初期不良に近いやんけ。
と、思うのだが、どうなんだろう。
回答は丁寧だったので、立腹にはつながらなかったが。

「(略)技術的なお話は逆に必要無いという、
お客様のご意見もございますこと、ご理解いただきたく存じます。」

と回答にあったが、
技術的な話を聞いているのではなく、
何が悪くて、どう修理したか、知りたいのある。
トラバース交換とあるだけでは
ずぶの素人にはわからんやろといいたいわけだ。
そもそもトラバースとは何ぞやという人も多いだろう。

回答には
「、トラバースとはCD/SACDピックアップと
スピンドルモーター/ターンテーブル、ピックアップスライド機構が
一式になった部品の総称でございます。」
と記載されているように、
知らない人は知らないと、メーカーもわかっているわけだ。

だから、修理内容を見たときに
何処が不具合を起こし、
その修理をするのにこの部品を交換しましたと
知らせてほしいということなのだ。

治ったからいいだろうではなく、
続けて使用するうえでの参考情報が欲しいのだ。、

「レーザーダイオードの不具合であると推測されます。
レーザーダイオードは、半導体であり温度特性があります。
工場出荷時では温度特性が
適正値であることを確認されて出荷されますが、
何らかの原因により時間経過で
レーザーダイオードの低温時性能に問題が発生したと考えられます。
残念ながら、部品個々のバラつきであるという
ご説明になりますことご容赦いただきたく存じます。」

保証期間が1年と明記されていて、
2年経過しているから修理代金が必要といわれれば、
そこは認めるしかない。
それでも通常の使用環境で部品の不具合があるとしたら、
(消耗部品除く)
そこはメーカーの責がかなりあると思っている。
もう少し最初から親切な対応を心掛けてほしいものだと思う。

アナログ機器だけの時代とは状況が変わっている。
デジタル機器は、素人にとってはブラック・ボックスでしかない。
経年による劣化以外に判断する要素は少ない。
新しい機器に買い替えるべきか、
修理して使うかは、
5年が判断の分かれ目だと考えている。

5年をこえて不具合が出れば買い替えが基本で、
5年以内は修理を基本にしている。
メーカー保証期間は、通常の使用環境であれば、
どのような故障であっても、メーカーの責任であるし、
2.3年まではメーカー側の責任が大きいと思っている。
初期不良なら、無償修理だろうという気になる。
修理が有償になるか、無償になるかは、
それぞれに主張があるので、
絶対に僕の考えが正しいという気はない、
有償もやむを得ないのだろう。

だけれど、やっぱり説明だけはちゃんとしてほしいのである。
世の大半の人もそういうものだと思っていたが、
僕のような人種は少数派にすぎなくなっているのだろうか。

CDプレーヤーなど、生命に危険を及ぼすことのない嗜好品だ。
車などと同列に比較してはいけないのだけれど、
エンジンやトランスミッションに当たるのが
唯一の可動部品といえるピックアップ周辺の部品だ
その動作保証が一年しかされないのは、
メーカーも少々甘えが大きいようにも思う。
そう考える僕が甘いのか。

たかだか2万の修理代金でぼやくなと叱られそうではあるが、
新品で買って15万の代物でしかない。
運が悪かったとあきらめて買い換える裕福さはない。
修理代だって痛い。5年は普通に動いてくれよ。
そういうところからくるボヤキなのである。

SL-P7みたいにななったら、泣くよ。ほんまに。
ナショナル製品は、あれ以来買わない。
デンオンまでそんなことにならないでくれ。
もう故障すんなよと願わずにはいられない。

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