奈落のエレベーター ― 2010-08-05
木下半太 幻冬舎 571円(税別)
「悪夢のエレベーター」の続編となる。
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2008/04/21/3228643
映画「悪夢のエレベーター」が2009年に公開されていて、
ご覧になった人も多いのだろう。
原作そのものが、即商業演劇化可能だと思った。
だから映画にしやすいのだろう。
セットもこじんまりとできるから、低予算で十分。
ほとんど映画は見ないから、どんな仕上がりだったのかと思うが、
たぶん面白くできているんじゃないかと思っている。
本作においても、小説でありながら、
演劇を強く意識しているとしか思えないところは、踏襲される。
だから、映画でも、小説同様、
続編が出来上がったとしても不思議ではない。
どたばたぶりはこっちのほうがより強い。
単純な意味での新鮮さは前作が一歩リードするが、
全体的なドライブ感では、本作が優る。
舞台は前作のマンション。
何とか無事にマンションから出て、いざ逃走という段になって、
新たなトラブルが発生する。
仲間のそれぞれが、関係者の思惑に飲み込まれていき、
前作以上のどたばた劇になる。今回もエレベーターが働いています。
内容については一切触れないのが良識というものだろう。
「悪夢のエレベーター」の続編となる。
http://kumaneko.asablo.jp/blog/2008/04/21/3228643
映画「悪夢のエレベーター」が2009年に公開されていて、
ご覧になった人も多いのだろう。
原作そのものが、即商業演劇化可能だと思った。
だから映画にしやすいのだろう。
セットもこじんまりとできるから、低予算で十分。
ほとんど映画は見ないから、どんな仕上がりだったのかと思うが、
たぶん面白くできているんじゃないかと思っている。
本作においても、小説でありながら、
演劇を強く意識しているとしか思えないところは、踏襲される。
だから、映画でも、小説同様、
続編が出来上がったとしても不思議ではない。
どたばたぶりはこっちのほうがより強い。
単純な意味での新鮮さは前作が一歩リードするが、
全体的なドライブ感では、本作が優る。
舞台は前作のマンション。
何とか無事にマンションから出て、いざ逃走という段になって、
新たなトラブルが発生する。
仲間のそれぞれが、関係者の思惑に飲み込まれていき、
前作以上のどたばた劇になる。今回もエレベーターが働いています。
内容については一切触れないのが良識というものだろう。
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