DC1500REの故障かと思っていたけど2020-10-20

DCD1500REを修理依頼して帰ってきたことは前回書いた。
持ち帰り再生したところ、何事もなく再生した。
ところが翌日には症状が所々で出る。
修理センターでは問題がないのにまた症状が出る。
CDプレイヤー以外に原因がある可能性を疑うことにした。

① DACやレコードプレイヤーといった機器をすべて外し再生する。
② 他のCDプレイヤーと入れ替える。

①の結果は同じように症状が出る。
②では程度の差はあるものの症状が出る。

DCD1500REも単体でヘッドフォンのみで聞く。
他のアンプで再生する。
どちらでも問題なく再生できる。
PM16に他のCDプレイヤーをつなぐと異常が出る。
程度の差があるとはいえ、同じような音飛びが発生する。

これまでDP1300mk2でのレコード再生、
DC-DAC10Rでの再生では音飛び症状がなかったので、
アンプに原因があるかというチェックはしていません。
アンプは可動部品がなく故障するという認識が薄かった。
経年変化による内部配線の劣化などで、
異常な発熱や異臭があるなら火災の原因になりえると知っていた。
それらがあるわけではなく正常に動いていると信じ込んでいた。

PM16は25年くらい使っている。
考えてみれば原因になることは疑うべきだった。
DCD1500REの前回の故障があるから、
CDプレイヤー側に問題があるのだと決めつけていた。
おそらくアンプから入力ラインを通してか
あるいはアンプ電源(Cの電力とっている)から
DCD1500に何らかの異常電流が流れ起きていると思われる。

PM16は、まあ気に入った機体です。
当時の中級機の中でもCPに優れものだったと思っています。
今、同等のものを求めるなら、
もしかしたら30万クラスのものに匹敵するのかな。
できれば修理して使いたいところだがが、
全く技術力がないので自己修理する能力はない。
修理依頼を頼めば、保安部品もないだろう。
ちょっとシャレにならない額になるだろう。
なので廃棄し、新しいアンプに買い替えました。
明日届く予定です。

永いことオーディオ機器と付き合ってきたが、
こんな故障に出会うのは初めてです。
たいていの場合は再生機器に問題があった。
アナログならカートリッジ、カセットデッキならヘッドか回転系、
アンプならいわゆるつまみ。(ボリューム・トーン・コントロールとか)
増幅回路のどこかのダイオードが寿命でお陀仏。
アンプの故障なら連続的、継続的に問題が出る。
アンプに原因があるとしか思えないのに、
症状はCDプレイヤーに出る。あら不思議。

DENON修理センターに電話して事の経緯を伝えました。
技術さんとして興味があるならPM16を差し上げたい。
実機で自分の目で確認してみたいとの興味があると思った。
DCD1500を修理にあたった技術さんは時間に余裕がないようだが
マランツの技術さんが実際に見てみたいといった。

状況を説明したが技術さんも、
その30年以上の経験でお目にかかったことがないようなのだ。
一体、何がどうなりこんなことになったのやら。

CDプレイヤーは故あってLINEへ接続していた。
他の端子は試さないままなのだが
そこらも気になるところ。

どちらにせよ何かが起きているのは確かで
今LINEだけで問題が起きているのだとしても、
早晩他の経路に影響出だすと思える。

新調したアンプについては別な機会に。

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